1973年に少年漫画誌に連載され、今も絶大な人気を誇る永井豪の名作コミック「ドロロンえん魔くん」が、「Droronえん魔くんメーラメラ」としてリメイクされ、TVアニメーションで2011年4月7日から放映されています。
70年代の東京・下町を舞台に、人間界を脅かす妖怪たちを退治するため、地獄から遣わされたえん魔くん、雪子姫、カパエル、シャッポじいたち"妖怪パトロール"が大暴れします。(以上、MBSのホームページの紹介文をもとに加筆)
昭和レトロなギャグ、モノゴトが描かれ、40歳代にはピンポイントで懐かしい場面ばかりです!
例えば、第3炎(話)では、大妖怪怒黒の毒が回り手下と化したちィ子先生との猛攻撃のシーンでめまぐるしいレトロの応酬です。
「エッチ、スケッチ、ワンタッチ」の掛け声でえんま君はちィ子先生に尻で飛ばされます。その後、人間ボーリングのシーンでは「人工衛星飛ーんだ」と言いながらちィ子先生宅の侍女軍団が飛んでいったあと、「女体アタック!」とバレーボールを投げつけると侍女軍団たちが、まるで『アタック№1』のシーンを見ているような画面となりました。そして「ワタシマケマシタワ」と回文が頭に飛んでタンコブをつくってちィ子先生は倒れます。圧巻です。
近日発売される予定のDVDの付属冊子には「日曜研究家」チャンネルの串間努がコラムを書いている予定ですので、放映を見逃したかたやじっくりと細かいレトロ設定をご覧になりたいかたはぜひお求めください。
お色気とダジャレもたっぷりで大人が楽しめるアニメです。
4月から団塊の世代向けのアニメ「テレビまんが昭和物語」も、放映が始まっていますが、こちらは設定が昭和39年となっておりますので、1970年代に子供時代を過ごした世代にはちょっと話が古いかもしれせん。