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    <title>いかす温泉天国</title>
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    <updated>2015-10-27T18:33:00Z</updated>
    <subtitle>地域の表情が色濃く残る共同浴場や、しぶとくひっそりと営業している温泉宿、はたまた時代から取り残されたレジャー温泉施設など、決してガイドブックには載らないであろう施設をご紹介。</subtitle>
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    <title>No.18 浅草に来たなら激シブ温泉を訪ねるべし</title>
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    <published>2015-10-27T18:33:30Z</published>
    <updated>2015-10-27T18:33:00Z</updated>

    <summary> いつの時代も東京観光の定番といえば浅草で、誰しもが二度三度は訪ねたことがあるだ...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="東京都の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<img alt="asakusa2" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/P1020624.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


いつの時代も東京観光の定番といえば浅草で、誰しもが二度三度は訪ねたことがあるだろう。浅草寺、演芸場、花やしきなど、下町情緒と懐かしさを感じさせる街として人気だが、せっかくなら浅草の温泉にも立ち寄ってほしい。


<img alt="asakusa" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/P1020594.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


浅草では歴史の古い蛇骨湯、展望露天風呂のROXまつり湯がよく話題に上る。しかしマニアックなあなたが訪ねるべきは浅草観音温泉だ。建物は蔦に覆われ、看板には「唄と踊りで今日も楽しく」「酒は大関」「男は黙ってサッポロビール」。さっそく強烈なインパクトを放っている。


<img alt="asakusa3" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/P1020598.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


かつての賑わいを物語るがごとく、無数の下足箱。傍らの絵は21世紀の理想郷を描いたのだろうか。懐かしさすら込み上げる館内の先には、もう動かないバンビさん。哀しすぎる。


<img alt="asakusa4" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/P1020604.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="asakusa5" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/P1020610.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


湯船は半円を2つに仕切り、片方には「熱い VERY HOT」とあるが、どちらも大して変わらない。蛇骨湯と同じく黒湯のはずだが、循環ろ過のせいか黒さは抜け、ほぼ無色透明。湯船の底で塩素錠剤をシュワシュワさせるとは潔い。そして人魚を描いた下手くそなタイル絵。


<img alt="asakusa6" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/P1020622.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


唄と踊りで今日も楽しかったのは、いつの時代か。浅草観音温泉が放った一時代の輝きに思いを巡らせてみる。時が止まっているからこそ、年配客には懐かしく、若い客には新鮮に映るはずだ。]]>
        
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    <title>No.17 話題のジャリ風呂、ジャリサウナでうたた寝三昧</title>
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    <published>2015-09-07T20:55:00Z</published>
    <updated>2015-09-07T20:55:03Z</updated>

    <summary>木曽岬温泉がいま話題になっていることをご存知だろうか。看板にそう書いてあるのだか...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="三重県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="泉質自慢" label="泉質自慢" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="鄙び系" label="鄙び系" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[木曽岬温泉がいま話題になっていることをご存知だろうか。看板にそう書いてあるのだから間違いないが、むしろ話題にしているのはB級スポットマニアだけかもしれない。「ゴールデンランド」というイカしたネーミングセンスにして、ジャリ風呂、ジャリサウナのキーワードにも心が躍る。


<img alt="kisosaki02" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_0511.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


木曽岬温泉があるのは、愛知、三重県境の木曽三川デルタ地帯。田園風景を名四国道が分断し、付近に目ぼしい観光スポットは何もない。まともな人なら長島温泉（ナガシマスパーランド）に行くだろうし、すぐ近所には庄助という料理自慢のちゃんとした温泉旅館もある。


<img alt="kisosaki01" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_0504-2.jpg" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


遠くからでも目立つ古ぼけた建物とは対照的に、エントランスの看板だけが歓迎ムードを示している。「いらっしゃいませ」の文字をくぐると、がらーんとした光景が広がり、しかも物音ひとつしない。大宴会場の賑わいなど想像もつかないが、どさ回りの演歌歌手のポスターが貼ってあったりもする。


<img alt="kisosaki03" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_0516.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


浴室は500名収容と贅沢な広さを誇るが、客はまばら。おじいさん達は湯船に浸かるでもなく、床でごろんとしている。お湯は大量にあふれているから、そこかしこが寝湯なのだ。皆さんに倣って寝てみるが、お湯は意外と熱い。そしてふと目をやれば名古屋城（なのだろうか）。さすがだ。


<img alt="kisosaki04" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_0523.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


そして名物ジャリ風呂。その名のごとく床一面には砂利が敷き詰められ、お湯をうっすらと張っている。石を均して寝てみれば背中や腰のつぼ押しが心地よい。砂風呂よろしく埋もれてみるのも良いだろう。苔むした玉石にげんなりするが。ちなみにジャリサウナはこれの室内版で、スチームサウナ感覚だ。


<img alt="kisosaki05" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_0522.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


露天風呂はないが、外気浴の中庭があって、ベンチではおじいさんが寝ていた。ここを訪ねる客は寝る以外にやることはないのか。とくにオモシロハプニングもなかったため、このレポートは結論もなくおしまいにしたい。]]>
        
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    <title>No.16 愛すべきボロサウナの世界＜後編＞</title>
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    <published>2015-08-07T00:50:00Z</published>
    <updated>2015-08-07T00:50:16Z</updated>

    <summary>ボロサウナを巡る旅、第二弾。前回はこちら。 サウナ太洋（横浜市中区長者町） 青江...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="ボロサウナ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/">
        <![CDATA[ボロサウナを巡る旅、第二弾。前回は<a href="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/2015/07/no15.html" target="_self">こちら</a>。


<big><strong>サウナ太洋（横浜市中区長者町）</strong></big>

青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」は言わずと知れた昭和歌謡の大ヒット曲。伊勢佐木町は横浜きっての繁華街だが、直交する長者町はクレイジーケンバンドの「長者町ブルース」で、ダークサイドヨコハマと歌われている。この界隈はビジネス街の関内、ソープ街の福富町、ドヤ街の寿町にも近く、混沌とした横浜の夜を象徴している。

<img alt="sauna_taiyo_1" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/055.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

サウナは至近距離に<a href="http://spa-newjapan-yokohama.jp/" target="_blank">ニュージャパン</a>、<a href="http://www.highland-web.com/sauna.htm" target="_blank">ハイランド</a>、<a href="http://www.city-s.co.jp/newcity/" target="_blank">ニューシティー</a>と激戦区。しかし、目指すはサウナ太洋。横浜といえば大洋ホエールズだが、配慮すべき大人の事情でもあったのか、大洋ではなく太洋。残念ながら今年3月末に閉店したが、相当な年季の入り具合と薄暗さはドン引きレベル。

<img alt="sauna_taiyo_2" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/057.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

バイブラ湯、水風呂、サウナの最低限で勝負とは潔い。がらーんとして落ち着かないが、独りをよいことにサウナ室では横になってみたり。剥離したサウナ室の天井を見上げていると、気分はいっそう沈む。

<img alt="sauna_taiyo_3" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/059.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

サウナ屋の休憩室といえばリクライニングシートが定番だが、ここは2段ベッドがずらりと並ぶ。かっこよく言えば大部屋のドミトリー。しかし、その雰囲気は簡易宿泊所。昼間から寝ている人たちは、何を目的にやって来たのだろうか。

<a href="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN1542.JPG"><img alt="isezakicho" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/assets_c/2015/08/DSCN1542-thumb-480x360-2375.jpg" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" /></a>


<big><strong>サウナ国際（東京都江東区亀戸）</strong></big>

サウナ＝おじさん＝インターネットやらない、という構図なのか、公式サイトを開設していないサウナ屋は多い。情報を求めてグーグルマップを彷徨うが、そこで見つけたボロサウナがこちら。建物こそ立派だが、岩風呂を売りとしているあたり興味深い。

<img alt="sauna_kokusai_1" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_1089.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

国鉄のストライキの時は、足の踏み場がないほど客が詰め掛けたという。閑散とした現状からは想像もつかないし、ひたすら雑誌を読みあさるオジサンはいつになったら風呂場に行くのか。館内着に身を包んだ時点で、もはや「ととのって」しまったのか。サウナに集う客に謎は多い。

<img alt="sauna_kokusai_2" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_1101.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

サウナでは汗をかくだけでなく、惰眠を貪り、そして腹が減ったらメシを食う。メニューを見れば本気度がよくわかる。カップラーメンが堂々と名を連ねている時点で意味不明だが、カレーライスを注文すれば「レトルトだげどいいですか？」と。

 <img alt="sauna_kokusai_3" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_1116-2.jpg" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

休憩室には布団が敷き詰められていた。「国際」の名の由来など、もはやどうでもよい。ここでは誰の目を気にするでもなく、自由に過ごせばよい。それがサウナの魅力。そしてダメなオジサンになっていくのだ。]]>
        
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    <title>No.15 愛すべきボロサウナの世界＜前編＞</title>
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    <published>2015-06-30T19:00:00Z</published>
    <updated>2015-08-07T00:52:15Z</updated>

    <summary>ここ数年のブームによって、サウナを楽しむ若者が増えているようだ。あちこちのスーパ...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <![CDATA[ここ数年のブームによって、サウナを楽しむ若者が増えているようだ。あちこちのスーパー銭湯でロウリュ（熱気浴）が開催され、愛好家を総称して「サウナー」なる言葉も生まれた。ひたすらに汗をかき、水風呂で身体を冷やし、「ととのった」という一連の流れが、サウナーの楽しみ方。

<img alt="sauna_intro1" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_1099.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

しかし、スーパー銭湯や健康ランドのように、営業形態として「サウナ」の看板を掲げている店もあり、話はややこしくなる。サウナをメインに据えながらも、湯船もあるし、食事処だってある。仮眠室もあるから、昼はサボり場として、夜は終電を逃したときの宿代わり。ひたすら汗をかき、酒を飲み、ぐうたら過ごす。オジサン憩いの場だ。

<img alt="sauna_intro2" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/061.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

サウナの看板を掲げる店には、サウナブームがいまだ訪れず、若者の姿を見ることはない。むしろ寄せ付けない雰囲気があるのかもしれない。場末の立地、色あせた電飾看板、決して安くはない入浴料金。今回は世間に名だたるボロサウナ3軒をご紹介し、真の魅力をお伝えしていきたい。

<img alt="sauna_intro3" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_1128.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />




<strong><big>カプセルインサウナ東京（さいたま市大宮区仲町）</big></strong>

大宮にありながら図々しくも東京を名乗る、このサウナ。キャバクラと風俗の客引きの多い、南銀座通りの老舗だ。残念ながら今年2月末に閉店してしまったが、物々しく、強烈な個性を放っていた。貼り紙だらけの館内で一際目を惹く文句は、「暴力行為、蛮声、怒鳴り合い、固く禁じます」。これでお分かりだろう。この店のやばい雰囲気を。

<img alt="sauna_tokyo_2" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_1125.JPG" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

休憩室のほかに映画室もあったが、その内容といえばポルノかヤクザ。映写機の故障により、残念ながら一度も見れずじまい。スナックコーナーにはホッピーで酔っ払うオッサンの姿がちらほら。大賑わいする時代もあったのだろう、館内は無駄に広く、しかし薄暗い。

<img alt="sauna_tokyo_3" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/IMG_0802.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

看板にサウナを名乗っていても、風呂があるのは当たり前。入浴剤はグリーン森林浴だが、排水のドブ臭さが鼻をつく。サウナ室の温度計は灼熱の96℃を指す。この店はサウナ室も休憩室も、すべてチャンネルはテレビ東京。なぜなら「サウナ東京」だから。

<img alt="sauna_tokyo_1" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/002.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />]]>
        
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    <title>No.14 唄って踊って楽しいひとときを</title>
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    <published>2013-01-23T18:13:00Z</published>
    <updated>2013-01-23T18:15:28Z</updated>

    <summary>地元神奈川県の温泉や銭湯はほぼ網羅したし、東京都心部は車で行くには不便。そうした...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="埼玉県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[地元神奈川県の温泉や銭湯はほぼ網羅したし、東京都心部は車で行くには不便。そうしたら狙いは埼玉県だ。♪知らない街を歩いてみたい～のメロディーに誘われて訪ねたのは、埼玉県のど真ん中に位置する小川町。ここに抜群の昭和テイストをいまもなお留める、素敵な施設を発見してしまった。その名も「小川ラドンセンター」。


<img alt="ogawa_radon.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon.JPG" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


佇まいそのものは田舎のビジネス旅館だが、昼間は日帰り入浴も受け付けている。到着したのはオープンの10時からしばらく経った頃。しかし、どういうわけか「まだお湯が沸いていない」と言う。いくつものマイナー施設を訪ねた経験からして、このような事態は特段珍しいことではない。しかし、そのあとのご主人の一言は、
「おれなんかは温いほうが好きなんだけど」


<img alt="ogawa_radon_2.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon_2.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="ogawa_radon_3.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon_3.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


ご主人に案内されて浴室へ。お湯は体温よりも冷たく感じたが、思わず「ちょうどいい具合っす」などと口走ってしまった。適当に話を合わせてしまう癖を今年こそは直したい。


<img alt="ogawa_radon_4.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon_4.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


シャワーで身体を温めようとするが、これも冷たく、あきらめて湯船につかる。大きな岩風呂にはお湯の出口が1か所しかなく、そこから熱湯が出てくるものの、湯船全体を温めるにはかなりの時間を要した。うたた寝を決め込もうかと思ったが、それよりもまずお湯に浮いた虫や垢を洗面器ですくっては捨てて......の繰り返し。薄暗い室内ゆえ日差しがまぶしい。


<img alt="ogawa_radon_5.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon_5.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


窓の外は雑然とした空き地で、サウナは物置と化し、浴室内の一部には板が打ち付けられていた。インターネットの情報では露天岩風呂や洞窟風呂もあるようだが、開放しているのは夏期のみ。そして、井戸水を汲み上げているとのことだが、水質は温泉に該当せず、肝心の「ラドン温泉」については何らの説明もなかった。


<img alt="ogawa_radon_8.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon_8.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


風呂から上がると、大広間からカラオケの歌声が聞こえてきた。廊下にずらりと飾られた写真は、ここで行われたカラオケ大会の記念。そのなかには狩人や大木凡人といった懐かしの顔も。テレビ埼玉の素人のど自慢番組の収録もたびたび行われているようだ。


<img alt="ogawa_radon_6.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon_6.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


しかも、ここのご主人（社長）はカラオケ指導員の資格を持っており、大広間はまさにカラオケ教室と化していた。生徒（客）は3名。1曲歌うごとに、社長が節回しや発声方法などを指導する。しばらくして客2名は帰っていったが、風呂にも入らずカラオケだけとは......。そんな光景をひとしきり眺めていたが、傍観者としての居心地の悪さは否めない。あと10年20年と歳を重ねれば、自分もあのステージに立てるようになれるだろうか。


<img alt="ogawa_radon_7.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/ogawa_radon_7.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


平成も20年をとっくに過ぎたというのに、ひと昔前の「ラドンセンター」を名乗っているのは立派だが、カラオケを軸とした娯楽路線にも一切のブレがない。時代とのピントにズレを生じていないか、それは二の次として。<a href="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/2011/08/no04.html" target="_blank" title="">百穴温泉春奈</a>の吉見町、<a href="http://blog.livedoor.jp/tabinozasshi/archives/51695809.html" target="_blank" title="">平成楼</a>の嵐山町、ラドンセンターの小川町はいずれも比企郡に属すが、ダサイタマ（失礼！）を満喫するならぜひとも訪ねていただきたい。


<strong><a href="http://www9.ocn.ne.jp/~bunnji/" target="_blank" title="">小川ラドンセンター</a></strong>
住所／埼玉県比企郡小川町小川529-2　［<a href="http://goo.gl/maps/Qoew5" target="_blank" title="">地図</a>］
電話／0493-72-3350
交通／東武東上線・ＪＲ八高線小川町駅より徒歩15分
　　　　 国道254号線「小川小学校」向かい
料金／大人800円、小人500円
時間／10:00～18:00、毎週月曜日定休]]>
        
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    <title>No.13 毒を以って毒を制す!?下諏訪の信玄隠し湯へ</title>
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    <published>2012-10-06T14:30:00Z</published>
    <updated>2012-10-06T14:30:52Z</updated>

    <summary>「掘れば湧く」と言われるほど温泉に恵まれた諏訪湖畔。上諏訪と下諏訪の2つのエリア...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/">
        <![CDATA[「掘れば湧く」と言われるほど温泉に恵まれた諏訪湖畔。上諏訪と下諏訪の2つのエリアに分かれており、観光ホテルの建ち並ぶ上諏訪に対して、下諏訪の魅力は宿場町の面影と共同浴場の湯めぐり。温泉好きにとって「超」が付くほどメジャーだが、下諏訪の町から足を伸ばせば毒沢鉱泉。小高い山中に3軒の宿が点在している。


<img alt="DSCN5282.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5282.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />宮乃湯

<img alt="DSCN5258.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5258.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />沢乃湯

<img alt="DSCN5280.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5280.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />神乃湯


毒沢とは物騒な名前だが、字のごとく毒にも似た個性的な泉質が特徴で、古くは信玄の隠し湯とされていた。宿は手前から宮乃湯、沢乃湯、神乃湯といい、そのなかでも神乃湯は「秘湯を守る会」にも名をつらねる人気の宿。宮乃湯は大正12年創業の老舗で、秩父宮殿下もご休息なさったとか。


<img alt="DSCN5259.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5259.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


そこにきて沢乃湯の、言葉は悪いが脱力感ある外観。目隠しするかのように玄関先を覆う手書きのポスター。温泉水を使用して作った「沢乃湯ジェル」を一押しで売りたいようだ。神乃湯の駐車場はわりと混雑していたというのに、沢乃湯の場合はどこに置いたらよいか迷うほど、見事に誰も訪れてはいなかった。


<img alt="DSCN5260.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5260.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN5261.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5261.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


宿泊営業はとっくにやめたらしく、いまは日帰り入浴を専業としているようだ。もはや役目を終えたと言わんばかりに、くたびれたガイドブックがロビーに置いてあった。調度品も年季が入っているが、すさまじいのは浴室であった。


<img alt="DSCN5277.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5277.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


長年の歴史が壁や床を変色させ、より一層のひなびた印象を放っている。たいていの人は入浴をためらってしまうかもしれないが、これを嬉々とするのが温泉マニア。酸化して茶色に濁ったお湯がたまらない。源泉を口に含んでみると、びっくりするほど不味く、舌にびりびり感が残る。毒沢とはよく言ったものだ。


<img alt="DSCN5279.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5279.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


客室の一部は休憩室として開放されている。急須にお茶っ葉を入れて...は面倒なので、ミネラルウォーターを開ける。ぬるめのお湯にたっぷりとつかった後だけにごくごくといきたかったが、この水もまた毒沢鉱泉を使用したものだった。良薬口に苦しとはまさにこのことか。


<img alt="DSCN5263.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN5263.JPG" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


毒沢鉱泉の3軒のなかでは最も地元客率が高いものと思うが、この湯をすがって遠方から訪ねる客もいることだろう。素朴な温泉にこそ神秘が宿る。そんな気がする。


<strong>沢乃湯</strong>
源泉／毒沢鉱泉（含鉄(Ⅱ)－アルミニウム－硫酸塩泉）
住所／長野県諏訪郡下諏訪町星が丘7075　［<a href="http://goo.gl/maps/Tj5Pu" target="_blank">地図</a>］
電話／0266-27-2670
交通／ＪＲ中央本線下諏訪駅より約2.8km
料金／大人500円（中学生以上）、小人250円
時間／10:00～19:00（休憩室の利用は16:00まで）]]>
        
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    <title>No.12 温泉マニア感涙。赤城山麓の個性派旅館</title>
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    <published>2012-09-02T11:30:00Z</published>
    <updated>2012-09-02T11:31:54Z</updated>

    <summary>赤城山は榛名山、妙義山と並んで上毛三山のひとつ。上州名物といえば空っ風だが、これ...</summary>
    <author>
        <name>シダトモヒロ</name>
        
    </author>
    
        <category term="群馬県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="泉質自慢" label="泉質自慢" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="老舗の風格" label="老舗の風格" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="鄙び系" label="鄙び系" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/">
        <![CDATA[赤城山は榛名山、妙義山と並んで上毛三山のひとつ。上州名物といえば空っ風だが、これは赤城山から吹き下ろす北風のことで、「赤城颪」とも言うそうだ。しかし、夏を迎えようとするこの日は、赤城山を峠を上るにつれ霧がひどくなってきた。そして、今回の目的地「御宿総本家」に到着したときは、あたり一面濃霧に包まれていた。


<img alt="DSCN8447.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8447.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


赤城温泉郷は赤城山南麓に点在する宿の総称で、その中でも御宿総本家の創業はひときわ古く、元禄2年（1689）だという。現地からは老舗の風格はまったく感じられないが、まず気になったのは「Many Interesting Objects are Displayed in our Ryokan. SOUHONKE」の文字。ここを訪ねる外国人はよほどの旅行通だと思うが。


<img alt="DSCN8485.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8485.JPG" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


玄関をくぐるとフロントマンが出迎えてくれた。内風呂は1階、露天風呂は3階にあるという。廊下には古今東西の雑貨が並んでいるが、それらに趣味の統一感はなく、お世辞にも高価な品には見えない。それはさておき、内風呂はすごかった。


<img alt="DSCN8458.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8458.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


無色透明の源泉は酸化して緑色に、さらに時間が経つと黄緑色に変わっていくそうだ。固化した成分が床一面に波紋を作り、湯船のふちでは滑らかに堆積している。鍾乳洞のメカニズムと同じで、自然の神秘、長い年月の賜物だと言えよう。宿は傾斜地にあるため片側の壁は天然の崖を利用しており、苔むした感じもたまらない。かつては女湯との間に窓を設けていたのだろうか。そこには古びた温泉分析書が置いてあった。


<img alt="DSCN8470.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8470.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8469.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8469.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


露天風呂は崖のギリギリにあって、いくら待てども霧は晴れず。景色は最悪だが、温泉マニアの楽しみはむしろ崖下にあった。湯船からあふれ出たお湯は崖下に捨てているが、そこだけ一切の植物が生えず、緑や茶に変色していた。湯量は毎日30トン。古くより｢赤城山に霊泉あり、傷病の禽獣集まる｣と言われ、「上州の薬湯」として知られているという。


<img alt="DSCN8479.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8479.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8482.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8482.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


館内の様子は以下の通り。旅行に非日常を求める人には打ってつけの空間だ。


<img alt="DSCN8486.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8486.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8475.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8475.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8476.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8476.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


泉質自慢にして記憶に残る宿。赤城山は登山やドライブなど観光スポットとして、古い人なら国定忠治の物語で有名だが、さらに南麓には地元で知られた「釣堀銀座」がある。群馬県には草津、伊香保、万座など名の知られた温泉は多いが、それらに対してここは秘湯感たっぷり。最近編入されたとはいえ、いちおう群馬県の県庁所在地、前橋市の一部である。


<strong><a href="http://souhonke.info/" target="_blank">赤城温泉御宿総本家</a></strong>
源泉／赤城温泉（カルシウム・マグネシウム・ナトリウム－炭酸水素塩泉）
住所／群馬県前橋市苗ケ島町2034　［<a href="http://goo.gl/maps/g3x00" target="_blank" title="">地図</a>］
電話／027-283-3012
交通／国道353号線「三夜沢町」交差点より県道16号線で約6.4km
　　　　 （ＪＲ両毛線前橋駅より約24km）
料金／500円
時間／8:00～21:00（要確認）]]>
        
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    <title>No.11 科学では証明できないピラミッド温泉パワー</title>
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    <published>2012-08-13T06:30:00Z</published>
    <updated>2012-08-13T06:30:11Z</updated>

    <summary>栃木放送の企画で毎年「湯めぐりスタンプラリー」が行われている。そのパンフレットの...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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    <category term="まともな施設" label="まともな施設" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="理解しがたい" label="理解しがたい" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/">
        <![CDATA[栃木放送の企画で毎年「湯めぐりスタンプラリー」が行われている。そのパンフレットの中で気になる存在といえばピラミッド元氣温泉だ。ほかの施設とは明らかに一線を画す色物系。お宝発見に興奮したが、訪問までに2年も経ってしまった。


<img alt="DSCN8014.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8014.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


塩原温泉郷の玄関口、西那須野塩原インターからひとっ走りの距離。砂漠ならぬ原野の先に現れたピラミッドは黄金色に輝き、正面にはスフィンクスも鎮座している。学生時代に訪れたエジプトでは巨大な姿と悠久の歴史、らくだ引きのしつこさに圧倒されたが、当然ながらそれらと全くもって対照的。


<img alt="DSCN8011.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8011.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8013.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8013.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


館内にはなぜか奇石や奇木が数多く展示されており、聞けば館長のコレクションだという。中国の専門業者より買い付けており、いかに珍しいものかを後でさんざん聞かされたが、ピラミッドとの関係性は聞けずじまい。食事処やゲームコーナーもあるので施設としては充実しているが、平日のせいか片手で数えられるほどの客しかいない。土日の様子や宿泊の稼働率はわからないが、多くは興味本位の客だろう。


<img alt="DSCN8016.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8016.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8019.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8019.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8023.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8023.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


ピラミッドの内部に浴室があるため壁面は傾斜しており、ガラス張りで明るい日差しが入ってくる。うっすら茶色がかった温泉で、広々とした湯船から大量にあふれていた。男女を隔てる壁には「氣柱」と名付けられた柱が立ち、その柱を通じてピラミッドパワーが湯に溶け込んでいるという。露天風呂は木でつくった素朴なものだが、壁に目をやればアニメチックなイラストが。ところどころの統一感のなさには目をつぶるべきなのか。お湯が霧雨のように降り注ぐミストサウナは独自開発だというが、特別珍しいものではなかったことを付け加えておきたい。


<img alt="DSCN8024.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8024.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN8025.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8025.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


ピラミッドの頂点部、つまり2階は瞑想室になっている。利用には別途840円かかるが、今回は館長の案内で特別に見せてもらった。階段は最後の一段だけ蹴上の高さが異なり、不意につまづいた感覚となったが、館長いわく「最後まで気を抜くな」。下りるときには「始めの一歩が肝心」とのこと。思わぬ人生教訓がここにあった。


<img alt="DSCN8029.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN8029.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


このピラミッドはクフ王のピラミッドを1/10に再現したもので、瞑想室の中央に置かれた水晶は玄室だという。磁北からの太陽の光が集まって「氣」を生み出し、水晶の真下に位置する柱に送られるのだ、と。「お湯がまろやかな感じがしたでしょ？」との問いには素直に頷くしかなかった。「水晶の前で力を抜いて立っていると、手がピリピリしたり、足裏が暖かくなったりする人もいる」「音楽を流すと5～6分でみんな寝てしまう」。これも氣のパワーで、ひいては宇宙のパワーだと館長は力説する。


<img alt="pyramid-onsen.jpg" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/pyramid-onsen.jpg" width="400" height="568" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


話好きな館長のこと、科学持論は止まることを知らない。館長自身は携帯電話などに使われているチップの研究開発に長年携わり、勲章も授かったという。しかし科学が人間社会に及ぼす悪影響を憂慮し、60歳を機に自然環境と共存すべく建設したのがピラミッド温泉なのだ、と。そして科学で証明できない「超科学」現象もこの世には存在し、ピラミッドパワーもそのひとつだと言う。難しすぎて常人には理解しがたいが、館長の話に説得力がありすぎて、ただただ頷くしかなかった。


<strong><a href="http://www.pyramid-onsen.com/" target="_blank" title="ピラミッド元氣温泉">ピラミッド元氣温泉</a></strong>
源泉／塩原温泉（源泉名：ピラミス温泉、単純温泉）
住所／栃木県那須塩原市接骨木493-3
電話／0287-35-4141
交通／東北自動車道西那須野塩原ＩＣより約4.5km
　　　　 ＪＲ宇都宮線西那須野駅よりバス「千本松」
料金／（平日）大人400円、中人300円、幼児100円
　　　　 （休日）大人600円、中人400円、幼児100円
　　　　 （水曜午前中）大人350円、中人250円、幼児100円
時間／10:00～21:00、年中無休]]>
        
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    <title>No.10 昭和レトロか時代遅れか。熱海が誇る福島屋旅館</title>
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    <published>2012-07-30T14:37:00Z</published>
    <updated>2012-07-30T14:37:08Z</updated>

    <summary>歓楽温泉街として賑わった熱海も、平成に入ると寂れっぷりばかりが話題となった。栄枯...</summary>
    <author>
        <name>シダトモヒロ</name>
        
    </author>
    
        <category term="静岡県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="鄙び系" label="鄙び系" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/">
        <![CDATA[歓楽温泉街として賑わった熱海も、平成に入ると寂れっぷりばかりが話題となった。栄枯盛衰とでも言えばよいか。団体客頼みの大型ホテルは相次いで廃業し、やがて安価な宿泊料金をうたうホテルチェーンへと姿を変え、あるいはその跡地にリゾートマンションが建設された。「安近短」が定着し、「古豪復活」の兆しを見せているのは最近のこと。とくに夏場はサンビーチでの海水浴、ほぼ毎週末の花火大会は抜群の人気を誇る。


<img alt="atami-beach.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN6182.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


そんな熱海において、時代の趨勢などどこ吹く風とばかりに、ひときわ個性を放つのが福島屋旅館だ。「昭和レトロ」とはつくづく便利な言葉だと思うが、この宿は昭和30年代でしっかりと時を止めている。「新婚旅行のメッカ」としてアベックの憧れをさらった時代だが、その世代の客にとっては懐かしさを感じるはず。昔ながらの温泉宿の風情をあえて残しているのか、それとも取り残されているのか。


<img alt="atami-fukushimaya1.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/atami-fukushimaya1.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="atami-fukushimaya2.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/atami-fukushimaya2.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


何度か訪ねているが、とある日は帳場でおばちゃんが昼食の真っ最中。貴重品を預かってくれるというが、袋に入れたりするわけではなく、そのままどこかに仕舞い入れるだけ。建物はとにかく年季が入っているので、歩くたびに床がみしみしと鳴る。すぐ突き当たりが浴室なので館内を見渡す暇もないが、わずかばかりのロビーで四方山話に花を咲かせているのは常連さんか。皆それなりに年季を重ねている。


<img alt="atami-fukushimaya4.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/atami-fukushimaya4.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


脱衣所は裸電球1つの、まさにセピア色の空間。流しの鏡は曇りすぎて用をなさず、「水をとめて下さい」とマジックで直に注意書きがなされている。使い込まれたベンチや扇風機、「男子浴室」の札がいい味を醸し出している。


<img alt="atami-fukushimaya3.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/atami-fukushimaya3.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


浴室には大小2つの湯船があるものの、お湯を張っているのは大きい方だけ。意外と深めで、身を沈めると贅沢にあふれていく。常連さんは「本物の温泉だ」「泉質がいちばんいい」と我が物のようにべた褒めする。ホテルの大浴場のように源泉に手を加えることをせず、泉質そのままを堪能できる点は熱海で希少か。洗い場にシャワーは無く、たらいにお湯を溜め、手桶ですくって流すのが福島屋の流儀だ。昭和の頃から変わらぬやり方なのだろう。あぐらをかいて背中を流す老人の姿に古き熱海の幻影を見た。


<img alt="atami-fukushimaya5.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/atami-fukushimaya5.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


インターネットの口コミで評判を呼んでいたが、遂に<a href="http://www.atamispa.jp/" target="_blank">公式ホームページ</a>が公開となった。ハイテク化でさらなる客を呼び込むつもりだろうか。驚くべきは、百余年の歴史を持つ老舗だということ。そんな風格は微塵にも感じさせないが、いつの時代も変わらず庶民派であることに敬意を表したい。


<strong><a href="http://www.atamispa.jp/" target="_blank">福島屋旅館</a></strong>
源泉／熱海温泉（ナトリウム・カルシウム－塩化物泉）
住所／熱海市銀座町14-24
電話／0557-81-2105
交通／ＪＲ東海道本線熱海駅より徒歩11分
料金／大人400円、小学生200円、幼児100円
時間／11:00～19:00、無休]]>
        
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    <title>No.09 龍神様に祈りを。桜島のパワースポット温泉</title>
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    <published>2012-06-24T01:06:54Z</published>
    <updated>2012-06-24T01:38:02Z</updated>

    <summary>前回は成田山霊観不動教会の永和温泉みそぎの湯を紹介したが、今回は白装束を身にまと...</summary>
    <author>
        <name>シダトモヒロ</name>
        
    </author>
    
        <category term="鹿児島県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[前回は成田山霊観不動教会の永和温泉みそぎの湯を紹介したが、今回は白装束を身にまとって入浴する温泉。その名は「ふるさと観光ホテル」といい、鹿児島市の桜島にある。噴煙立ち昇る御岳の南に位置し、外観もスタッフの対応も当然ながらホテルらしくあり、どこにも宗教的要素は見当たらない。しかし海辺の露天風呂には龍神が棲むとされる巨木があり、その根っこには観音菩薩像が祀られている。神聖なるこの温泉、最近ではパワースポットとしてもてはやされているらしい。


<img alt="DSCN2164.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN2164.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


斜行エレベーターで露天風呂へ。フロントで手渡された白装束は背中に「南無観世音大菩薩」の文字。混浴とはいえ浮ついた気持ちはご法度だ。鳥居をくぐると注連縄を張り巡らせた御神木の堂々たる姿。樹齢200年を超えるという。


<img alt="DSCN2167.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN2167.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN2168.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN2168.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


「この巨木には強い龍神が棲む」「（龍神曰く）われを祀れば力を貸す」と言ったのは、薩摩長谷寺の住職妙光上人。遠き日の伝説かと思えば、昭和60年と最近のことでちょっと拍子抜け。しかし、これまでに紹介した「稲龍大観音」の<a href="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/2012/05/no07.html">星山温泉稲龍神山スポーツランド</a>、「霊観不動明王」の<a href="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/2012/06/no08.html">永和温泉みそぎの湯</a>とは、聖域としての尊さ、壮大なさまは比べるまでもなく。そもそも古里温泉が発見されたのは宝暦5年（1755）4月8日。そう、お釈迦様の誕生日なのだ。「仏の湯」として親しまれ、かつては湯治客も訪れたという。


<img alt="DSCN2165-2.jpg" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN2165-2.jpg" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


あらためて露天風呂を見渡す。目の前には錦江湾の広大な海が広がり、この開放感もなかなか得られない経験だ。日帰りの入浴客でも露天風呂のほか、内湯大浴場、温泉プールを利用可能だがここでは割愛。すべてを満喫しても大人1,050円とは、さすが温泉天国鹿児島県。懐の深さを感じずにはいられない。


<strong>ふるさと観光ホテル</strong>
源泉／古里温泉（ナトリウム－塩化物泉）
住所／鹿児島市古里町1076-1
電話／099-221-3111
交通／桜島港より無料シャトルバスで約15分
料金／大人1,050円、小学生740円、4歳～小学生未満530円、3歳以下320円
時間／8:00～18:00
　　　　※清掃日（基本は月・木曜日）の場合は変更あり]]>
        
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    <title>No.08 愛知の西でみそぎの入浴</title>
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    <published>2012-06-14T13:32:12Z</published>
    <updated>2012-06-14T13:51:48Z</updated>

    <summary>愛知県の北西部、その名もズバリ愛西市にはちょっと変わった温泉がある。永和温泉みそ...</summary>
    <author>
        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="愛知県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <category term="宗教施設" label="宗教施設" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[愛知県の北西部、その名もズバリ愛西市にはちょっと変わった温泉がある。永和温泉みそぎの湯といい、成田山霊観不動教会の信者専用の施設だ。「沐浴」という言葉があるように、宗教と入浴は密接な関係があり、日本の入浴文化も源流をたどれば寺院の施浴にあると言われている。ここ永和温泉は信者のみそぎが表看板だが、一般客にも開放しており、むしろそちらが殆どのようだ。インターネットで調べてみても温泉のレポートは数あれど、宗教団体としての情報はひとつも見当たらない。謎めいた施設なのである。


<img alt="DSCN4282.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4282.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-none" style="" />

<img alt="DSCN4280.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4280.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-none" style="" />


田園風景の中の住宅地に永和温泉はあった。お堂というべきなのか宗教施設自体はこじんまりとしたもので、白装束というより単に白の長袖ポロシャツにスラックス、首から袈裟を下げたマネキンがお出迎え。センサーによって来客、もとい拝観を告げるインターホンが鳴り渡り、しばらくして隣の雑貨屋からおじさんがやってきた。ひと通り聞かされた説明はすっかり忘れてしまったが、みそぎ料として200円を賽銭箱ではなく、その上の紙箱に置いてください、と。そして御本尊の霊観不動明王にお祈りしてください、と。先週は福岡から温泉目当ての客がやって来たとか、おじさんは話し足りなそうだったが、きりのいいところでお風呂へ。宗教に勧誘されることはなかった。


<img alt="DSCN4242.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4242.JPG" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


お堂の裏手に浴室があり、そのつくりは簡素そのもの。角材で柱を立て、屋根と壁は波板、湯船と床はコンクリートの仕上げ。「ここの板（ビニール）をこわした人は入湯禁止」は当たり前だが、「湯をさわった人（H19/10/6に抜いた人）は入湯禁止」は笑えない。ほかに注意事項としては「てい髪、散髪禁止」の一文も。さすがにこれは事前に済ませておくべきみそぎだろう。


<img alt="DSCN4249.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4249.JPG" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


先客としておじさん3人が湯につかっていたが、聞けば毎日通う常連さん。
「会員になると100円で入れるんだでー」
「ここの温泉はたれ流しだでー。ほかんとこみたいにケチケチしとらんがね」
「兄ちゃん、昼間っから風呂に入って、水商売か？」
名古屋出身の知り合いに後日この話をしたら、愛知県民は自動車関連か公務員がステータスだと思っているらしく、平日休みイコール水商売という発想ではないか、とのこと。どこから来たのか？インターネットを見て来たのか？など、いろいろ質問を浴びせてくるが、おじさんたちの話す言葉は訛りがきつく、申し訳ないがよく聞き取れない。
「わしらが喋る言葉こそ標準語だがやー」


<img alt="DSCN4274.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4274.JPG" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


永和温泉は40年ほど前から営業しており、当時から雰囲気は変わらないという。近隣には長島温泉や尾張温泉といった大型レジャー施設もあるが、おじさんたちいわく「えりゃー高い」そうで、「毎日通うならここの温泉がいちばんだ！」とのこと。ちなみにおじさんたちは信者ではないそうだ。


<strong>永和温泉みそぎの湯</strong>
源泉／永和温泉（ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉）
住所／愛知県愛西市大井町浦田面686
電話／0567-31-0146
交通／ＪＲ関西本線永和駅より徒歩20分
　　　　東名阪自動車道弥富ICより約3.6km
料金／200円
時間／7:00～21:30]]>
        
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    <title>No.07 星山温泉。ここは湘南葉山のユートピア</title>
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    <published>2012-05-12T14:23:00Z</published>
    <updated>2012-09-02T11:40:42Z</updated>

    <summary>横浜や湘南だけが神奈川県じゃない。本当はダサいんだ、と田舎者代表として日々訴えて...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="神奈川県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="マニアック" label="マニアック" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="理解しがたい" label="理解しがたい" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="鉱泉" label="鉱泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/">
        <![CDATA[横浜や湘南だけが神奈川県じゃない。本当はダサいんだ、と田舎者代表として日々訴えているのだが、今日ご紹介するのはその極めつけ。御用邸やヨットハーバーで有名な湘南葉山の星山温泉、その名を「稲龍神山スポーツランド」という。山に囲まれた集落の外れのさらに外れ。たどり着いた先はご覧の有り様。


<img alt="DSCN4667.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4667.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


廃材の山とバラック小屋がいくつか。スポーツランドのスの字もない。これで客を迎えるなど信じがたいが、ここを訪れる客は寛容というか、むしろこの状態であることを望んでいるのだ。


<img alt="DSCN4655.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4655.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


40年ほど前はアスレチック遊具がいくつかあったそうだが、転機は平成元年。井戸を掘ったら鉱泉だった、と。先代であるお父様の強い確証だというから、もはや御神託にも似た奇跡とでも言うべきか。いつしか温泉施設が本業となり、そして浴室はこれで一応の完成形。


<img alt="DSCN4627.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4627.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


ステンレスのバスタブとサイケデリックな絵が放つ強烈なインパクト。壁一枚隔てた向こう側で薪を燃やしており、しばらくすると我慢比べの熱湯になる。しかもマンツーマン体制なので、ほかに客が来たら待たせておくという、現代社会においてはなかなか珍しい非効率性。


<img alt="DSCN4636.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4636.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN4632.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4632.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


浴室以外に大小の休憩室がある。
「もうけさす人に油断は禁もつだ　あとに思はぬ穴があるぞえ」
「身は主人医師や薬は使い人　己が病は己が心で」
「まっすぐに行けば迷はぬ人の道　横筋かいに行きてたづねる」
など、外壁にはありがたいお言葉が並ぶ。


<img alt="DSCN4657.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4657.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


大勢集まってここで宴会したら楽しそうだが、最大の欠点といえば、皆が風呂に入るまでに時間がかかりすぎるということか。


<img alt="DSCN4649-2.jpg" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4649-2.jpg" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


もうひとつの建物は、客が日曜大工で建てたという。つまり何でもありなのだ。


<img alt="DSCN4646.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4646.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN4651-2.jpg" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4651-2.jpg" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


これからだんだんと進化するかもしれないし、長年の積み重ねがこの状態なのでたぶん何も変わらないだろうし。そもそも世間がバブルで浮かれているさなかに、当時の世相と逆行するような手作り感、自然との調和を（意図していないだろうが）生み出したことに敬意を表したい。


<img alt="DSCN4610.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4610.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN4611.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4611.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

<img alt="DSCN4612.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4612.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

集落の外れにある倉庫と思しき建物とお稲荷さん。


<img alt="DSCN4617.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN4617.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />

稲龍神山スポーツランドへの進入路。車高の低い車には厳しい。


<strong>稲龍神山スポーツランド</strong>
源泉／星山温泉（泉質は不明）
住所／三浦郡葉山町下山口230
電話／0468-78-8377
交通／ＪＲ横須賀線逗子駅よりバス15分（京急逗子線新逗子駅経由）
　　　 　ＪＲ横須賀線衣笠駅よりバス16分、いずれも「水源地入口」停徒歩14分
料金／500円
時間／9:00～17:00、毎週水曜日定休]]>
        
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    <title>No.06 那須の珍湯!?そこには衝撃的な光景が...</title>
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    <published>2012-04-26T08:00:00Z</published>
    <updated>2012-09-02T11:38:15Z</updated>

    <summary>温泉地を訪ねるとき、「秘湯」とか「鄙びている」といったキーワードでも検索するのだ...</summary>
    <author>
        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="栃木県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="いちおう旅館" label="いちおう旅館" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マニアック" label="マニアック" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="硫黄泉" label="硫黄泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="鄙び系" label="鄙び系" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/">
        <![CDATA[温泉地を訪ねるとき、「秘湯」とか「鄙びている」といったキーワードでも検索するのだが、那須湯本で見つけたのは老松温泉喜楽旅館。温泉街から川を隔てて1軒だけぽつんと建つロケーションも含め、訪れる価値としてはじゅうぶん過ぎる。


<img alt="DSCN7968.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7968.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7969.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7969.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7974.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7974.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


那須街道からの進入路となる旭橋のたもとには「那須の名湯」との看板が立ち、途中から未舗装となって今度は「那須の珍湯」という石碑。倉庫なのか車庫なのか知らんが、使われなくなって放置された建物には、ガラクタとともに首だけの人形も捨てられていた。


<img alt="DSCN7971.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7971.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7973.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7973.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7972.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7972.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


そして、ようやく宿の看板が見えた。


<img alt="DSCN7977.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7977.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7978.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7978.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


通りに向かい合う2つの建物はいずれも傷みが激しく、川に面した建物にいたっては外壁が剥がれ落ち、崖下に瓦礫が散乱している。室内は家具や食器がめちゃくちゃ。どうしてこうなったか。どうしてこのままなのか。「考えるな、感じろ」というブルース・リーの台詞を思い出した。


<img alt="DSCN7980.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7980.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7982.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7982.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


受付を兼ねた自宅を訪ねると、おじさんは居間の炬燵で寝ころびながらテレビを観ていた。お風呂に入りたい旨を告げるが、おじさんは半身の姿勢のまま、何かを考えて沈黙。旅館は「鄙び」を通り越し、廃墟に近づきつつある。おじさんはやる気を失くしてしまったのか!?営業を辞めてしまったのか!?　......と思いきやそうではなく、半分くらいしかお湯が入っていないとのこと。朝からボイラーの調子が悪く、お湯を全部抜いて入れ直したが、「女性のお客さんが来ちゃったから止めちゃった」。いまいち理解できなかったが、「温いからゆっくり入っていってね」との返事を貰い、いよいよ旅館の中へ。


<img alt="DSCN7987.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7987.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7990.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7990.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />
<img alt="DSCN7991.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7991.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


「女性のお客さんが......」との話から混浴の期待も頭をよぎったが、靴で想像する限りでは中高年か。脱衣所には男湯と女湯の暖簾がかかっており、姿を拝見することはできなかったが、ここを訪れる女性客とはよほどの物好きだろう。


<a href="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7996.JPG"><img alt="DSCN7996.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/assets_c/2012/04/DSCN7996-thumb-400x533-1072.jpg" width="400" height="533" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" /></a>


ここまで相当のオンボロ具合を見せつけられたせいか、浴室はむしろまともに感じた。温泉の成分や年月の積み重ねによって、壁などは緑に変色した箇所もあり、また真っ白な湯の花がうっすらと付着している。湯船は2つ並んでいるが、片方だけにしかお湯が入っておらず、しかも湯船の半分ほど。そして人肌程度の温さ。パイプに付いた蛇口をひねってみても、冷たい水しか出てこない。諦めて寝湯のようにして身体を沈めていたら、かなり長い時間寝てしまったようだ。


<img alt="DSCN7998.JPG" src="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/DSCN7998.JPG" width="480" height="360" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block;" />


<strong>老松温泉喜楽旅館</strong>
源泉／老松温泉（泉質不明）
住所／栃木県那須郡那須町湯本181
電話／0287-76-2235
交通／那須街道（県道17号線）旭橋より約400m
料金／大人500円、小人300円（0歳～10歳）
　　　　 ※45分以内<br />時間／8:00～20:00、年中無休


<hr>
個人的な都合により長らく更新が滞ってしまい申し訳ないです。
ネタのストックは存分ありますので、今後はマイペースに更新していきたいと思います。
乞うご期待!?]]>
        
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    <title>No.05 猛暑の夏におすすめの温泉</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/2011/08/no05.html" />
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    <published>2011-08-18T16:51:40Z</published>
    <updated>2011-08-18T17:16:23Z</updated>

    <summary>連日の猛暑、さらには節電が叫ばれる今年の夏。いかに涼しく乗り切るかは、皆さんにと...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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        <category term="山梨県の温泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="一軒宿" label="一軒宿" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="冷泉" label="冷泉" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="混浴" label="混浴" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[連日の猛暑、さらには節電が叫ばれる今年の夏。いかに涼しく乗り切るかは、皆さんにとっても最大の関心事だろう。暑い時には熱いお茶を飲むと良いとは言うが、暑い時こそ温泉に、というと正直しんどい。やはり夏は水風呂に限る。サウナで汗だくになったあと、くらくらになるまで水風呂に浸かる。さながら修行僧の気分だが、水風呂も冷たすぎると身体に負担がかかって逆効果。あちこちの銭湯で調べた結果、体調や季節にもよるが水温は20℃以上が好ましい。


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さて、山梨県山梨市の岩下温泉は1700年以上の歴史を持ち、甲州最古の温泉なのだとか。のどなか住宅地のなかに建つ一軒宿で、平成築の新館と明治8年築の旧館が少し離れて建っている。岩下温泉の特徴は「冷泉」であること。源泉は28.2℃で、これを沸かさずに浴用に使用しているのだ。水風呂の冷たさが苦手な人でも無理なく浸かれるし、夏の火照った身体をクールダウンするにはもってこいの、絶妙な温度なのだ。


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日帰り客が利用できるのは旧館の浴室。廊下の先に男女の浴室が並んでいるが、その向かい側には半地下構造で、広々とした浴室がある。廊下からは数段下っていくが、仕切り方が完全ではないため、廊下から浴室はほぼ丸見え。専用の脱衣所もないし、湯船に仕切りはあるものの、実質的には混浴だ。誰も入浴していないし、そもそも入浴してよいのか？という疑問。なぜなら旧館には案内役が誰もいなかったから。お金もあとで支払ったのだが、随分おおらかな雰囲気だという印象。


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ひとまず浴室でひとっ風呂。狭さといい、薄暗さといい、昔ながらの旅館風情。手前にあるのは源泉そのままを使用した湯船で、ひんやり加減が気持ちいい。奥にあるのは加温した湯船だが、長湯好きにはたまらないぬるさ。冷たい、温いを繰り返していたら、あとから客がやってきた。廊下の向かい側にある混浴湯船の話題になり、「入ってもいいらしい」との話を聞き、さっそく移動。


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裸のまま廊下を突っ切ることが恥ずかったが、それは難なくクリア。もし事情のわからない客が居合わせたならば、変態騒ぎの衝撃的光景だろう。そして、広々とした湯船にざぶんと浸かる。こちらも源泉そのままの温度だが、湯船が広いためか先程よりも冷たく感じる。古くから万病に効く霊湯として知られ、地元の人々の湯治で賑わったという。そんな光景を想像してみるが、一人ぽつーんとこの浴室を独占するのは贅沢。いやむしろ寂しい。実はここを訪ねたのは5月の、とある平日。混浴に期待するなどもってのほかで、出会ったのは男性客ただ一人。


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訪ねるならば猛暑真っ盛りの今がおすすめ。個人的には極寒の時期にも、また訪ねてみたいと思う。


<strong><a href="http://iwasitaonsen.com/" target="_blank">岩下温泉旅館</a></strong>
源泉／岩下温泉（単純温泉）
住所／山梨県山梨市上岩下1053
電話／0553-22-2050
交通／ＪＲ中央本線山梨市駅からタクシーで約7分
　　　　 中央道一宮御坂ICから約20分
料金／大人400円、小人300円
時間／9:30～20:00、毎週月曜日休館]]>
        
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    <title>No.04 マニアには有名!?百穴温泉は怪しさ満点</title>
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    <published>2011-08-07T10:47:00Z</published>
    <updated>2011-08-07T10:48:14Z</updated>

    <summary>1都3県とは言うけれど、神奈川県民にとって埼玉県は未知の世界。ディズニーランドや...</summary>
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        <name>シダトモヒロ</name>
        
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    <category term="ジャングル風呂" label="ジャングル風呂" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="混浴" label="混浴" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[1都3県とは言うけれど、神奈川県民にとって埼玉県は未知の世界。ディズニーランドや成田空港に千葉県という実感はないが、埼玉県にいたっては東北道、関越道で通過するのみ。川越、秩父と観光名所も思いつくが、いかんせん埼玉県は近くて遠い。しかし、何かにつけて埼玉県を訪ねてみたいとは思っているのだ。その結果が吉見百穴。まず百穴という言葉の響き。異様な光景をさらけ出す横穴墳墓群。すぐそばには岩窟ホテルという名の廃墟。「B級スポット」とは吉見百穴のためにある称号なのかもしれない。


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平日の閑散とした吉見百穴をじゅうぶん満喫し、次に向かったのは、百穴温泉春奈という温泉施設。「東京からいちばん近い混浴」との触れ込み。事前に下調べしたときは、「大きな発見だ！」と胸躍ったが、吉見百穴の入口からして看板が出ていた。しかし、この古くさい看板を見て訪ねたいと思うか否か。ふらりと立ち寄る客もたまにはいるのかもしれないが、多くは下調べしたうえでの興味本位の客、あるいは常連客だろう。


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川べりの道から逸れ、奥へと入っていくと、百穴温泉春奈の建物があった。玄関先には「旅館部 百穴温泉」「センター部 春奈」という2つの看板を掲げているが、センター部が何を指すのかは不明。吉見百穴の入口には「割烹 春奈」と出ていたが、割烹旅館らしき風情はない。背後には木々が生い茂り、時おり「パーンパーン」と乾いた銃声が聞こえてくる。もしや狩猟区域？と思いきや、実は近所の射撃場によるもの。


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フロントには誰もおらず、館内も静まり返っていた。何度か声を張り上げて呼びかけると、やがておばちゃんが対応に出てきてくれた。現在も旅館として営業しているのかわからないが、客室は富士、筑波、赤城、浅間といった具合に、地元とは関係のない地名が付けられている。廊下の洗面所には、ダンディズムの定番「MG5」。薄汚れた暖簾をくぐると、いよいよ脱衣所だ。ロッカーなんて気の利いたものはないので、貴重品はあらかじめおばちゃんに預けておく。番号を書いた紙と引き換えという、シンプルなシステムだ。


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浴室のくたびれ加減は、どう表現したらよいのだろう。あちこちが黒ずみ、そして傷んでいる。体育館のような大空間で、室内の大部分を岩風呂が占め、奥には一段上がってタイル張りの湯船もある。右手側は背の高い木が茂っており、さながらジャングル風呂といった雰囲気。「美容と健康に露天風呂」のはずだったが、アーチ型の屋根に覆われ、しかし透明の波板なので採光性は申し分なし。左手の一角には女性専用の浴室もあるが、目隠しのためか白ペンキが吹き付けられている。これで良しとするならば、経営者と客との感性には大きな隔たりがあるといえる。


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客は10人ほどいたが、なぜかタイル張りの湯船に集まっていた。どうやら1人の女性客を、男性陣が取り囲んでいるのだ。といっても、皆が知り合いではない様子。中心になって会話を盛り上げる人がいれば、その光景を眺めながら話を聞いているだけの人も。こういう場では、日頃の社交性や個人の性格がそのまま反映されると思う。共通するのは下心か。


「ここは夫婦やカップルの客が多いですよ。たまにエロい目的で来る客もいるようですね」
「ここの雰囲気は気に入るか、嫌がるかどっちかでしょうね」
「お風呂で裸を見てもいやらしい気分にはならないですね。裸でいるのが普通なのだから」
「先週はニューハーフが来ていましたよ。女性と見分けが付かないですよ」


聞こえてくる会話の内容に納得している場合ではなかった。我こそは常連だと自称している人ばかりだし、訪れる目的も実はハッキリしている。傍から見れば異様な光景だが、女性客は不思議なほどに平然としており、むしろ際どい会話を楽しんでいるようでもある。同伴の男性がいるらしく、このような状況になることを理解したうえで訪問しているのであろう。

「岩風呂に行こう」という女性客の掛け声で、皆がこちらに移動してきた。一斉に、というわけではなく、ここにも積極性が表れる。あとから合流する人は、「下心は決してありませんが、たまたま岩風呂にも行きたいと思っていた」。そんな言い訳ではなかろうか。女性客も含め、そろそろ中年に差し掛かろうかという年代。ちらっとしか見れなかったが、女性客は同伴の男性とかなり身体を寄せ合っている。それに興奮して「もっともっと」と、取り巻きが囃し立てる。この先エスカレートしたらどうなってしまうんだ!?とドキドキしたが、そのへんは心得ているようで、しばらくしたら「もう出ようか」と女性客。そして誰もいなくなった。ここまでくると唖然を通り越し、滑稽でしかない。


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大広間の休憩室はステージ付き。先程のカップルとは別にもう1組の姿もあり、それぞれに集団が出来上がっていた。ここでもやはり、輪の中心で会話を盛り上げる客、少し離れて様子をうかがう客という構図。女性が「疲れた」と言えば、すかさず誰かが「マッサージしましょうか？」と持ちかけるし、「エロマッサージでもいいですよ」とぶっちゃける。もう1組の集団では「湯冷めしてきちゃったよね」などと、しきりに女性を誘っている。やがて女性が立ち上がると、それに男性陣が続いていく。様子見の客というのは、正確に言えばどちらの輪にも対応する流動層のようだ。先程まで入浴していた客も、なぜか浴室へと消えていく。このような光景は、1日に何度繰り返されるのだろうか。

泉質うんぬんはもはや二の次。インターネットが普及している昨今、何も知らずに訪ねる人は稀だと思うが、予備知識を仕入れていてもなおハードルは高い。温泉の楽しみ方は人それぞれだし、混浴も立派な温泉文化。客どうしが楽しんでいる様子だったので、あえて否定も肯定もしないが、個人的には衝撃的な体験だった。


<strong>百穴温泉春奈</strong>
源泉／百穴温泉（温泉法の温泉）
住所／埼玉県比企郡吉見町北吉見1159
電話／0493-54-1888
交通／関越道東松山ＩＣより約4.8km
料金／大人1,500円、小人750円
時間／（平日）10:00～21:00、（休日）10:00～19:00
　　　　 毎週月曜日定休]]>
        
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