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懐かしの名車「三菱コルト」が今秋復活!
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三菱自動車は、11月に「コルト」を発売する。「コルト」は、'62年の「コルト600」発売を皮切りに、'65年の国産車初のファストバックセダン「コルト800」、'66年の「コルト1500スポーツセダン」、そして'68年の日本初のチルトハンドル車「ニューコルト1200/1500」など、日本のモータリゼーションに大きな足跡を残してきた輝かしくも懐かしい名車である。そして、この血は大ヒットした「コルトギャランAIIGS」へと受け継がれていった。
'62年の「コルト600」
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'02年の新型「コルト」 |
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11月に導入される新型「コルト」は、ATの変速ショックをなくし燃費の向上に効果的なCVT(無断変速機)を全グレードに採用する予定。CVTは、他メーカーもコスト面等で採用を断念しているようで、全グレードでの搭載はまさに画期的なことである。
排気量、ボディーサイズ、価格などの基本スペックはまだ公表されておらず未確認ではあるが、ウワサでは1300と1500ccの2タイプで、価格は120〜140万円になるのではとのこと。CVT搭載でこの価格であればコストパフォーマンスは高い。
いずれにせよエンジン、デザイン、サイズなどどれをとっても'60年代の「コルト」とは全く異にする新型車である。が、敢えて「コルト」の名にこだわったエクロート社長の「積み重ねられた三菱自動車の伝統や誇りそしてチャレンジングスピリッツに、三菱がこれから目指す夢を実現できる鍵がきっとある。」とのコメントに、新生三菱自動車躍進への鍵を握る戦略車として位置づけられていることが容易に想像できる。
'62年に生まれた「コルト」。40年の歳月を経てどこまで成長したか見物である。
※コルトとは、英語(colt)で子馬という意。
2002年9月11日更新
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