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一時限目 純潔教育
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僕らの時代純潔教育なるものがあって、何故か女の子だけの授業だった。男の子は、女の子にどのような内容だったのか聞き出そうとしたが何故か拒否されて、授業内容を知らずに今日にいたっている。
近頃純潔教育と言う言葉をあまり聞かなくなったが、死語になってしまったのだろうか、不適切な言葉として排除され別の表現になったのだろうか。
たとえば、性教育とか(広辞苑によると純潔教育と性教育は同じと書いてある)。純潔教育と性教育は、受け取るイメージが別物のような気がするが。純潔教育は秘密のにおいがするが、性教育にはそれが無いように思うのは僕だけ?
過去の記録を調べてみると、1947(昭和22)年01月06日に文部省が、純潔教育の実施について通達を出したとある。
純潔教育の僕らの時代、女の子・男の子の身体の仕組み、性の違い等雑誌の付録に付いていると、ドキドキしながら読んだものだ。
売春防止法が実施されたのが、忘れもしない昭和33年3月3日(単に3並びだから知っているだけさ、僕が実体験しているわけがネーッウの)。
今時の女の子は純潔教育によって、性の知識を充分に受け取っているが、純潔という言葉の道徳的な意味を理解しているのだろうか。地べたに座り、人前で化粧をし、電車の中で食べ散らかし...何とかしてよ。大和撫子という言葉は死んだ、日本はどうなるの、緑の黒髪と言う表現は。
しかし、おっさんが悪いのだ、子供を叱れない、言うに事欠いて児童買春、児童買春防止法をたてにとられ、チクラレ、脅迫され情けない。とにかく世のおっさん達、お金で女の子を買うなんて止めようよ、ホント。
2002年6月12日開始
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