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一時限目 石炭の思い出
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我が国最後の炭坑が、今年に入って閉山され、寂しい思いをした。
昨今、燃料電池などクリーンなエネルギーに関心が高まっているが、原子力エネルギーの問題も含め、難しい問題を避けて、懐かしい石炭の思い出を勉強?してみたい。
石炭には、とにかくお世話になった。鉄道の発達なども、石炭のもたらした大きな業績と言える。
私の生まれ育った土地は、かなり寒い地方だったので、石炭ストーブは冬場の必須アイテムだった。小学校の頃、石炭当番なるものがあって、当番の日は早めに登校して、ストーブに火をつけておく役目だった。私が当番の日を忘れた時、皆に寒い思いをさせてしまい、団体生活では決められた約束事をきっちり守らないと、皆に迷惑をかけるのだなーと子供心にも、深くフカーク反省したものです。
石炭関連の懐かしいアイテムを4つほど。
コークス
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ちょいとメタリックな感じで、細かい穴があいており、髪の毛に擦り付けると髪が引っ張られ、凄く痛かった。
バリカン遊びなど称して、悪戯の道具として使用。 |
たどん
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石炭の粉などを丸めた玉、通常雪だるまの眼として使用。 |
まめたん
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たどんと同じような燃料だが、形が卵状?四角だったかな。
まめたんといえば、「あんか」冬場の必須アイテムでした、今もあんか? |
れんたん
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円柱状の燃料で、蓮根のように穴がいっぱいあいていた。
密閉された空間で使用するとガス中毒死をよく引き起こしていた。 |
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2002年6月5日開始
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