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二時限目 数字のまやかし |
先日、新宿のYカメラでの出来事。
表示価格31,950円の商品をみて、2,000円の割引券を使用できる商品だったのでラッキーと思い即購入。
消費税の細かい計算などせずに3万円弱になるので消費税含めて31,500円を準備。
店員さんがレジ処理、「お客さん、割引券を使用して31,547円になります」なんで31,500円を超えてしまうの。
なんと2,000円の割引券は表示価格に適用するのではなく消費税込みの割引券だったのです。
実質1,900円の割引券でした。
消費税が10%になったなら1,800円の割引券になってしまうのです。
パソコン5,000円割引券を使おうと思ったら、この商品は割り引き対象外といわれたし、それじゃどの商品が割り引き対象なのと聞くと教えられないというのです。
Yカメラ、なんかおかしくないかい。
数字のまやかしにあったような釈然としない出来事でした。 数字のまやかしといえば、僕達が昔習った流水算や、植木算もちょっとした数字の勘違いというか、ある意味まやかしだったような気もしますね。
【植木算の勘違い】
問1) アゴヒゲアザラシの「タマちゃん」が、まぼろし川に現われました。
見学用の台を250メートルの川に沿って端から端まで50メートル間隔で作っていくと台は何個必要ですか。
誤答) 250割る5で5個
解説) 台はスタート地点とゴール地点に各個必要なので合計で6個です。
問2) 桃色ペリカンの「モモちゃん」が、まぼろし池に現われました。
見学用の台を周囲350メートルの池に沿って端から端まで50メートル間隔で作っていくと台は何個必要ですか。
正解)350割る50で7個
解説) 池はスタート地点とゴール地点が同じなので合計で7個です。
植木算や流水算、鶴亀算、仕事算等々昔はたくさんの計算の問題がありました。
私は数字のまやかしといいましたが、本当は物事をよく考えればわかる、方程式等使わなくても答が出せる、そんな教えだったのでしょうね。
文章で考える算数、懐かしさだけではなく理論的な思考、見直したい問題ですね。
亀は足が4本、鶴は2本、合計で6匹だから全部鶴だったとすると足は12本で、足が10本あまるので亀が5匹...これで問題もわかってしまうのです、不思議ですね。
このような問題や、その他たくさんためになる問題等満載の優良サイトを紹介させていただきます。
もりの小学校 http://www.morinogakko.com/
興味ある方は、ぜひ訪ねてみて下さい。
2002年11月27日更新
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一時限目 秤の不思議
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