ノスタル爺
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風雲真田城&おせん捕物帳
チック 「日曜日の夜6時30分には、何を見てた?」
タック 「シャボン玉ホリデー』かな」
チック 「たいていは、そうなんだよね。オレんち、親父がチャンバラ好きだったので時代劇」(笑)
タック 「『シャボン玉……』の裏番組というと、『織田信長』、『高杉晋作』、『風雲真田城』といった一連の時代劇だね」
チック 「中でも好きだったのが、『風雲真田城』でね」
タック 「高田浩吉のテレビ初主演作品とか?」
チック 「ああ、主役の真田幸村役だったけど、活躍するのは猿飛佐助や霧隠才蔵。猿飛佐助の刀の柄に刃が仕込んであって、これがカッコよかったんだよなあ。当時はやりの逆手に刀を持って、後ろの敵を刀で刺し、柄を抜き取って前方の敵を刺し殺す。佐助役は江田島隆で、当時いろいろな時代劇に出演していたけど、プッツリ見かけなくなった。霧隠才蔵役は高田浩吉の息子の高田夕起夫だったけど、彼もすぐに消息をきかなくなったね」
タック 「確か、この番組だけで俳優は引退したときいたけど……」
チック 「忘れられないのが、幸村の側に仕えていた女忍者。普段は普通の着物姿なんだけど、忍び装束が網タイツ。これが色ッポイんだな」(笑)
タック 「目的は、それだったりして」
チック 「当り〜い。この女優さん、後年ピンク映画でお目にかかって、またまた興奮させてもらいました」(笑)
タック 「網タイツといえば、『おせん捕物帳』というのがあったね。主題歌が、♪おせん、お転婆、目明かし娘〜てなやつで……」
チック 「それは、知らないなあ」
タック 「日劇ダンシングチーム(NDT)の人気スターだった重山規子の主演で、岡引の娘が主人公なんだけど、悪人と戦う時は何故か網タイツ。恋人役の沢本忠夫のチャンバラなんか見ていなくて、彼女の脚ばかり見ていた」(笑)
チック 「重山規子って、中島そのみ、団令子と一緒に東宝の“お姐ちゃん”シリーズに出ていたよね。映画でも脚線美を見せていた」(笑)
タック 「オレたち、ちょうど色気づく年頃だったんだよなあ」
どこまでも続くオジさんたちの話です。
風雲真田城
キー局: TBS
放送期間:1964年9月6日〜65年7月25日
放送時間:日曜日18:30〜19:00
キャスト: 高田浩吉、高田夕起夫、江田島隆
おせん捕物帳
キー局: NET
放送期間:1967年
放送時間:月曜日
キャスト: 重山規子、益田喜頓、沢本忠夫
2002年6月14日更新
恐怖のミイラ
アラーの使者
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