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「あった、あったテレビ」タイトル

ノスタル爺
http://www.asahi-net.or.jp/~uy7k-ymst/index.html

豹(ジャガー)の眼


タック 「テレビが家に来た時、一番見たい番組って何だった?」
チック 「もちろん『月光仮面』。だけど、第五部しか見れなかった」
タック 「大人気番組だったけど、月光仮面のマネをして、高い所から飛び降りてケガをする子供が大勢出たので、打切られてしまったんだよね」
チック 「オレたちの子供の頃って、ケガなんてしょっちゅうしてたよ。高い塀によじ登ったり、木の枝にブラ下がったりして遊んでいたもの。親たちの不当介入だよ」
タック 「『月光仮面』の後番組が『豹の眼』だったけど、見てた?」
チック 「見てた、見てた。最初、主人公がジャガーかと思ったら、悪党の方だったので驚いたね。異国情緒あふれる冒険物語で好きだったけど、日本に舞台が移ってからつまらなくなった」
タック 「あれって、海外ロケしていないんだよ。異国的雰囲気のある場所を選んで撮影していたんだよ」
チック 「冬になって、東南アジアの恰好では風邪をひくので、日本に舞台を移したのかな。半袖じゃあ、可哀相だもの」(笑)
タック 「『快傑ハリマオ』も、冬は東南アジアを避けて蒙古に舞台を移していたね」(笑)
チック 「それにしても、ジャガーのコスチュームって、東南アジアじゃ暑いんじゃない?」
タック 「だけど、カッコよかったろう。快傑ライオン丸みたいな豹の面をスッポリかぶってさ。当時としては斬新なコスチュームだったよね。それに正体がなかなかわからなくってさ。豹の面をはがしたら、その下に黒覆面をしていた……」
チック 「それに引きかえ、笹竜胆(ささりんどう)のコスチュームはひどかった。あれじゃあ、まるで時代劇だ。それに、どこから見ても大瀬康一」(笑)

豹(ジャガー)の眼

タック 「ジャガーが天津敏で、殺し屋ジョーが牧冬吉。主人公の大瀬康一を加えて、後年の『隠密剣士』のゴールデン・トリオが、この作品で形成されているんだね」
チック 「悪役・天津敏は『ジャガーの眼』で誕生した……のだ」
どこまでも続くオジさんたちの話です。


キー局: TBS
放送期間:1959年7月〜1960年3月
放送時間:日曜日19:00〜19:30
キャスト: 大瀬康一、天津敏、近藤圭子、牧冬吉


2002年7月5日更新


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