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 「復刻ニュース」と「レトロヘッドラインニュース」はひとつに統合して、「まぼろしチャンネル ニュース」に生まれ変わります。「まぼろしチャンネル」が独自の視点で勝手に選んだニュースをお届けします。


「昭和の街」に『元気』がやって来た
「青梅赤塚不二夫会館」、堂々オープン


青梅赤塚不二夫会館全景

 都の西北、青梅市住江町の「昭和レトロ商品博物館」の隣に、10月18日、「青梅赤塚不二夫会館」が開館した。オープン当日は、報道陣のカメラが並ぶ中、多数の見学者が詰めかけて、現地は大いに盛り上がった。

記念像除幕
記念像除幕
歩道掃除パレード
オープンに先立ち、「レレレのおじさん」と一緒に歩道を掃除しながらパレードをする町の有志

 ところで、『おそ松くん』や『天才バカボン』、『ひみつのアッコちゃん』などの作品で知られる漫画家赤塚不二夫氏の原画の展示館が、なぜ青梅に建てられたのか?不思議に思われる方もあるかも知れない。実は実は、「まぼろしチャンネル」が深―く関わっているのだ。

 「青梅赤塚不二夫会館」隣接する、日曜研究家チャンネルの串間努さんがプロデュースした「昭和レトロ商品博物館」と、映画看板で青梅市住江町界隈は既に結構有名になったが、まだ本来の「街おこし」というところまでは行ってなかった。そこで、さらに「昭和のまちづくり」を推進し、各商店を活性化しようという運動が新たに起こった。そこで「まぼろしチャンネル」が提案したのが「元気な昭和を体感できる街」、そしてそのシンボルとなる「赤塚不二夫ワールド」の誘致だ。ただの「ノスタルジックな昭和の街づくり」ではなく、あくまでも「元気がある街づくり」がミソなのである。

 「赤塚不二夫ワールド」の実現に関しては全く勝算はなかったが、物事はやってみないと分からない。第一に、青梅市側の考え方に大きな理解を示してくれたこと、赤塚不二夫がデビューする前の一時期映画看板を描いていたことと映画が大好きであることなどから、好運にも快諾していただいたのだ。それから、1年に渡る準備を経て漸く完成したというわけだ。しかし、「青梅赤塚不二夫会館」のオープンは、街おこしのほんの序章でしかない。本質的な街づくりはこれから始まるのだ。

 展示案内

 ■ 第1展示室 赤塚不二夫と青梅
 赤塚氏と青梅を結びつけるきっかけとなった氏と映画との出会い、映画看板による街おこしに励む青梅の商店街と氏との結び付きを紹介するコーナー。氏が新潟の花月劇場で初めて見て大感激した洋画『駅馬車』の看板や赤塚キャラクターの群像画は、地元青梅で活躍している映画看板絵師久保板観氏の手によるもの。

『駅馬車』の看板
『駅馬車』の看板(久保板観 画)

 ■ 第2・3展示室 赤塚不二夫と昭和
 赤塚氏の生い立ちを、当時の写真と彼を取り上げたメディアから振り返るコーナー。昭和の庶民の家をイメージした壁面に、パネルや雑誌の切り抜きが貼られている。

赤塚不二夫と昭和

 ■ 第4展示室 元気な天才赤塚不二夫
  「人間赤塚不二夫」の天才ぶりを紹介するコーナー。モナリザに扮装した写真や愛猫菊千代と寝ころぶ写真など、氏の人となりが垣間見える。

モナリザ

 ■ 第5展示室 赤塚不二夫の青春時代
 昭和30年代、赤塚氏がデビューした当時の生活をイメージさせる畳部屋。漫画雑誌を積み上げて机の足の代わりにするなど、工夫の跡が見られる。トキワ荘時代の仲間も紹介。

畳部屋

 ■ 第6・7展示室 赤塚作品原画展示
 デビュー時から全盛期の赤塚作品の原画を展示。展示室のパソコンでは、フジオ・プロのホームページやDVDの紹介が見られる。

第6展示室
『ウナギイヌの最後』

『ウナギイヌの最後』

 ■ 第8展示室 赤塚不二夫資料館
 代表的な赤塚作品の出版物やキャラクターグッズを展示。また、還暦記念に襖に描かれた同業者の寄せ書きは必見。

赤塚作品の出版物
襖の寄せ書き

 行くと「元気な昭和」を感じさせてくれる青梅赤塚不二夫会館。今後の展開が気になるところだが、館のホームページ(http://akatsuka-kaikan.ome.jp/)があるので、こちらを随時チェックして欲しい。

売店
売店
レレレのおじさんと串間氏
レレレのおじさんと串間氏

所在地

東京都青梅市住江町66番地

開館時間

10:00〜17:00

休館日

月曜日、および年末年始

入場料

大人 400円 子供(小中生) 200円
団体(10名以上)300円
昭和レトロ商品博物館との共通入場券
 大人 500円 子供 250円

アクセス

JR青梅駅から徒歩5分

問い合わせ先

0428−20−0355

文:アカデミア青木


2003年11月10日更新


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