ノスタル爺
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まぼろし探偵
チック 「最近の子供たちって、テレビで何を見ているのだろう?」
タック 「……」
チック 「新聞の番組欄を見ると、極端に子供向けの番組が少なくなってきているような気がするんだよなあ。それに少年ヒーロー物って、あるんだろうか。それもアニメでなく、実写でさ」
タック 「昔は、『赤胴鈴之助』や『少年ジェット』、『まぼろし探偵』なんかがあったね」
チック 「年齢が近かったので、主人公と同じ気分になって、よくマネをしたよね」
タック 「“真空斬り”とか、“ウー、ヤー、タァー”」(笑)
チック 「ありあわせの厚紙で簡単に作れたのが、まぼろし探偵の黒マスク」
タック 「仮面のふちを絵具かクレパスで黒く塗って、目玉のところを丸く穴を開け、耳にかける輪ゴムを通してできあがり。誰でも、まぼろし探偵になれた」(笑)
チック 「マンガは黒目の部分が大きかったので、仮面をつけてもおかしな感じはしなかったけど、テレビであの仮面を見た時は異様な感じがしたなあ。まあ、すぐに慣れたけどね」
タック 「マンガの仮面を、そのまま、再現するとああなるんだよ」
チック 「だけど、テレビの『まぼろし探偵』って、原作から大分変更されていたね」
タック 「乗るのが、オートバイでなく空陸両用自動車“まぼろし号”で、拳銃は電波ピストル」
チック 「まぼろし探偵って、必ず“まぼろし号”に乗って現れるだろう。あれって、変だと思わなかった?」
タック 「事件が近くで起こっていても、わざわざ“まぼろし号”の隠し場所まで行かなきゃならない」(笑)
チック 「でも、ちゃんと間に合うんだよなあ」(笑)
タック 「“まぼろし号”を発明したのが、吉野博士」
チック 「電波ピストルも吉野博士の発明なんだよね」
タック 「いくら“知恵と力の進君”でも、少年にあんな秘密兵器を作ってやるなんて、とんでもない科学者だ」(笑)
チック 「吉野博士の孫娘がさくらちゃんで、演じていたのが子役時代の吉永小百合」
タック 「吉永小百合が出てくれば、それだけで満足で、ストーリーなんて殆ど憶えていな〜い」(笑)
どこまでも続くオジさんたちの話です。
キー局:KRテレビ(現:TBS)
放送期間:1959年4月1日〜1960年3月27日
放送日:水曜日18時15分〜18時45分
(途中から、日曜日9時00分〜9時30分)
キャスト:加藤弘、吉永小百合、天草四郎(途中から大平透)
2002年12月23日更新
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