旦那さんが20日土曜日に、京都へ出張することになりました。翌21日はフリーとのこと、なら一泊して、私と娘は2日間楽しめるということで、ついていくことにしました。久しぶりの関西です!

京都までいくとなれば、まずはNo.229で紹介した、「正チャンの冒険展」を訪ねなければ! 新幹線に乗って京都到着後、仕事のある旦那さんと別れて、娘と二人で大阪・梅田へ向かうことに。

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娘と京都から新快速に乗って、大阪へ移動しました。4歳児と立って乗るのは避けたいという思いから、早めに並び、座ることができましたが、行きも帰りも結構な混みよう、さすが新快速。

「正チャンの冒険展」は、方向音痴もあってメンズ店がなかなかわからず、人に聞きながらようやく到着。ご担当のWさんに、無事お会いできました。 

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私のお貸ししたコースターが、並べられているところも一枚。数ある素晴らしいコレクションと一緒に、ささやかですがお役にたてたようで、ひと安心でした。 

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正チャン帽はもちろんのこと、手ぬぐいやマグカップ、Tシャツなどグッズ類も充実していて、短い時間でしたが楽しめました。Wさん、ありがとうございました!


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さて、今回の品は、泊まった京都のホテルで購入した、象嵌製の猫ブローチです。

一見、アンティークかと思ったのですが、現行商品とのこと。象嵌といえば、京都の伝統工芸品ですよね。今でも昔ながらのデザインでつくっておられることに、感激して連れて帰ることに。製造元は、株式会社川人象嵌さん。今回の旅行のよい記念になりました。

 

【 おまけ 】

久しぶりの関西だったので、東寺か四天王寺の骨董市も寄ってみたいなあと思ったのですが、やはり、4歳の娘と二人連れとなれば、あまり自由はききません。娘の喜びそうなところ中心に、旦那さんと私の趣味をおりまぜて、観光してきました。

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2日目は蹴上の琵琶湖疏水、京都市動物園と併設の遊園地で遊んだあと、電車で浜大津に出てお食事、さらに琵琶湖で遊覧船に乗りました。船内ではバンドの演奏あり、お子さん向けの参加コーナーもありと、関西らしいサービス精神盛りだくさん。娘もほかのお子さんたちと舞台に上がらせてもらい、タンバリンを持ってみんなで歌ったりと、なかなか積極的な面を見せていました。


下船寸前、噴水に太陽の光があたって、美しい虹を見ることができました!

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子供のころから虹が大好きなので、すご~く嬉しかったです!

No.230 懐中時計型のケース - ガラクタ共存記

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一見して、懐中時計を模したとおぼしきケース。フタの中央には、毛まで細かく表現されたリアルな描写のライオンが、精密なプレスでデザインされています。

10年ほど前になりますか、出会った瞬間、ものすごく惹かれるものがあって、裏返したりフタを開けたりして、眺めまわしてしまいました。残念ながら、表面にも中身にも、製造国やメーカー名を記した刻印はなく、どこで作られたのかはわからなかったものの、私のツボをつくものがあったのでしょう、即お持ち帰り決定。

なんというか、携帯できる古いモノというのは、お家に飾っておくだけのモノにくらべて、よりロマンチックな感じがしませんか?

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全長55ミリ、手のひらにのせると、ちょうどよい大きさ。ライオンのディテールも手伝ってか、ギュッにぎりしめた感触も、心地いいのでした。そして、年月を経た真鍮ならではの、ちょっと黒ずんで重厚感のある色合いがまた味わい深く、古いモノ特有の存在感にあふれています。

時計でいう、竜頭にあたるところを押すと、気持ちよくパチン、と音がして開きました。中はごらんのとおり、しっくりとはめ込まれた内貼りがあって、浅いお皿のような容器になっています。用途はなんだったのでしょう、薬入れだったのでしょうか。

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よほど細工がよいのでしょう、閉める時も、パチンと音がしてしっかりと閉まり、まったくガタがありません。

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裏はつるりとして、撫でまわしても気持ちの良い感じ。

出会って10年、そろそろ実際に使って愛でようかなあ。大切な写真を入れて、ロケットペンダントにしようかしら。

 

【おまけ】

8月の中旬に里帰りしてきました。東京はまだ猛暑だったので、田舎は朝晩涼しくて、やれやれ助かったと思ったものです。もっとも、戻るころには東京も涼しくなりつつあり、いっぺんに秋が訪れたような気分でした。

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そして、涼しい風とともに、義理の父が亡くなりました。

私はこの間、とても多くのことを学びました。例えば、着物の喪服は、6月と9月は「ひとえ」を着て、夏は「絽」を着るのが正式の装いなのだということ。でも、現在では6月から9月まで絽を着ることが多くなり、ひとえは貸衣装もありませんでした。

古いモノもそうですが、時間が流れると、どんどん変化していきます。便利になってよかったと思う反面、さびしい気持ちもあります。そして、伝えていきたい気持ちも。

駆け足で走りぬけた半月‥‥。今年の夏を忘れないでいようと思います。

「おじいちゃんは、お星様になったんだよね」明るい娘の言葉です。

No.229 「正チャンの冒険展」ご案内 - ガラクタ共存記

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8月29日(金)から9月23日まで、阪急メンズ大阪5階のオープンスペースにて、「正チャンの冒険展」が開催されます!

大正時代の貴重な単行本や原画、日本初のキャラクターグッズ、また、樺島勝一さんのペン画で描かれた貴重な原画も展示されるそうです。お近くの方、ご興味のある方、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。以前紹介した、私のコースター(上写真)も展示してくださっていますよ。

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また、「正チャンの冒険」のオフィシャルグッズほか、会場のみで販売されるグッズも数多く用意されているとのこと。詳しくは、上記のリンクをクリックして、オフィシャルサイトをご覧くださいね。

大阪は大好きなのですが、ずいぶん行っていないなあ‥‥。この機会にぜひとも訪ねてみたいものの、娘の幼稚園の始業式も間近、そのほかもろもろ忙しくなりそうで、ちょっと難しいかもしれません。大阪の街も、最後に訪ねたときからずいぶん変わったことでしょうね。 

 

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