No.234 横浜骨董ワールドでお買い物 - ガラクタ共存記

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8日午後、前回もお話しした、横浜骨董ワールドに行くことができました!

娘の手を引いて会場に入ったとき、主催者のお1人である竹日さんにばったり。骨董ワールドがスタートした頃には、想像もしなかった自分の姿に、なんだかおかしくなり、2人して笑ってしまいました。会場内でも、皆さんから「かえるちゃん、ひさしぶり。お嬢さん、大きくなったね~」といわれ、娘は日ごろ目にしないたくさんのおじさまにたじろぎながらも、はにかんだ様子でご挨拶していました。 

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例によって、子供と一緒ですので、昔のようにじっくりとモノと向き合うことはできませんでしたが、それでも今回は、いくつか気に入った品が目について、つれて帰ってきました。

上の写真は、兵隊さんごっこをしている男の子たちの図柄が描かれた、陶器の子供皿です。

直径20センチ、深さが4センチ近くあり、子供が使うことを考えたのか、厚みがあってずっしりと重たく、いかにも頑丈そう。本来の用途だけでなく、アクセサリーなど小物を入れる器とか、いろいろ使えそうですね。

 このテのお皿は、飛行船など乗り物が描かれたモノを見たことがありますが、私は持っていませんでした。重たいのはツライけれど、幸い大きなリュックできたので、よいしょと背負って帰ることに。

そうそう、幼稚園で、娘と同じ組の男の子たちが、仮面ライダーなどのテレビ番組の影響で、戦う遊びを始めました。いつの時代も、ヒーローが困っている人を助けるために戦うストーリーは、不変のテーマなのだと、しみじみ思ったものです。最近は男の子向けだけでなく、女の子のアニメだって、変身して戦っていますもんね! このお皿が売られていた時代の子供たちのあこがれは、きっと強い兵隊さんだったのでしょう。

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次は、ひよこの商標が描かれた湯呑です。下の写真のように、反対側には、井桁に三本線の紋をあそらった周りに、「完全飼料」の文字が入っていました。

ひよこの図柄からして、養鶏のための飼料をつくっていた会社の、お配りモノといったところでしょうか? お尻に卵の殻を残した、生まれたてのひよこが可愛らしく、パッと目線が吸い寄せられました。 以前、ひよこの醤油注しをご紹介しましたが、ひよこグッズ、探してみればもっとありそうですね。

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高さは75ミリで、少しどっしりめの感じ。 鳥好きの旦那サンも、「かわいい」と喜んでいました。

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旦那サンを意識したわけではありませんが、もう1つもこれまた、鳥がモチーフの器です。ふちに留まっているのは、長良川の鵜飼でおなじみの鵜。池や川など、水辺にお散歩することが多い我が家では、すでにおなじみの鳥さんで、「う~ちゃん」と呼ばれて親しまれているほど。

直径60ミリほどの大きさと形からして、楊枝入れなのでしょう。魚の入った魚籠(びく)に留まり、中をのぞき込んでいる鵜の様子が、とても生き生きと表現されているのに感激して、思わず手に取りました。

ご存じない方も多いかもしれませんが、東京には野生の鵜が、たくさんいるのですよ。旦那サンや娘とお散歩のたび、水上をすいすいと泳ぐ姿や、羽根を広げて乾かしている様子をよく見ていたので、これはよほど鵜を観察した方でなければ、作れないに違いないと思ってしまいました。ウチの旦那サン同様、鳥好きの陶芸家さんだったのかもしれませんね!

 

【 お ま け 】

自宅を出発したのは午後遅くとあって、骨董ワールドとお別れし、よこはまコスモワールドにある大観覧車「コスモクロック21」を降りた頃には、すっかり暗くなっていました。会場では緊張(?)のあまり、いまいち元気のなかった娘も、遊園地は楽しかったようで、夜景を眺めては喜んでいました。それにしても、ずいぶん陽が短くなりましたね‥‥。 

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そして2日後、10日は浅草は鷲(おおとり)神社の酉の市でした。今年は二の酉までだからでしょうか、とてもたくさんの人でにぎわっていました。よく晴れて、しかも気温が22度と、例年にない暖かさだったのもあるでしょう。いつもならコートを着こんでお参りするところですが、軽装で出かけられたのも嬉しかったです。 

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参道を埋めるように飾られていた熊手の中で、一番惹かれたのは、ご覧の版元さんの熊手です! 今年の世相を盛り込んだつくりですが、一方でふなっしーや妖怪ウォッチなど、娘とテレビでいつも見ているキャラクターも見られて、可愛らしかったです。そうそう、妖怪ウォッチのキャラクターを模した、手づくりの飴もずらりと並んでいたりして、すごい人気なんだなぁと思いました。

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今回はご案内をふたつほど‥‥。

来たる11月7、8、9日の3日間、みなとみらいパシフィコ横浜Cホールにて、横浜骨董ワールドが開催されます。日本全国から、和洋骨董アンティークのお店が、250店舗以上出店されます。

私にとって、骨董ワールドは思い入れの深い骨董市でもあります。立ち上げられて間もないころ、設営のお手伝いや店番をしたりしたことが、懐かしく思い出されます。最近は忙しくて、行かなくなってずいぶん立つので、今回こそ顔を出さなくては‥‥。もっとも、娘を連れて行かなくてはならないので、昔のようにゆっくりはできなそうですが。

興味のある方、お近くの方、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。

 

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もうひとつのご案内は、雑誌『CURIO』です。

"人形・骨董たけひ"のオーナーである日忠芳さんが、連載記事を書いておられるのですが、この2014年10月号のVol.22に、「世の中にはいろんなものを必死に集めている人がいる」と題して私、さえきあすかをご紹介いただきました。ありがとうございました!

思えば、竹日さんとももう長いおつきあいで、かれこれ20年以上になるでしょうか、時のたつのは早いものですね。当時は、竹日さんをはじめとする大コレクターの皆さんを、「ずっと年上の先輩方」って感じで、あこがれの目線で眺めていたものですが、いまやすっかり私も、そう思われる年代に突入したわけで(あこがれられるかどうかは、ともかく!)‥‥、感慨深いものがあります。

 

さて、今年も残すところ、あと2ケ月となりました。バタバタが続いた1年でしたが、この2ケ月くらい、のんびり好きなことに目を向けたい! でも年末に向けて、娘の幼稚園で学芸会があり、親も参加を求められるそうで‥‥。歌?、劇? まさかのダンス? いやはや、考えただけでも冷や汗ものです!

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今回ご紹介するのは、金で縁取られたピンク地に、可愛らしいお花をあしらった絵柄がステキな、ノリタケのデミタスカップです。

求めたのは1991年、もう23年前になるのですね。子供だったら、成人式を過ぎて社会に出ている年頃だなあ‥‥と、あらぬことを考えてしまうほど、長い時間を一緒に過ごしてきただけあって、思い出が多く、愛着も深いひと品なのです。

このカップは、同じものが5客あります。ポット、ミルク入れ、砂糖入れとセットになっていて、当時出会ったお店のガラスケースの中でも、ひときわ輝いて見えたものです。

ひと揃えのものとあって、やはり勇気のいるお値段でしたが、この可愛らしさに一目ぼれした私には、あきらめてこの場を去ることなどできそうにありません。思い切って銀行に走り、我がものとしたときの嬉しさったら! 今でも、この時のワクワクした気持ちを思い出すと、心が安らぐというか、ほんわかした気分になります。

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ちなみに、はじめて買ったノリタケです。裏面のマークで、つくられた年代がわかるというのも、このとき知りました。

名古屋にあるノリタケ本社に問い合わせたところ、このカップは輸出用で、明治41年製造とのこと! そんな長い時を経たものだと知ったときは、嬉しくて、嬉しくて仕方がありませんでした。

自分が産まれるうんと前につくられ、海をわたってアメリカの地で暮らしていたこのカップたちが、業者さんの目に止まって日本へ里帰りし、わが家に長年住んでいる不思議さ。その道のりをあれこれ想像するだけで、楽しくなるのです。

 

さて、気がつくと10月も残り少なくなりました。正直言ってこのひと月、コーヒーをゆっくり飲むひますらないくらい、目の回るような忙しい毎日でした。

8月に亡くなった、父の四十九日を終えてホッとしたのもつかの間、娘の幼稚園の行事が盛りだくさんで、運動会がなぜか2回もあり、遠足、環境部のお手伝いなど、息つくひまもないほど。疲れもたまったのでしょう、一度ひいた風邪がなかなか治らず、薬を飲み続けながらふらふらのありさまで、日々を過ごしていました。

来月は横浜骨董ワールドも開催されるので、それを楽しみに体調を建て直し、たくさんのアンティークを眺めて、気分をリフレッシュしたいですね。

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そんな忙しい中、久しぶりに家族3人で過ごせる時間が取れたので、水郷のコスモス畑を見に行きました。

コスモスの花の色は、ノリタケのカップに似たピンク色。可愛らしい花が一面に咲き乱れるさまにうっとり。疲れているときって、ピンクのものを眺めていると、癒され方がはんぱじゃありませんね。新しい発見でした。 

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