No.251 お気に入りの子供皿二題 - ガラクタ共存記

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子供用のお皿を2枚、ご紹介しましょう。いずれも昭和戦前製で、状態もよく絵柄もほのぼのしていて、お気に入りなのです。

1つめは仕切りのある子供皿。キックボード‥‥当時でいうと「スクーター」かしら。セーラー服の男の子が得意げに飛ばす横を、これまた楽しそうに追いかけるブチ模様のワンちゃんが、とても可愛らしいですね。上の仕切られた2つに描かれたワンちゃんは同じ絵ですが、縁取りと近い色合いが品よく見えて、色も温かみがあるせいか、素敵に思えます。直径は19センチ。

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裏面には「愛知硬質磁器」の独特なロゴと、その中央に星のマークが。陶磁器のお好きな方には、有名なブランドですよね。
こういう書体がまた、私的に「戦前らしさ」をグッと感じさせるといいましょうか、どこかワクワクさせるのです。

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2つめのお皿は、ぐっと小さく直径10センチ、お小皿といっていいものです。

菱型の、今から見たら古めかしい、戦車の遊具に乗って無心に遊ぶ、ベレー帽をかぶった男の子。形のインパクトに加えて、緑と茶系の迷彩色がなかなかきれい。こういう形の遊具が実際にあったのでしょうか。むしろその方が気になってしまうお皿でもあります。いかにも戦前らしい絵柄ともいえます。

ゴメンナサイ、裏面の銘は一字目が読めませんでした‥‥。

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2枚とも、古道具・月天さんからやって来ました。月天さんが選ぶ器は、よそではなかなかお目にかかれない絵柄のモノが多くて、店主Tさんの審美眼が伝わってくる品ばかり。飾って愛でるだけでなく、わが家では実用品として日々活躍しています。

毎度同じことを言って申しわけないのですが、特に疲れた時など、こういった古い器を眺めていると、リラックスできるというか、心身ともに癒される感じがするのですから、不思議なものです。

余談ですが、東京のお盆は7月です。それも、今年は義理の父の新盆でした。いつもの迎え火、送り火とは、少しだけ違う気がしました。来月は一周忌です。早いですね。




【 お ま け 】

娘の中では、「ぐでたま」がマイブーム。娘にせがまれて、そのぐでたまちゃんのショーを見に行って来ました。

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基本的にやる気のない、無精者のキャラクター設定で、名前のとおりグデグデ、グズグズ。
何かにつけて「めんどくせー」といわれ、ちょっとムカつく私(笑)。

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でも、恥ずかしがる様子はまあまあ可愛らしいかも! まぁ、いっか~。

ここ数年のブームによって、サウナを楽しむ若者が増えているようだ。あちこちのスーパー銭湯でロウリュ(熱気浴)が開催され、愛好家を総称して「サウナー」なる言葉も生まれた。ひたすらに汗をかき、水風呂で身体を冷やし、「ととのった」という一連の流れが、サウナーの楽しみ方。

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しかし、スーパー銭湯や健康ランドのように、営業形態として「サウナ」の看板を掲げている店もあり、話はややこしくなる。サウナをメインに据えながらも、湯船もあるし、食事処だってある。仮眠室もあるから、昼はサボり場として、夜は終電を逃したときの宿代わり。ひたすら汗をかき、酒を飲み、ぐうたら過ごす。オジサン憩いの場だ。

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サウナの看板を掲げる店には、サウナブームがいまだ訪れず、若者の姿を見ることはない。むしろ寄せ付けない雰囲気があるのかもしれない。場末の立地、色あせた電飾看板、決して安くはない入浴料金。今回は世間に名だたるボロサウナ3軒をご紹介し、真の魅力をお伝えしていきたい。

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カプセルインサウナ東京(さいたま市大宮区仲町)

大宮にありながら図々しくも東京を名乗る、このサウナ。キャバクラと風俗の客引きの多い、南銀座通りの老舗だ。残念ながら今年2月末に閉店してしまったが、物々しく、強烈な個性を放っていた。貼り紙だらけの館内で一際目を惹く文句は、「暴力行為、蛮声、怒鳴り合い、固く禁じます」。これでお分かりだろう。この店のやばい雰囲気を。

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休憩室のほかに映画室もあったが、その内容といえばポルノかヤクザ。映写機の故障により、残念ながら一度も見れずじまい。スナックコーナーにはホッピーで酔っ払うオッサンの姿がちらほら。大賑わいする時代もあったのだろう、館内は無駄に広く、しかし薄暗い。

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看板にサウナを名乗っていても、風呂があるのは当たり前。入浴剤はグリーン森林浴だが、排水のドブ臭さが鼻をつく。サウナ室の温度計は灼熱の96℃を指す。この店はサウナ室も休憩室も、すべてチャンネルはテレビ東京。なぜなら「サウナ東京」だから。

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No.250 エキスポ復活! 後編 - ガラクタ共存記

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復活されたエキスポさんを訪ねたとき、つれて帰ったモノを2つ紹介しますね。

1つはこの団扇です。全長26センチと、団扇としてはずいぶん小ぶりで細長い格好ですが、つくりは大きなものと変わらず丁寧です。大きさと絵柄から、子供向きであることがわかりますね。

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描かれているのは、言わずと知れた"月光仮面"。赤いマントをひるがえし、拳銃を構えてポーズをきめる懐かしい絵柄に惹かれて、手に取ってみると‥‥。

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裏がえしてみたら、「京菓子司 味風堂」の屋号と所番地、電話番号が書いてありました。和菓子屋さんのお配りものだったのですね。

絵柄は子供向けながら、本格的で丁寧なつくりに納得。いかにも老舗といった感じがして、いいものです。

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もう1つは、正面にくまさんの看板が掲げられた、可愛らしいおもちゃのおうち。娘が遊びたいといいまして。つい‥‥。

おうちから家具に至るまで、全部木製なのが時代を感じさせますね。椅子に張られた布地や鏡台の鏡に、手づくり感があふれていて、ほっこりしちゃいます。娘にはちょっと早すぎたかしら? でも、今からこうして英才教育(?)しておけば、将来きっと古いモノが好きになってくれるに違いない!

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前回に引き続き、店内の様子もご紹介。復活したエキスポの、意気盛んなディスプレイをご覧ください! 火事に遭われたとは思えないほど、店内にあふれるたくさんのモノたち、あれもこれも欲しくなって、目移りしちゃいます。

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この棚の照明は幻想的でとても素敵! 異空間のようですね。

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母親がそわそわと棚に熱い視線を注いでいる中、娘は意外なことに、人体模型に興味を示していました。この歳だとふつう、怖がると思ったのですが、娘にはとても魅力的に映ったようです。Aさんにお願いして、歯の模型を全種類触らせていただいたほどでした。

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骸骨も全然怖くないみたい。アニメのキャラクターで似たようなのがいたので、むしろ親しみやすいのかしら?

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レジの傍には、「守れ火事から 我等の工場」の看板が‥‥。

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いろいろなモノを見て、触らせてもらった娘は大満足で、帰りぎわ、Aさんに「また、会おうね~」と機嫌よく手を振っていたほどでした。そういえば、古道具・月天のTさんと新宿で別れた際にも、同じセリフをいっていたっけ!

私が大好きな古いモノと、それを商う人たちに、怖がることなく、喜んで接してくれる娘。やはり母としては嬉しくなってしまいます。いつまでこうして、一緒に骨董屋さんへ来られるのかなあ。大きくなって自分の好きなものができても、一緒に骨董店で過ごした時間が、よい思い出になってくれればと願っています。



【 お ま け 】
私が最近古いモノ以外で、はまっている物‥‥。

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時間に追われる中で、元気もらってます。


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