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ジュエリーを衝動買いしちゃいました。古いモノではないんですけど、欲しいって思ってしまって‥‥(安かったせいもあるけど)。ちょうどクリスマスも目前だし、25日からつけようと思ったら、この日は新月でした。新月の日って、物事のスタートにはヨイとよく聞きますよね。その上、クリスマスに新月が重なるのって、19年ぶりなんだそうです。思えば、この2年間、私としては、本当によく頑張りました。そのご褒美として、このグリーンがかった天然石のペンダントと、リングを身につけて、気持ちも新たに新年を迎えようと思ったのです。

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でも、なんで突然、乙女ちっく(?)なのかというと、先日友人が遊びに来てくれまして、ささやかな忘年会を開催したのです。以前は、ホテルでバイキングのランチをいただきながらの忘年会だったのですが、娘がまだ小さいので、狭いわが家に来てもらうことにして、友人たちがデパ地下で、オードブルや、ワイン、チーズに果物、ケーキなど、わんさか買って来てくれたのでした。そして、今年1年のいろんな話をして、美味しく食事をいただき、楽しい時間を過ごしたのですが、彼女たちが帰ってから、ふと、ずいぶん自分をかまっていないなぁと思ったのです。もともとお化粧も面倒と思うタチなのですが、最低限日焼け止めくらいは塗っていたのに、今年は娘の成長がいちじるしく、自分のことをかまう気持ちの余裕がなくて、日焼け止めすら塗っていませんでした。このままでは、ダメだなぁ‥‥。そんなことを思っていたら、ジュエリーの衝動買い。前述に戻るわけです。でも、シンプルなデザインで、なんだか、やる気も出てきました。

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などと、古いモノから離れた話になりましたが、今回ご紹介するのは、クリスマスということで、セルロイドで出来た、サンタクロースのお面です。セルロイドって、プラスチックと違って、華奢で、やわらかくて、あたたかい感じがします。そして、優しそうなサンタさんの表情に、今年も残り少ないことを感じました。ちなみに、娘へのクリスマスプレゼントは、アンパンマンの折りたたみ三輪車です。

おしまいに、3枚目の写真は、近所のお店に飾ってあったクリスマスツリーのアップです。全部キャンディで出来ている、美味しそうなツリーなのです。

 

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今回ご紹介するモノは、陶器でできた、ひよこの醤油注しです。ひよこが卵の殻を割って、頭をちょこんと出したデザインで、醤油はひよこの口から出てきます。実に凝った醤油注しで、とても可愛らしくて、大好きな一品なのです。でも、残念ながら使ってはいません。お皿は毎日大活躍しているのですが、一番よく使っている醤油が、香川県の鎌田商事株式会社で造っておられる"カマダ だし醤油"で、紙パックに入っているので、容器に移し替える必要がなく、そのまま使っているのでした。

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でも、このひよこ醤油注しが、食卓に置いてあったら、なんだか楽しくて、子供たちは喜んだに違いありませんね。

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裏面を見ると、「駒込一丁目 株式会社 西 三河屋 電(94)二、九二七」と描いてあります。「三河屋」っていうと、サザエさんに出てくる酒屋が浮かんできますが、この三河屋は、どんなお店だったのでしょうか。株式会社なので、小さな酒屋や、小料理屋などでは、ないような気がするのですが‥‥。景品として配られたモノのように思います。 

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それにしても、日本の調味料の代表選手ともいえる醤油を入れる容器って、昔からいろんな種類があります。大きな瓶で販売されていたから、移し替える容器は必要だったのでしょうが、ガラスの醤油瓶なんて、コレクターも出現するほどですし、色だって無色透明にはじまり、グリーン、ブルー、ピンクとカラフル。その上、樽型やオシドリの形の醤油瓶をはじめ、花や星、格子模様など、さまざまな模様が施されていたりと、本当に多種多様です。陶器製の醤油注しだって、どれくらい存在するのか、想像もつきません。「日本の食卓には醤油ありき」って感じで、重要な調味料として、古来より活躍してきたことの表れですね。

  

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今回ご紹介するのは、昭和13年に発行されたカタログ通販の雑誌です。それも「百貨店経費を省いた、店ざらし商品絶無の、割戻しクーポン(金券)付の、新販売機関」というキャッチフレーズが書いてあり、「新販売」という文字から、カタログでの販売が、目新しいものであったことがうかがい知れます。発行元は"東京百貨株式會社"で、タイトルは『東京百貨型録・第三號』です(以下、型録ではなく、カタログとご紹介します)。

ご覧ください。なんて素晴らしい表紙なのでしょうか。古いモノが好きな方であれば、瞳がキラキラしてしまうような、ステキな表紙です(落書きがしてあるのが残念ですが‥‥)。それもカラーなのがいいですね。126ページにわたって掲載された商品の多さも見事で、昭和13年という時代に、こんなにお洒落で、ワクワクするモノたちが販売されていたのかと、驚きもしました。ぜひとも、ご縁があれば、ほかの号も入手したいものです。 

75-3.jpgさて、今回は『東京百貨型録』の中から、文房具(事務用文具)が紹介されているページを取り上げたいと思います。文房具だけでも7ページもあるのですが、あえてホッチキスやアイン紙綴器、鳩目紙綴器(ハトメパンチ)、二ツ穴、三ツ穴パンチが掲載されているページをご紹介します。というのは、何度かご紹介してきました無針紙綴器につなげて書きたいと思ったからです。

実は、『輸入・廃番文房具の発掘メモ』にて、無針紙綴器をはじめ、私のことまで取り上げていただきました。ありがとうございました。書いておられる、たいみちさんは、その後次々と無針紙綴器の仲間を発掘され、その様子に、欲しいと強く願っている時は、モノはやってくるということを、あらためて思いました。私も、そんな経験が何度かありますが、「そうだったんだ!」って、発見できた時の嬉しさは、思い出すだけでも、ニンマリとしてしまいます。

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たいみちさんのHPは、タイトルからもおわかりのように、廃番になった文房具について、きちんと書いておられ、とても勉強になります。また、ブングテンや古文具市などにも参加され、カレンダーをつくっておられたりと(とても可愛い)、"文房具の伝道師"として、頑張っておられます。なんだかすごいです。私も古い文房具好きのハシクレとして、今後も少しづつご紹介していきたいと思っています。

話を『東京百貨型録』に戻しまして、昭和13年頃も、すでに紙を綴じる道具が、たくさん販売されていたのですね。それもカタログに載せるほどですから、現在より重要視されている気がします。無針紙綴器のように、針がなくても綴じれる商品でさえ、たいみちさんの紹介しておられるモノを見ると、複数でていますから、需要があったということでしょう。

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ホッチキスといえば、以前ご紹介した、飛行船の形をしたホッチキスがありますが、飛行船以外にもライオンや鳩など、いろんな種類があるようです。事務用品なのですから、なにも形に凝らなくてもいいのでしょうが、そのこだわったデザインに遊び心が感じられ、当時デザインされた方のセンスのよさといいますか、心の余裕を感じてしまうのです。

それにしても、針不要の無針紙綴器誕生から93年が経ち、紙不要の時代になりつつあります。といっても、必要、不要のバランスをうまく取りながら、各人の判断(好み)で、選んでいける時代になってきました。私も残したい手帳は、毎年同じモノを買い、ちょこちょこと書いて、同じように整理していますが、それ以外は、パソコンの中に保存してあります。

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