かくして新秋津駅で降りて、西武線の秋津駅まで歩く。この2駅は乗り換える人たちが多いけど、結構な距離があるのに途中の商店街にはアーケードがあるわけでもなく、雨などが降れば、人々は傘を差してただ黙々と歩き続けるのであった。「全国つらい乗り換え駅選手権」があったしたら、かなり上位に食い込める気がする。
さて、この2駅間にはステキそうな店もあるが、いつもタイミングが悪くてナカナカ入ることができない。その代わりにといっては何だけれど、とてもチェーン店が充実している。「おかしのまちおか」まである!と喜んで、いきなり亀田製菓の「海苔ピーパック韓国のり味」などを買う。さて、それにしてもお腹が空いていたので、何か食べて行こうと考えていると、なか卯で和風牛丼250円セールをやっている。
これと冷たい小うどんのセット410円でいいやと思って入店。16時という中途半端な時間なので店はガラガラ。店のおばさんが「もうどこにでも座ってください」とステキな笑顔。こりゃいいやとテーブル席に座らせてもらう。トイレから帰ってくると、セットが登場。
まず牛丼から。おばさん、牛丼のもりがいいなと思ったら、つゆがダクダク。おばさん、汁までサービスしてくれたのね。でも私は汁抜きが好きなのよと心のなかで呟きつつ、汁を少し別皿(うどんの薬味入れ)に移して食べたのであった。いずれにしても気持ちのよいおばさんだ。ここはいい街だなと思いつつ、やはりまだ汁気の多い牛丼を「さらさら」と食べたのであった(うどんもうまいよ)。

橋脚部分を見上げると、まだ建設中といった風情が残っている。
釣り人を避けながら歩くこと10分。いよいよ先端まで近づいてきた。
灯台越しに結節部を見上げる。
おおっ、いいねぇ。ここが近々いよいよ繋がるのかぁ。
堤防には完成時のプレートが埋め込まれていた。1980年――凡そ30年前か。ちなみにケーソンとは地中や水中に埋めるコンクリートor鋼製の箱。
どうもゲートブリッジを結節する箱桁を海上輸送しているらしい
すると、突如としてこの光景には異物としか映らない、謎の物体が目に飛び込んできた!
箱の中には説明書も入っていました。読んでみると、
