No.185 木製のペンギンブックスタンド - ガラクタ共存記

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今回ご紹介するのは、木製のブックスタンドです。それも、私の大好きなペンギンが2羽向かいあっているというデザインで、雪をイメージしたのでしょうか、手描きで描かれたふぞろいの水玉模様がよく似合って、本当に可愛らしいですね。このペンギンたちがわが家の本棚に来て、もう何年になるでしょうか。 

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大きさは、高さが12センチ、横幅が11.5センチ、奥行きが8センチと、そんなに大きくありません。文庫サイズの本を立てて、ちょうどしっくりするくらいです。 縦の板の部分は、背が丸く、表紙に当たる面の角には筋が彫ってあって、本に似せた造りになっているのも細やかですね。

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ちょっと荒削りな仕上がりながら、いかにもペンギンらしいポーズが魅力的ですよね。木製品ならではの味わいといいましょうか、年月を経た色合いにも、ますます愛着を覚えてしまうのです。

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ちなみに、ペンギンはホゾではまっているだけで、着脱することができます。

 

ペンギンといえば‥‥。

上野動物園のペンギン近くに、お母さんと赤ちゃんペンギンの像があります。娘は、このペンギンたちが大好きで、いつも駆け寄って、ナデナデとさわりながら、「赤ちゃん、なにしてるの?」と、話しかけているのでした。 

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おまけ 

娘が通っているキッズルームで、先生が作ってくれた紙皿の時計に、娘が色を塗ってきました。‥‥う~ん、なんとも言いづらい仕上がりですが‥‥。茶色や紺や緑が塗られているところからすると、地味な色が好きなのかしら? 

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「見ザル、言ワザル、聞かザル」といえば、日光東照宮のサルが有名ですが、今回ご紹介するのは、そのカエル版。「見ガエル、言わガエル、聞かガエル」‥‥とでもいえばいいのでしょうか? 小さな陶器の置き物です。

以前"駅前ガラクタ商店街 その75 「防諜」を訴える三猿貯金箱の巻"で、チラリとご紹介したモノですが、もう少し詳しくご覧に入れようと思います。

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3匹のカエルたちは、高さ35ミリ、横幅60ミリの大きさで、小さくて可愛いです。 

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横から見ると、ぽっこりとふくれたお腹、量感のあるお尻と、カエルさんらしい丸々とした感じがよく出ていますね。

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後ろ姿を見ると、頭に回した手も、ちゃんと作ってあったりして、思った以上に丁寧です。白い顔料の上に釉薬をかけただけの、彩色されていない簡素な品ですが、その分造形には力を入れた、ということでしょうか。

ちなみに中央のカエルの下には、「JAPAN」の刻印があります。なぜサルでなく、カエルにしたのかはわかりませんが、ある時代に流行ったとか、地域的なものとか、何か理由がありそうですよね!

 

気になる街角

‥‥さて、話は変わって、先日ちょっと不思議な感じのするところへ遊びに行って来ました。

娘と一緒に宇都宮駅からバスに乗り、日光街道を進むこと20分くらいでしょうか。向かったのは"宇都宮動物園"です。バスで降りる際に、案内のアナウンスがなかったので、ちょっと不安になりましたが、キリンさんの看板が見えたのでひと安心。

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まわりに美しい田んぼが広がった、のどかで静かなところに、宇都宮動物園はありました。 

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入口からして、手づくり感があふれるといいましょうか。素朴な感じのする案内看板や建物に、なんだか懐かしい気持ちになったりして‥‥。

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ゲートを入ると、まずはキリンやシカなど、動物たちの置き物がお出迎え。 

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涼しそうな木陰にあるお土産屋さんも、どことなく懐かしい感じです。 

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娘は、さっそく大好きなアンパンマンに駆け寄りました。 

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動物園では、キリンやシカ、ウサギなど、草食動物にエサをあげることができます。私は生まれてはじめて、キリンの黒いシタに、ベロンとなめられる体験をしました。

なんというか、動物たちがみんな優しくて人懐こく、のんびりとしているのが印象的で、娘はまん丸くなったウサギをなでなでして、大喜びでした。  

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併設した遊園地は、動かなくなった古い遊具があったりして、時が止まったような印象を受けました。まわりが日々新しくなってゆく東京にいると、こういうのんびりとした場所は、かえってとても貴重な感じがして、癒されるのですから不思議です。 

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観覧車や汽車など定番の乗り物のほかにも、大きなお城が建っていたり、ミスマッチなところがまた楽しい遊園地でした。人懐こい水鳥のいる池もあって、ボートに乗ると鳥さんが餌をおねだりしてきます。 

そうそう、プールもありましたよ。動物園というと、臭いなどから暑い夏には敬遠されそうですが、プールがあると、来やすくていいかなぁと思ったり。当日は、30℃ない涼しい日でしたが、プールに入っているお客さんは何人かいました。

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動物のショーもやっていたようで、たくさんのベンチがならんでいました。でも、柵の先に広がるのは田園風景で、風はよく通るし、ほどよくすいていて、娘を遊ばせるにはとてもよい環境でしたよ。

ところで、どうしてこの動物園に来たのかというと、私の趣味のひとつでもある方位取りです。二荒山神社のお参りもしたかったのですが、ベビーカーでは階段をあがる根性がなく、ふもとの小さな神社でお参りしました。立ち寄るのを楽しみにしていた、"ANTIQUE  道具や  福や"さん(No.147No.148参照)は、残念ながらお休みでした。

 

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貯金箱に目がない時期がありました。それも、金属でできた、シブイ感じのする貯金箱に‥‥。今回ご紹介する、「貯金報國」と書かれたこの貯金箱もそのひとつで、骨董市で見かけて、戦時中らしい、質実剛健なスタイルに一目惚れ。即決で連れて帰りました。 

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国防色というのでしょうか、オリーブ色に塗られた鉄板製の貯金箱で、前面には日の丸と旭日旗が掲げられています。銀色に輝くコインの投入口と、その下の札差の枠は別パーツ。左の枠には、「健康を増進せよ 禁煙貯金」と、印刷された紙が差し込んでありますね。右の枠のそれは、すでに失われていましたが、どんな標語が書いてあったのでしょう。

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大きさは、高さが105ミリ、奥行き85ミリ。手で持ってみるとずっしり重く、思った以上に頑丈なつくりで、角ばったスタイルとその色から、どこか戦車を思わせます。 

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裏面には鍵穴がふたつあり、ちゃんと鍵がかかるようになっています(残念ながら、鍵はついていませんでしたが)。ひとつの貯金箱に、用途を変えて貯金をさせるこの構造は、なかなかいいアイディアだなぁと思ったりして。

 

おまけ

子供が産まれてから、毎年浅草の浅草寺へ、四万六千日のお参りに行っています。人ごみは苦手なので、朝一番に行くのですが、今回はテレビ朝日の気象予報士・依田司さんを見かけました。

この日開催されていた「ほおずき市」の、たくさんのほおずきと風鈴の前で、天気予報の中継をしておられたのです。「あっこれ、毎朝見てる5時半過ぎの中継だ~!」と大興奮! 思わず「依田さ~ん!」と、声をかけたくなったのですが、生中継の最中だったので、遠慮しました。想像していたよりも、ずっと背が高くて、かっこよかったです。

余談ですが、私は子供を産んでから、毎日の温度・湿度を厳しくチェックするようになったせいか、前にも増して天気予報をよく見るようになりました。特にお世話になっているのは、テレ朝の依田さん、TBSの森田さん、日テレのそらジロー(気象予報士じゃないけど)‥‥。

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心身ともに元気で、この1年を過ごせますように。 

 

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