No.183 "貯金報國"貯金箱と、浅草寺の四万六千日参り

183-1.JPG

貯金箱に目がない時期がありました。それも、金属でできた、シブイ感じのする貯金箱に‥‥。今回ご紹介する、「貯金報國」と書かれたこの貯金箱もそのひとつで、骨董市で見かけて、戦時中らしい、質実剛健なスタイルに一目惚れ。即決で連れて帰りました。 

183-2.JPG

国防色というのでしょうか、オリーブ色に塗られた鉄板製の貯金箱で、前面には日の丸と旭日旗が掲げられています。銀色に輝くコインの投入口と、その下の札差の枠は別パーツ。左の枠には、「健康を増進せよ 禁煙貯金」と、印刷された紙が差し込んでありますね。右の枠のそれは、すでに失われていましたが、どんな標語が書いてあったのでしょう。

183-3.JPG

大きさは、高さが105ミリ、奥行き85ミリ。手で持ってみるとずっしり重く、思った以上に頑丈なつくりで、角ばったスタイルとその色から、どこか戦車を思わせます。 

183-4.JPG

裏面には鍵穴がふたつあり、ちゃんと鍵がかかるようになっています(残念ながら、鍵はついていませんでしたが)。ひとつの貯金箱に、用途を変えて貯金をさせるこの構造は、なかなかいいアイディアだなぁと思ったりして。

 

おまけ

子供が産まれてから、毎年浅草の浅草寺へ、四万六千日のお参りに行っています。人ごみは苦手なので、朝一番に行くのですが、今回はテレビ朝日の気象予報士・依田司さんを見かけました。

この日開催されていた「ほおずき市」の、たくさんのほおずきと風鈴の前で、天気予報の中継をしておられたのです。「あっこれ、毎朝見てる5時半過ぎの中継だ~!」と大興奮! 思わず「依田さ~ん!」と、声をかけたくなったのですが、生中継の最中だったので、遠慮しました。想像していたよりも、ずっと背が高くて、かっこよかったです。

余談ですが、私は子供を産んでから、毎日の温度・湿度を厳しくチェックするようになったせいか、前にも増して天気予報をよく見るようになりました。特にお世話になっているのは、テレ朝の依田さん、TBSの森田さん、日テレのそらジロー(気象予報士じゃないけど)‥‥。

183-5.JPG

心身ともに元気で、この1年を過ごせますように。 

 


...トップページへ

Author


    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

さえきあすかの本

Powered by Movable Type 5.03

2014年1月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

このブログ記事について

このページは、さえきあすかが2013年7月13日 11:11に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「No.182 宮島のペーパーウエイトと、びん祭りの夜」です。

次のブログ記事は「No.184 小さなカエルの置き物と、宇都宮動物園」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。