貯金箱に目がない時期がありました。それも、金属でできた、シブイ感じのする貯金箱に‥‥。今回ご紹介する、「貯金報國」と書かれたこの貯金箱もそのひとつで、骨董市で見かけて、戦時中らしい、質実剛健なスタイルに一目惚れ。即決で連れて帰りました。
国防色というのでしょうか、オリーブ色に塗られた鉄板製の貯金箱で、前面には日の丸と旭日旗が掲げられています。銀色に輝くコインの投入口と、その下の札差の枠は別パーツ。左の枠には、「健康を増進せよ 禁煙貯金」と、印刷された紙が差し込んでありますね。右の枠のそれは、すでに失われていましたが、どんな標語が書いてあったのでしょう。
大きさは、高さが105ミリ、奥行き85ミリ。手で持ってみるとずっしり重く、思った以上に頑丈なつくりで、角ばったスタイルとその色から、どこか戦車を思わせます。
裏面には鍵穴がふたつあり、ちゃんと鍵がかかるようになっています(残念ながら、鍵はついていませんでしたが)。ひとつの貯金箱に、用途を変えて貯金をさせるこの構造は、なかなかいいアイディアだなぁと思ったりして。
おまけ
子供が産まれてから、毎年浅草の浅草寺へ、四万六千日のお参りに行っています。人ごみは苦手なので、朝一番に行くのですが、今回はテレビ朝日の気象予報士・依田司さんを見かけました。
この日開催されていた「ほおずき市」の、たくさんのほおずきと風鈴の前で、天気予報の中継をしておられたのです。「あっこれ、毎朝見てる5時半過ぎの中継だ~!」と大興奮! 思わず「依田さ~ん!」と、声をかけたくなったのですが、生中継の最中だったので、遠慮しました。想像していたよりも、ずっと背が高くて、かっこよかったです。
余談ですが、私は子供を産んでから、毎日の温度・湿度を厳しくチェックするようになったせいか、前にも増して天気予報をよく見るようになりました。特にお世話になっているのは、テレ朝の依田さん、TBSの森田さん、日テレのそらジロー(気象予報士じゃないけど)‥‥。
心身ともに元気で、この1年を過ごせますように。