ペン先の形をした金属のケース、表面に「Pen Box」と文字が浮きだされています。英語の筆記体、穴の形をハートにしたあたりに、ハイカラというか、小洒落た感じがしますね。
大きさは横50ミリ、縦20ミリ、高さ12ミリで、手のひらに収まってしまうくらい小さなもの。何のケースかというと、ご覧のとおりペン先入れで、開けてみたら9枚の未使用のペン先が入っていました。もとは1ダース入りだったのでしょうか。カチャリ、と音を立てて、しっくりとフタがはまるあたり、金属の小物特有の味があって、本当にいいものです。
サイズからして、筆箱や引き出しの小物入れ、ペン皿などに入れられて、そのオシャレな外観で卓上を楽しい雰囲気にしたことでしょうね。
ペン先に関連するものは、「BUNCHIN&MIZUIRE」、「鐡帽ペン先」など、過去にもいくつかご紹介しましたが、文具の中でも一つのデザインモチーフとなっていたようで、つけペンがいかに親しまれていたかを感じさせます。
そういえば、つけペンなんて、もう長い間使っていないなあ‥‥。昔はイラストを描くのに、さんざんお世話になったものでした。
【 ご案内 】
たごもりのりこさんから、「第3回鳴子こけし現代アート展」のお知らせをいただきましたので、ご案内させていただきます。昔からこけしが大好きな女性で、こけしの楽しさを最初に教えてくれたのは、彼女だと思います。
くわしく知りたい方は、たごもりさんのブログをご覧くださいね。
123名の作家さんが作成された、350本のこけしを見ることができるそうです。鳴子伝統こけしも約50点飾ってあるとか‥‥。