商売をしているので年末になると熊手を求めるのだが、折角なのでアチコチの酉の市の類に出かけるようにしている。
それでも、毎年12/15に行われる地元川口のおかめ市は小さい頃より慣れ親しんでいることもあって、なるべく毎年足を向けるようにしている。
駅前は再開発花盛りだが、それでもテキ屋の屋台を退かすことはできない。コチトラン十年この地でやってるんだ!と言わんばかりにこの日だけは我が物顔で普段見かけない面々が闊歩している。最近ではマンションを買った層が駅周辺に目立つが、おかめ市になると嘉門達夫のヤンキーの兄ちゃんの歌ではないが、若いのから筋金入りのまでワラワラと出陣。
駅前から川口神社まで、迂回するように1kmくらいかな、ずっと屋台が続くのだが、昔からのルートなので、沿道には戦後、もしくは戦前からあるような建物も見受けられる。
かなり立派で石積み調のどっしりとした佇まい。レンガ部分が実に重厚感あるが、和洋折衷の邸宅なので、大正時代のものか。
蔵もあり、その手前に南国趣味的な樹木も植えられているので、益々その時期っぽい。