東京都足立区の最近のブログ記事

右メニュー部分にも告知させてもらっているが、拙町歩きミニコミ誌の新刊が今夏も発行を予定いている。
初売となる夏のコミックマーケットも当選(8/12 東2 P-33a ガキ帝国)。
いよいよ制作にかかるわけだが、イベント限定本では前回冬号で取り上げた上沼田団地【vol.38参照】から鳩ヶ谷街道を北上し、足立から川口へと工場街の郊外型ロードサイド文化を見て回ろうと思っている。
というわけで前号で載せきれなかった、鳩ヶ谷街道の起点となる荒川土手の江北JCTと上沼田団地の間のエリアを紹介したい。

王子から西新井大師へ抜ける王40系統という都バスがある。江北JCTから環七に出て大師様へ向かう路線なのだが、途中に荒川土手操車場もあるとあってか、江北バス通りとも呼ばれている。
上沼田団地エリアの南端、つけそば竜馬という一風変わったラーメン店(居酒屋?)【参照弊ブログ記事】のある、土手方面へと斜めに入る道がそれで、進むとスグ、三叉路に草木に覆われた税理士事務所とパチンコ屋が並ぶ壮絶な光景が待ち構えている。
45_01.jpg

45_02.jpg パチンコ屋は民家を改装したかと見まごう作りで、フツーの三角屋根に昭和のモーテルのような電飾看板が乗せられている。
45_03.jpg 対面にはモルタル造の商店が並んでおり、こちらも草が絡み付いている。
45_04.jpg

45_05.jpg シャッターが降り既に廃業している店舗も目立つが、結構な軒数が連なり、嘗ては結構賑わっていたと想像できる。
45_06.jpg 理美容店に銭湯と水回り系の商売も目立つ。
45_07.jpg

45_08.jpg 中でもスナックのような物件も多く、三業地的な匂いもそこはかとなく漂ってくる。
45_09.jpg

45_10.jpg 水回りといえばそのままだが、廃棄物が置きざりになったりと、土手的な荒廃感が目立つ。
45_11.jpg

45_12.jpg そうこうしているうちに荒川土手操車場に到着。
45_13.jpg

ここから鳩ヶ谷街道を北上するのだが、この路地裏はさらに足立区らしい土手沿い文化の迷宮が待ち構えている。それは新刊のお楽しみということで。
【了】

   

右サイドメニューでも告知を更新させてもらったのだが、拙著、B級グルメ町歩きミニコミ誌の新刊が夏に続き年末も発行(初売は12/31のコミケ「ガキ帝国」)。
引き続き商店街押しで、今回はアーケード商店街と団地の特集。中華屋や喫茶店、そして今回は1年ぶりに酒場も巡りながら、足立上沼田・阿佐ヶ谷・金町と、経済成長期の幻影の成れの果てを追う、といった内容。

で、誌上でも取り上げる上沼田団地については過去、vol.38で触れたが、あれからすぐ解体工事が始まったようで、約1ヶ月ぶりに訪れてみると、だいぶ取り壊しが進んでいた。
41_01.jpg

41_02.jpg

41_03.jpg 危うくこの団地群の初期タイプをカメラに収められなかったところだった。
UPしていない写真や、他の号棟、周辺の団地群、及び1Fテナントの現状や周辺の飯屋も新刊には掲載するので、期待くだされ。

   
暫く更新に間が開いてしまい、御礼が遅れた。コミケお越しくださった方、ありがとうございました。新刊『戦跡商店喰い』の特典、第一弾を公開中。よかったら見てやってくだされ。

(本誌内編集後記にあるパスワードを入力すると特典ページが開きます)

で、夏コミ明けてスグ冬コミの申込をしなければならず、いつもサークルカットをどうするか悩むのだが、取り敢えず、今回の続編、商店喰い2-ARCADER-として、天蓋式(アーケード)商店街を集中して特集することにした。まぁ今回の取材で続々取り上げたい商店街が出てきたので、ネタはストックできているのだが、どういう切り口でアーケードをまとめようかと、ただ天蓋式を食べ歩くだけじゃ物足りないなぁと思っていた矢先、上沼田団地の取り壊し風景に出くわしてしまった。
38_05.jpg いや、厳密に言えば、取り壊し直前の状態を目撃したのだった。これにより、団地1Fによくあるアーケード商店街と天蓋式商店街を結んで冬新刊は特集が組める!と思い至った。高度経済成長期の栄華と現状を巡るにはピッタリではないだろうか。

上沼田団地は足立区西部に位置する1960年代の団地ラッシュ草創期に建てられた巨大団地群。昭和30年代築の多くの団地がそうであるように、老朽化から建て替えを余儀なくされて久しい。
半年以上前から取り壊しの準備が始まっていたようで、そばを通るたび気になっていたのだが、つい先日、所要で足立区コミュニティバス「はるかぜ第6弾」の車窓から眺めた際、いよいよもってカウントダウンは近いと見て取れ、先頃急行してみた。
38_01.jpg 1~7号棟が今回取り壊しの対象のようで、低層階にはネットがかけられ、階段室入口部分にはベニヤが打ち付けられ、施錠もされていた。
38_02.jpg 38_03.jpg 立ち退きはとうに済んでいるようで、遠目に見える室内は暗く、もぬけの殻の様子。自転車置き場も一部置いていかれた粗大ゴミが野放しになっている他は何もなく、雑草が伸び放題、無造作に生い茂っていた。
38_04.jpg 上沼田団地の特徴は、後付された浴室と思われる配管がベランダ側に伸びている点だろう。
38_06.jpg スチール色の鈍く輝く銀が垂直に鉄格子のように幾筋も伸びる様は、特に夜通りかかると迫り来る感覚を覚える。そこにきて外壁そのものが年代を帯び、ヒビ割れ黒ずんでいるから尚のこと迫力を増している。
それが何棟も続く圧倒的な光景に見せられ、機会があれば夜な夜な、中央を南北に貫く主要道路を通るようにしている。

同年代の東側に連なる第2アパート群は今のところ健在で、しばらくはその勇姿を拝むことはできるが、工事区域内におられた警備員に少しお話を伺ったところ、この日の3日後には取り壊しが始まるとのことで(つまり1~7号棟は既に取り壊しが始まっている)、間一髪、当団地群最古参の姿をこの目に焼き付けることができた。
38_07.jpg 以前、拙著06年冬号『足立JCT』でサラっと取り上げて以来、幾度となく通りすぎてはじっくり眺めることのなかった上沼田団地。室内に入ることは許されなかったが、この度晴れてできる限り細部にまで窺い知ることが出来た。以上、簡単に写真をピックアップしてみたが、詳しくは拙著今冬新刊を待たれたい。

   

蒼い看板

ひらさわ呉服店@足立関原.jpg
不完全ながら、このブログのTOPバナーを作ってみたんで、
その記念に、使った画像をUPしておこうかと。
【東京都足立区関原3丁目】ひらさわ呉服店@関原銀座会
後ろの家屋部分の錆びたトタンが見えるので看板建築とわかる。
看板部分の縁の青がとにかく眩しい。。。

   
...トップページへ
NEWS!!!
当ブログ書籍誕生!
『路地裏ら~めん漫湯記』
…前身となる連載『ら~めん路漫避行』の東京23区内記事の加筆訂正+書き下ろし記事で構成された、東京裏町ラーメン銭湯攻略本!

Author


    刈部山本-karibe yamamoto-
    自営の珈琲店でスペシャルティ珈琲のドリップやケーキの仕込みに追われる傍ら、路地裏や廃スポットを徘徊してはB級グルメを貪る日々。B食+路上観察を纏めたミニコミ(同人)誌を年2回定期刊行。

    ら~めん路漫避行
    …旧サイト連載:ラーメンを巡る路上観察紀行

    デウスエクスマキな食卓

    …B級グルメブログ

    結構人ミルクホール

    谷根千路地裏の厳選珈琲店


刈部山本の本

    最新:ふろ式・酒場の叙景
    風呂入って一杯ヤれる攻略本

    夏新刊 『背脂番付』
    …ドキッ、アブラまみれの背脂ラーメンガイド!
    Amazonでも取扱中!
    (+105円だけど送料無料)
    弊ブログ・ヤフオク・委託先書店にて取扱中:委託先在庫状況はコチラまで
Powered by Movable Type 5.03
powered by.

  ...トップページへ移動

2014年4月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち東京都足立区カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは東京都渋谷区です。

次のカテゴリは橋梁です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。