そうそう、遅くなりましたが、昨年末はコミケありがとうございました。沢山の方に新刊『立喰いの挽歌』を手に取って頂けて、光栄でした。
右サイドバーに告知させていただきましたが、会場のみで発行した手作り中綴じ限定本を、今1月のみ再版します。『立喰いの挽歌』込みの限定セットにして受注受け付けてますので、宜しければどうぞ【詳細ページ】。ヤフオクからも注文できます【ヤフオク】。
その限定本のひとつ、『街道をくう01-旧岩槻街道王子~赤羽篇-』【詳細】の取材で、昨年末に行ったのが、王子本町アパート。
都営王子・王子本町・王子本町母子・中十条第1、という4つの団地で形成された一大団地群だが、それぞれの敷地面積自体はそう広くなく、王子本町アパートは71年完成と昭和40年代の団地ながら、その他は昭和30年代築の典型的にシンプルなシルエットの公団住宅が並んでいる。
伺った際、王子本町団地の一部が建て替えで取り壊しの最中だった。
撮影した給水塔脇に連なる棟は昭和40年代の団地部分だろう、まだ新しく映る。たが、この電線と給水塔と団地のコントラスが違った形となるのはそう遠い話でもなさそうだ。