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"レトロなガラクタ"で、びっきさんが木製の歯車をご紹介されました。わが家にもいるので、ご紹介したいと思います。この歯車は、大きいほうは直径135ミリ、小さいほうは直径80ミリ、厚さは2つとも15ミリです。大きいほうを鍋敷きとして使おうと思い、求めたのですが、長年旦那サンの机の上で、コースターとして活躍しています(同じようなものかな?)。丈夫で安定もよく、使いやすいです。小さいほうも、ガラスのコップを置くにはちょうどよく、もっとたくさん買っておけばよかったと思う一品です。 

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歯車なので、合体します。 びっきさんの歯車をよく見ると、うちのとは、つくりが違い、もっと厚みがあって素朴な仕上がりです。木製の歯車って、種類があったんだと、あらためて思ったのですが、用途はなんでしょう。うちのは、糸繰り機の部品ではないかといわれましたが‥‥。

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木製は、ひっくり返すと、木目の模様が違うのも魅力です(上の画像と比較してね)。

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小さい歯車は、ひとつだけ歯が抜けます。折れてしまったのを、修理した跡だそうです。

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実に見事な仕上がりの歯車だと、感心しながら眺めてしまいます。 

 

千葉県佐原の、あやめまつりへ

毎年数回訪れる水郷。どういうわけか、あやめまつりには行ったことがありませんでした。でも、今年は最終日に3人で行き、美しいあやめの花と、昨年より元気になった水郷の街並みを眺め、元気をいっぱいもらいました(No.20No.27参照)。

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実は、水生植物園に入ったのも、はじめてでした。

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今年は、あやめの花をたくさん見ているきがするなぁと思ったら、先日小石川後楽園で見ていました。 

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美しい花を見てもらうように、園内では、枯れた花を摘む女性の姿がありました。 

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狭い水路を、たくさんの舟が行き交う様子は、本当にワクワクします。娘は手を振ったり、「ど~も~」とご挨拶。 

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昨年は開いていなかったお店がやっておられ、美味しいよもぎ饅頭をいただきました(何個でも食べられそう~)。 

  

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これは、なんだと思いますか? 

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正解は、書道で使う墨(固形墨)です。それも、私の亡き祖母にとって、アイドルのような存在だった、二宮金次郎がパッケージに描かれており、「勞作尊重」、「全購買聯(ぜんこうばいれん)」、「クミアイ」、「貮ツ星(ふたつぼし)」、「定價金拾五銭」の文字と、桜の中に「共存共栄」の文字がデザインされたマークが描かれています。

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その上、墨本体にも、二宮金次郎が薪を背負いながら、読書をしている姿が型押しされているのです。家に帰ってから、パッケージを外して見た時は、とても驚きました。そして、二宮金次郎の上に描かれた、「勞作尊重」の文字は金色で描いてあるし、裏面の「クミアイ」は銀色で描かれ、共存共栄のマークは3つも型押しされ、マル公マークのラベルまで貼ってあるのです。なんて、手間のかかった墨なのでしょうか。

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大きさは、縦80ミリ。横20ミリです。 残念ながら、パッケージの裏側はやぶれていたのですが、未使用で、嬉しい出会いでした。

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この共存共栄マークは、戦前の物資が不足した時代につくられた商品に見ることができます。それも、ものすごく種類が多くて、戦時資料研究家のHさんですら、「多すぎるから、集めるのは大変です」といっておられました(このマークについては、もっとわかりやすいモノでご紹介したいと思います)。

さて、先に書きました、祖母のアイドル二宮金次郎について補足を‥‥。明治生まれの祖母にとって、薪を背負いながら勉強をする二宮金次郎は、孫の私にも真似をしてほしい存在でした。もちろん薪を背負えということではなく、時間を無駄にせず、勉強してほしいという意味です。なので、子供の頃はよく話を聞かされたものです。二宮金次郎改め二宮尊徳は、農業の向上に尽力された方でもあります。今になって思うと、台湾からの引揚者である祖母が、必死に勉強した農業は、土地改良を進めた二宮金次郎を思い浮かべながら、努力したのかも知れないと、思ったりもするのです。

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千葉県佐原の田んぼです。平成24年6月撮影。  

 

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今回ご紹介するのも、またまたマスクです。その名も"小學マスク"といいまして、商品名のとおり小学生に向けて販売されたマスクらしい‥‥。真っ黒いマスクは、これまでも大正末期から昭和初期の定番(?)として(No.11No.33No.125参照)、ご紹介しているので、違和感もなくなってきた頃だと思いますが、子供用というだけあって、ほかのマスクと比べると、サイズが小さいのが特徴です。

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前回ご紹介した、資生堂マスクと並べてみると、ご覧のとおり。小學マスクが硬いので、開いて撮影できず、わかりづらいのですが、確かに小さいです。

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縦75ミリ、横58ミリの箱も素晴らしいデザインですね。色合いといい、絵柄といい、実にインパクトがあります。でも、病気のせいなのでしょうか。男の子の顔が、いまひとつ元気がないように見えたりして。色白だからかな?

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裏面には、「文化小學マスクハ 最も高級艶皮製 通學ニ感胃及ビ呼吸器病其他悪疫流行ニ際シ 感染予防トシテ是非御使用ヲ」と書いてあります。マスクの構造としては、ゼネラルマスクと資生堂マスクは、中央に金属の穴が開いた板がつけられていますが、バンザイマスクと小學マスクは、マスク本体に穴が開けられ、呼吸がしやすいようになっています。

 

増殖する娘のアイドルグッズ

先日娘に手をひっぱられ、文京区は六義園の前にあるアンパンのお店、"フレーベル館えほんとおもちゃのお店"へ行きました。お店に入ると、娘は「ドキンちゃん~。ショクパンマン~。いいね~」といいながら、ショクパンマンのぬいぐるみ(見本用)をずっと抱っこしています。そして、棚の上にある巨大なショクパンマンのぬいぐるみを眺めては、「やっぱりいいね~」とひと言。‥‥ショクパンマンがそんなに好きだったのだと、はじめて知りました。

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気がつくと、わが家は、娘の好きなキャラクターがたくさん増えていました。だいたい洋服や靴にも書いてあるし。あげくの果ては、薬局でムヒにバイキンマンのストラップがついていると、喜んで買い、すぐにポーチにつけたりして‥‥(可愛いんだな。これが)。歌まで覚え出して、キリがありません。 

 

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