今回ご紹介するのも、またまたマスクです。その名も"小學マスク"といいまして、商品名のとおり小学生に向けて販売されたマスクらしい‥‥。真っ黒いマスクは、これまでも大正末期から昭和初期の定番(?)として(No.11、No.33、No.125参照)、ご紹介しているので、違和感もなくなってきた頃だと思いますが、子供用というだけあって、ほかのマスクと比べると、サイズが小さいのが特徴です。
前回ご紹介した、資生堂マスクと並べてみると、ご覧のとおり。小學マスクが硬いので、開いて撮影できず、わかりづらいのですが、確かに小さいです。
縦75ミリ、横58ミリの箱も素晴らしいデザインですね。色合いといい、絵柄といい、実にインパクトがあります。でも、病気のせいなのでしょうか。男の子の顔が、いまひとつ元気がないように見えたりして。色白だからかな?
裏面には、「文化小學マスクハ 最も高級艶皮製 通學ニ感胃及ビ呼吸器病其他悪疫流行ニ際シ 感染予防トシテ是非御使用ヲ」と書いてあります。マスクの構造としては、ゼネラルマスクと資生堂マスクは、中央に金属の穴が開いた板がつけられていますが、バンザイマスクと小學マスクは、マスク本体に穴が開けられ、呼吸がしやすいようになっています。
増殖する娘のアイドルグッズ
先日娘に手をひっぱられ、文京区は六義園の前にあるアンパンのお店、"フレーベル館えほんとおもちゃのお店"へ行きました。お店に入ると、娘は「ドキンちゃん~。ショクパンマン~。いいね~」といいながら、ショクパンマンのぬいぐるみ(見本用)をずっと抱っこしています。そして、棚の上にある巨大なショクパンマンのぬいぐるみを眺めては、「やっぱりいいね~」とひと言。‥‥ショクパンマンがそんなに好きだったのだと、はじめて知りました。
気がつくと、わが家は、娘の好きなキャラクターがたくさん増えていました。だいたい洋服や靴にも書いてあるし。あげくの果ては、薬局でムヒにバイキンマンのストラップがついていると、喜んで買い、すぐにポーチにつけたりして‥‥(可愛いんだな。これが)。歌まで覚え出して、キリがありません。