エンボスだらけのビンが好きってお話は、No.82 でも書きました。今回ご紹介するビンも、そのひとつで、ご覧ください。美味しそうな果物が、デコボコ、デコボコと、たくさん描かれているのです。ぶどう、いちご、メロン、レモン、みかん‥‥。なんて、夢のあるビンなのでしょうか。果物好きの私は、ついついうっとり眺めてしまいます。細い格子模様の上に描かれているのもステキですね。このビンは、昭和もはじめ頃のフルーツシロップのビンだそうです。
ラベルを貼ることができるように、格子模様の入っていない楕円があり、ビンの底には、『TTC NET340cc』の文字があります。
底に入った、大きな気泡もステキです。
メロンも切る前のモノと、カットされたモノが描いてあります(たぶんメロンだと思う)。
うまく撮れていないのですが、上ほうにカット前のレモンが描かれ、半分にカットされたレモンも描いてあったりします。
そのまま飾っても、ステキなビンですが、一輪ざしとして、お花を生けてもいいですね。ちなみに、ビンの高さは28センチ。底の直径は、6センチです。絵柄が可愛いので、黄色やピンクなどのガーベラが似合いそうです。
おしまいに、雛祭りの話など‥‥。
今年は前日が1日中雨で、材料を買う余裕がありませんでしたが、3日は朝から頑張って準備しました(私なりに、ですが)。器は陶芸作家の小林玲子さんがつくられた、ブルーがきれいな大鉢をのぞいて、古いモノです。それもガラスの鉢以外は鳥柄で、お雛様のカマボコがのっているお皿は、おしどりですが、ほかは雀です。とても可愛らしい雀たちなので、いずれ、大きい写真でご紹介したいと思っているのでした。ちなみに、花瓶はセロリバース。
今年1年も、娘が健やかに育ってくれますように‥‥。