No.32 靖国神社青空骨董市で、雀と竹が描かれたお皿を買う

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6月19日の日曜日、散歩を兼ねて"靖国神社青空骨董市"に行ってきました。この日も、朝からどんよりとした曇り空です。梅雨時ですから仕方がないとはいえ、もうずいぶんと長い間、青空を見ていない気がします。写真を撮ってもなんだか重たい感じの仕上がりで、暗いです。でも、靖国神社の骨董市に行くのは、本当にひさしぶり。以前行った時は、確か30店くらいしかお店がでていなかったので、正直見応えがないなぁと思ったのですが、今日はパッとしない天気であるにもかかわらず、お店が多いのでビックリしました(家に帰ってHPを見たら、60~100店くらい出店しておられるのですね! 失礼しました)。骨董市の様子もどんどん変わってきているのでした。

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しかし、娘を抱っこしての骨董探しは、目だけで勝負です。いちいち手に取っていられないし、いつぐずりだすかは、彼女の気分次第。まわりの方にご迷惑をかけないように、なるべくササッと会場をまわりたいと思うのです。それにしても、こけしなどの玩具に時計、食器やハガキなどの紙類に、着物などなど、たくさんの古いモノが緑の木々の下に並んでいる様子は、ちょっと不思議で、楽しい光景です。雨あがりの土の匂いにまじって香る、蚊取り線香の匂いも、業者さんとお客さんのやりとりも、なんだか懐かしい気持ちで眺めてしまいました。ちょっと安心したのは、小さいお子さん連れの親子が何組かいたこと。ひとりのお父さんは、息子さんに「自分の興味があるモノを見つけなさい」って話しておられ、靖国神社のあとは、次の骨董市会場に向かうようでした。今までなら、親子で来ているお客さんなんて、気にも留めなかったでしょうけど、私も変わりましたね。微笑ましく眺めてしまいます。

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そんな会場で手にしたのは、直径24センチのお皿です。このカラフルで、チープな感じのお皿は、安価で頑丈。まさに実用に適したお皿といえます。いろんなデザインがありましたが、私は雀の絵に惹かれて買うことにしました。正面から見た2羽の雀が、ひょうきんというか、間の抜けた感じで、とても可愛かったから。実は、お皿などの食器類は、鳥が描かれたモノだけにしようと決めたのです。キリがないので‥‥(あくまで基本的には、ですけど)。少し前にやってきた直径21センチの鉢も、似たような感じのデザインですが、つがいの小鳥の可愛さに惹かれて、買ってしまいました。どちらも大正時代のお皿だそうです。

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もう少し見ていたかったのですが、娘がぐずりだしたので、神社の参拝をして帰りました。娘は、はじめて訪れる靖国神社の大きさに驚いたのでしょうか。不思議そうに眺めていましたが、すぐさま興味の対象は鳩に移り、真っ白い美しい鳩を見て、喜んでいました。なので、たぶん、鳥柄のお皿も気に入ってくれると思うのです。

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このページは、さえきあすかが2011年6月21日 04:44に書いたブログ記事です。

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