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というわけで新刊で書き下ろした、銀座7丁目界隈クラブ街の雑居ビルの狭間に生まれた激狭路地の記事。その未掲載写真が沢山ストックしてあるので、ここでお披露目させて頂く。
map65.jpg 鳩居堂や博品館が並ぶ中央通りとJRの高架に挟まれたエリアの新橋寄り、クラブの看板がズラッと並ぶ見慣れた通りの風景。
01.jpg ある一つのビルの脇。
02.jpg ビルとビルの間にホッソイ路地が貫通して抜けられる。
03.jpg 入ってみると、ギャラリーやらの入口があったりと、意外と人通りがあって驚く。
04.jpg 路地のどん詰まりがバーになっていたりもする。
05.jpg そんな路地の途中にビルの通用口だろうか、非常階段のようなスペースがある。
06.jpg エレベーターがあり、通常利用するのだろうか。他所から来た人がたどり着けるか心配になる。それに初見でこの階段降りるかね?
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こうしたビルの狭間の閉鎖的な空間以外にも、ビルの背と背が向かい合ったところに出来たような、空が開けた路地空間もある。
08.jpg それぞれの建物の1Fに入る料理屋の従業員が休憩時間にタバコを吸っているような場所で、さらに自転車で道が狭まっていることもあって、中々に余所者が入りづらい空間が出来上がっている。
09.jpg 夜から開くのだろうか、スナックが雑然と連なる。
10.jpg その上の部分。ダクト周りが真っ黒になり、それが幾重にも連なって既にカオス状態。
その先の角を折れる。
11.jpg 奥に近代的なガラス張りのビルが聳え、手前の黒ずんだ空間との対比が凄まじい。
12.jpg そのコントラストをさらに強調させるかのように、モルタルの黒ズミが半端ない。

さらにビルの間の路地に迷う。
13.jpg ここも路地。
14.jpg ここも通れる!? 猫が行く手を阻んでいるが。

最後は路地にある神社へお参り。
15.jpg 賽銭箱も用意されている。
16.jpg 水とお揚げもちゃんと新調されていた。
17.jpg この奥の路地は流石に抜けられなさそうだ。
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とここで見慣れた通りに戻る。
19.jpg あんな路地空間なかったかのように人々が行き交うのを見ていると、幻を見たような錯覚に陥るのが、誰でも知るような繁華街での裏町歩きの醍醐味だろうか。
【了】

■お知らせ■
まぼろしチャンネルニュースでもお伝えしましたが、当ブログの前身となった町歩きラーメン銭湯巡り「ら~めん路漫避行」が本になりました。
【詳細:まぼろしチャンネルニュース刈部山本B食ブログ
13aki_hyosi『路地裏ら~めん漫湯記』 全80頁モノクロ¥800+税 【目次・サンプルページ】
連載全37回の東京23区を扱った回から厳選、大幅に加筆・訂正し書き下ろしを加えた、いわば手前の約10年に渡る活動の総集編です。自費出版のミニコミ誌という体で、ミニコミを扱う一部書店へ順次納品中していきます。納品完了次第、書店を紹介させて頂きますが、通信販売でも対応します。
併せて、08年夏に発行した、大宮の赤線跡や大衆酒場・食堂を巡るレポートをまとめた手製本コピー本『大大宮』の復刊リクエストがありまして、こちらの再版とのセットを、
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というわけで、多摩湖巡りの途中だったので、以前vol.63からの続き。今回で一応最後、玉湖神社の行き止まりの道を真反対へと回りこむ。
vol.53 多摩湖自転車道を行く・その1
vol.54 多摩湖の取水塔・その2
vol.55 多摩湖もう一つの取水塔・その3
vol.56 多摩湖おとぎ列車終着駅跡・その4
vol.57 多摩湖、そして狭山湖へ・その5
vol.63 多摩湖トロッコ軌道跡・その6

ここまでの自転車道沿道は公園としても整備された景観で、サイクリングにはもってこいのロケーションだったが、多摩湖西側半分は自転車道こそ整備されているものの、周囲は木々で覆われた雑木林、または藪といった風情で、観光開発として意識されていないようだ。
暗くなるとかなり不安になりそうな光景で、道は完全に移動のために通り抜けるしか目的がなさそうで、通り過ぎる車も心なしか速度が早く感じられる。
64_map.jpg ほぼ多摩湖の西端、少し開けたところに出ると、右手に西へと伸びる遊歩道のような整備された道が続いている。正式名称は野山北公園自転車道。ここから真っ直ぐ米軍横田基地まで続いている。
そして反対、多摩湖へ向かってはトロッコ軌道跡の横田トンネルがパックリ口を開いている。
64_01.jpg 1号隧道(トンネル)横田・2号隧道赤堀・3号隧道御岳・4号隧道赤坂・5号隧道と続く。
最初のトンネルに名づけられた横田という名称だが、一番横田基地側だからではなく(歴史的に考えれば米軍基地が後に出来たとすぐにわかりそうなものだが)、この界隈が村山市横田という町名だったらしい。横田基地は福生に位置するが、フッサというのがどうもアメリカ人には発声しづらく、地図上で近くに大きく書かれていた横田という町名をとった、というのは有名な話だ。

その元祖横田からトンネルに入ると、流石に暗いというか、つくりはしっかりしているものの、歳月を重ねた重みのある質感と空気感でトンネル内は満たされている。
64_02.jpg 水が滴り落ち非常に涼しいのだが、どこか背筋が寒い。子供が通ったら泣き出しそうな空間だが、近所の方は慣れたもので、何事もないようにまさに涼しい顔で通り過ぎてゆく。犬の散歩とかならわかるが、それ以外の人は何処へ行くのだろう?
64_03.jpg 余所者にはなんとも治安が悪そうに映るが、トンネルにはシャッターがついており、季節に応じて開閉時間が異なっている。

それぞれのトンネルは一見どれも同じように映るが、だんだんと山深くなるからかそれぞれに何処となく趣を異にしている。
64_04.jpg 2号隧道赤堀を過ぎたところで赤錆だらけのタンクを発見した。
64_05.jpg 隣りの小屋もどうも使われていない模様。廃養鶏場だろうか。
64_06.jpg トンネルと相まって相当気合の入った廃墟に感じられる。
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その後、御岳を過ぎると一気に山深い雰囲気に包まれる。
64_08.jpg 緑の鬱蒼とした空気が支配している。一応舗装された自転車道なのだが、小さく淀んだ番田池を迂回するように道が折れ、この先は…と心配になるところで4号赤堀が待っている。
64_09.jpg ここを越えるともう既に山間の風情。鬱蒼というかジメジメしている。ここで自転車道の舗装が終わり、ぬかるみが始まる。ここまで来たのだからと意を決してぬかるみに足を踏み入れる。
暫くすると封鎖されている5号隧道が現れた。
64_10.jpg まさに出現といった面持ちで粗野に打ち付けられた板っ切れが物々しさを演出している。この封鎖はかなり安普請で開けられた形跡がある。
64_11.jpg ホームレスが寝泊りしていてもおかしくない雰囲気だ。
トンネル内は暗かったが入口付近に人気がないことを確認し、その安普請な板っ切れの間からトンネルの向こうを覗く。
すると微かな光の円が確認できた。
64_12.jpg そこは現在立入が許可されていない多摩湖の土手ッ腹。吸い込まれるように覗いてしまうが、おいッ!なんて今、背中を叩かれたら心臓が飛び出しそうなくらいヤバイな、なんて恐怖心に駆られ、足早に帰路に着いた。

【多摩湖自転車道篇・了】※この周辺の散策は期を改めて…

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コルゲンコーワのケロちゃん指人形が大好きな私ですが、それと同じくらい可愛らしくて、骨董市などで見かけると見捨てられないというか、ついつい手をのばしてしまう、素朴な人形があります。縁日で見られる、射的の的になった人形です。

出来もご覧のとおり、材質もそれなりなので、出会った時にはすでに欠けていたりするのですが、見ていると、気の毒な気持ちにもなってきて、何度となくつれて帰ってきたのでした。

このような射的の人形は、大正時代からあったそうです。素朴なものばかりでなく、もっと良いつくりの人形もたくさんありますが、私はこの見捨てられているような、わびしい存在の人形たちに惹かれてしまうのです。

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まずは、黒いクマさんとペンギンさん。クマさんは赤いリボンを締めてオシャレしていますね。ペンギンさんが真っ黒なのって、なんだか異様な気がしますが、色を塗るのが面倒だったのでしょうか? 高さはペンギンさん55ミリ。クマさん50ミリです。黒の中に黄色と赤がポイントになっていますね。

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次は、足の欠けた水色のぞうさんと、ピンクとグリーンという、斬新な色合いのフクロウさん、黄色いイヌさんです。高さは3つとも、ほぼ一緒で50ミリ。黄色いイヌさんは、似たデザインで貯金箱もあります。人気があったのでしょうか。そうそう、黒いクマさんの貯金箱も、どこかにあったと思います。 

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こうして横向きで並べて眺めてみると、なんだかボーッとした感じがして、可愛らしいです。

私は縁日や温泉場などで、射的をして遊んだ経験は、ほとんどないのですが、こんな人形たちがずらりと並んでいたら、やっぱり欲しくなって、トライしたように思います(打つのはかわいそうな気もしますが‥‥)。どこか線の崩れた、本当の意味で、「手づくり」という感じがするのに惹かれるのでしょうね。

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