2011年2月アーカイブ

1.牛乳箱.JPG

家にいる古いモノたちを、なるべく上手に生活の中で活用する、というのは、私の長年のテーマ(?)のひとつです。タイトルのごとく、共存していくということなのですが、現実問題として、実用には、ほど遠いモノばかりで‥‥。ただ、"癒し"という視点からは、高得点をあげられるモノが、大多数なのでした。そんなモノたちの中で、産後6ヶ月の間、大活躍したモノがあります。それは、戦前の牛乳箱です。

2.牛乳箱.JPG

突然ですが、現在0歳の赤ちゃんは、1歳までに何回予防接種を打つと思いますか? 任意分を含めて13回です。多いです。授からなければ、まったく知らなかった話で、知った時には本当に驚きました。仕方がないこととはいえ、首のすわらない、いつ泣き出すかわからない赤ちゃんと一緒に病院へ行き、小さな腕に注射を打つのです。当然赤ちゃんは泣き叫びます。私も一緒に泣きたくなります(最初は‥‥)。そのほかにも保健所や病院での健診、離乳食の勉強会、助産師さんの訪問などなど、その都度必要なのが母子手帳。しかし、今まで持っていなかったわけで、置き場所が決まっておらず、どうやってわかりやすく、取り出しやすく置いておくかなぁと、考えていた矢先、視界に飛び込んできたのが、長年空気のようにそばにいた牛乳箱でした。高さ12センチ、横幅13.5センチ、奥行7センチという大きさですが、入れてみると、ぴったりです。それも「母子健康手帳」という文字が出るのがヨイ。これなら、棚の上に置いておくだけで、すぐに取り出せるので安心です(?)。

3.牛乳箱.JPG

でも、この牛乳箱は、現在見かけるモノとは、まったく違います。形もさることながら、全体が黒い色というのも珍しい。それも文字が金色という豪華さで、「加藤牧場 彦根市芹川町 電七六一番」と右横書きで書いてあり、その上に大きく「全乳」と書かれた、高級そうな牛乳箱なのでした。一見小さくて、今の牛乳ビンは入らなそうですが、入れてみると、きっちり2本入ります。小さく釘穴があいていますから、柱などに打ちつけたと思われますが、この箱の強度でビン2本をしっかり支えられたのか、ちょっと心配になります。必然的に姿を消していったのでしょうが、戦前に生まれたこの黒い牛乳箱が、玄関先の柱にかかっていたり、置かれている様子を想像すると、シブいといいますか、楽しくなるのです。

4.牛乳箱.JPG

牛乳箱といえば、『思い出 牛乳箱』(横溝健志緒 BNN新社発行)を見た時は、感激しました。著者が出会った日本全国の牛乳箱が、県別に紹介され、写真の美しさもさることながら、牛乳箱と街の関わりをたんたんと紹介しておられるのです。静かで、あたたかい写真集だと思いました。巻末には、紹介した牛乳箱のメーカー名、創業した年、もしくは廃業した年などの情報が細かく書かれているのも素晴らしく、残念ながら、「加藤牧場」は載っていませんでしたが、牛乳箱に描かれた彦根市がある滋賀県(特に近江八幡)は、明治時代から地元の牛乳製造元が多く存在したそうです。確かに牛乳箱の写真点数も多く、「均質牛乳」や「○○牧場」など、古いビンに見られる名称が、そのまま箱に書いてあります。中でも「湖東牛乳」の受箱は、屋根がないぶん、加藤牧場の牛乳箱に少し似ているかな? と思ったりして。

5.思い出牛乳箱.jpg

書籍の中でも紹介してありますが、そんな懐かしくもあり、時代を感じることができる牛乳箱を、古いデザインのままの形で、現在も作ってくれるお店があります。木箱やの、なつかしロゴ入り牛乳箱です。製作者の中島さんは、なんと30年もの長い間、牛乳の木箱を作ってこられたそうで、その様子がYou Tubeであがっています。古い牛乳箱もたくさん保存しておられ、見たことのないデザインの箱にワクワクしますが、長年工場を経営してきた上での苦労話は、時代の、いえ素材の変化の話でもありました。興味のある方は、ご覧になってみてください。
また、牛乳箱の写真を撮っておられる方は本当に多くて、参考になるホームページはたくさんあるのですが、私が特にお邪魔しているのは、琺瑯看板探検隊が行くの中の木製牛乳箱です。2月24日現在223箱発見しておられます。牛乳箱だけに限らず、見るだけで行ったような気持ちになります。
さて、話をワタクシゴトに戻しまして、生後6ヶ月までは、しょっちゅう手にしていた母子手帳ですが、予防接種を効率よく打てたおかげで、それを過ぎると、そんなに使わなくなりました。でも、いつでも取り出せるという安心感は変わりなく、本棚に牛乳箱と一緒に収まっています。

6.牛乳箱.JPG

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1.おしどり絵皿.JPG

池袋の西武デパートにて"暮らしの中の骨董マーケット"が、2月16日(水)から22日(火)まで開催されています。『開運!なんでも鑑定団』の鑑定士、岩崎紘昌さんが出店しておられ、前回はトークショーもありましたが、今回はどうなのかな? そう思いながら会場へ行きました。そういえば、トークショーには、鑑定士の安岡路洋さんも出ておられたっけ。‥‥という話から、1月末に永眠されたことを知りました。
安岡さんは、私がいまさら書くまでもなく、長い年月をかけて古民具を蒐集し、研究され、たくさんの書籍で紹介してこられました。私も何度かお話をしたことがありますが、楽しそうにモノと向き合う姿に、趣味はこうでなくては! と何度も思わされました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

2.絵皿裏面.JPG

西武デパートへ行った一番の目的は、実は骨董市ではなくて、うちの赤ちゃんの記念撮影です。日程が、タイミングよく骨董市と重なったので、お世話になっている"人形骨董・たけひ"のご主人、竹日忠芳さんにご挨拶をしなければと思い、会場に入るなり、直行しちゃいました。お腹が大きい時にお会いしたので、大きくなった赤ちゃんに驚いておられましたが、お元気そうな相変わらずの笑顔に、私もニンマリと嬉しくなりました。ちょっと意外だったのが、竹日さんと話をしている時に、骨董好きなおじさまたちが、抱っこしている赤ちゃんを見て、「可愛い、可愛い」と握手をしたり、頭を撫でてこられたこと。こういう積極的な行動は、女性しかしないと思っていたので、古物好きな男性は、赤ちゃん好きなのかと思ったりして。まぁ、キューピーを集めている人もいますからね(?)。

3.あざみと小鳥.JPG

今回の骨董市は、北欧のアンティークが多かったです。家具から食器、玩具にファブリック、アクセサリー、洋服などなど。北欧のデザインって、本当に可愛くて人気があります。私も家具を買いたくて、探した時もありましたが、残念ながら縁がありませんでした。今回も購入にはいたらず、和物でも視界に飛び込んでくるモノがなく、イギリス製のアザミの花と小鳥が描かれた、小さなケースを買いました。小鳥が可愛かったので、つい‥‥。1950年代のモノだそうです。
デパートの骨董市といえば、同じく22日(火)まで、上野の松坂屋デパートで、"懐かし着物と古布の祭典"も開催しています。こちらには、No.8でご紹介した"Lunco"が「冬の青」をテーマに出店しておられます。また、23日(水)から3月1日(火)まで、新宿の伊勢丹デパートで、「春の大きもの市 Luncoの桜組集合」も開催されるそうです。
さて、鳥つながりで、古伊万里のお皿をご紹介します。お皿に描かれたおしどりが、なんともいえず可愛いのです。まんまるなのですが、表情の愛くるしいことといったらありません。鳥が好きでなければ、描けない表情だと思います。赤と白の色合いと、春を思わせる梅の花から、普段使いではなく、雛祭りの時に飾るお皿にしています。

4.あざみと小鳥.JPG

ご案内
3月1日(火)から7日(月)まで、銀座にあるBartok Galleryにて、『女流絵本作家4人展』が開催されます。4人の中のおひとり、たごもりのりこさんは、ミニコミ誌を作ってきた当時から、大変お世話になった女性で、あたたかい性格は絵にもよくあらわれています。会場では作品の紹介はもちろんですが、絵本の展示販売もしておられるとか。絵本といえば、読み聞かせが大事! と思いつつも、本当に種類が多くて、選ぶのも大変です。こんな機会ですから行ってみたいです。興味のある方もぜひぜひ。

5.たごもりのりこ.jpg

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1.ボウル.jpg

珍しくアメリカ製の食器を買いました。キッカケは遡ること10カ月前。たまたま入った近所の雑貨屋で、店主が昔集めていたという、白い厚手のガラスに、茶色でヤカンなどがプリントされた細長い容器を買って帰ったのです。何気なくテレビの横に置いて、リモコンを入れていますが、なかなかいい感じ。調べてみると"オールドパイレックス"と呼ばれる、コーニング社が開発した耐熱ガラス容器でした。パイレックスといえば、あまりにも有名ですが、これは1960年代から70年代に発売された"アーリーアメリカン"というシリーズで、残念ながらフタはありませんでしたが、予期しない出会いが、とても嬉しかったのです。でも、アメリカの台所用品に興味はなかったのに、心境の変化でしょうか? 不思議です。心境の変化といえば、白は汚れが目立つからと敬遠してきたのに、新規参入してきた電子レンジやポット、扇風機、地デジ対応テレビなどを白に統一したら、家の中が明るくなっていいなぁと思いました。

2.ボウル.jpg

育児も少し慣れてきた12月のこと、茶色いテーブルの上に、アーリーアメリカンの大きいボウルを置いて、果物を入れたらステキだと思い、インターネットで注文しちゃいました。‥‥‥本当は、古いモノは目で見て、手で触れて買いたいと思っているのですが、なんせ今の状況では、出かけることもままならず、食品やおむつなどの育児用品も、イトーヨーカドーのネットスーパー、アマゾンなどに頼りっきりです。なので、今回お世話になったのはプチノエルと、西洋アンティークmumu。ちょうどクリスマスセール中の、この2店にありました。縁があったのですね! サイズもいろいろあったので、揃えることに‥‥。

3.ボウル.jpg

きちんと梱包されて届いた、アーリーアメリカンのボウルたちを手に取ってみると、やっぱり可愛い。白地に茶色でネコ、タカ、トウモロコシ、ランプ、ヤカン、コーヒーミルなどがプリントされ、あたたかい図柄を見ているだけでも、楽しい気持ちになり、何個かお揃いであると、余計に可愛く感じます。家事はまだまだ得意とはいえませんが、しっかり使いたいと思います。

4.ボウル.jpg

それにしても、今さらと思われるかも知れませんが、古いモノを顔も見ず、声も聞かずに購入できるのですから、時代は変わったものだと、しみじみ思います。といっても、西洋アンティークmumuは、オーナーの山本さんが以前からの知り合いで("その45 横浜骨董ワールド&清涼飲料水瓶&ターコイズの指輪"参照)、お互い元気なことを確認でき、嬉しかったです。プチノエルは、みなとみらい横浜で年2回開催される骨董市、横浜骨董ワールドに出店しておられるそうで、横浜骨董ワールドといえば、何度かアルバイトをしたこともあり、勝手に親近感を持ってしまいました。でもホームページを見ると、本当にステキなお店なのです。ぜひぜひ行きたいと思うのですが、こういう情報って、少し前(?)までは、雑誌や書籍を買って得ていたんですよね~。便利になりました。

5.台所.jpg

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インフルエンザ関連のニュースを、今年ほど意識したことはありません。自分はどうにでもなりますが、0歳の赤ちゃんには、うつらないようにしなければいけませんから。なので、近所の病院で、医療従事者の人は2回打っていると聞き、「私も打ちます!」と、何年も打ったことないくせに、2回も打っちゃいました。実は気管支が弱いので、重症化しないようにと思いまして‥‥。高齢母は必死です。
ご紹介するのはマスクです。商品名は『ゼネラルマスク』。今のモノとは似ても似つかず、おどろおどろしいといいましょうか、不気味なデザインです。残念ながら本体はありませんでしたが、ケースがブリキというのはすごいですね。紙箱のモノは何個か持っていますが("その4 衛星優美・リリスマスクの巻"参照)、ブリキケースはこれしか見たことがありません。

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日本でマスクがつくられたのは大正時代だそうです。最初は工場で使用する粉塵よけとして誕生しましたが、大正8年にスペイン風邪(今でいうところのインフルエンザ)が大流行し、予防用としてマスクは注目され、メーカーが乱立するほど売れたそうです。どうりで、たくさん種類があると思いました。当時のマスクは、カラスのクチバシのように黒く、枠組みは真鍮製で、呼吸する部分は金網が使われ、全体は布やベッチン、革などでつくられました。けれど、真鍮などの金属は吐息で錆びてしまうため、金属からセルロイドに代わり、その後、枠のない布地だけのマスクになっていったそうです。
ゼネラルマスクの裏面に書かれた説明書きを読むと、「ゼネラルマスクヲ御使用セラルル時ハ 一般ノ流行病ヲ 未然ニ防止シ 且ツ此レヲ根絶ヤシムルル効果アラシムルモノナリ」と書いてあります。このマスクを使用するだけで、病気を防止するだけでなく、病気を根絶やしにできるとは、なんとも素晴らしいマスクです(無理なのでは?)。ケースの大きさは、横幅7.3センチ、縦6センチ、厚さ2.5センチで、マスクの仰々しさに比べると、コンパクトなモノに思えます。形状は違えど、今から90年前の日本でも、現在と同じようにインフルエンザを恐れ、マスクで予防していたのですね。私もかからないように、マスクはもちろんですが、手洗いとうがいを頑張りたいと思います。なんといっても、今年の東京は、2月6日まで38日間も乾燥注意報が続きました(継続日数は歴代第2位だそうです)。それに、インフルエンザも患者数が15万人を越え、今シーズンはじめて警報レベルを越えたそうです。

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おしまいに、マスク姿の絵葉書をご紹介します。マスク姿といっても、食品衛生上のために使用しているのですが‥‥。姫路駅の"まねき"というお店で、お弁当づくりの作業中を写した絵葉書です。顔の大きさに比べて、マスクは小さく、黒いのが印象的ですが、当時から衛生面に気を配っておられたことが、うかがい知れる1枚なのです。この"まねき"こと"まねき食品"について、検索してみたところ、姫路駅名物「えきそば」の会社でした。立派なホームページがあり、社史も紹介していますが、それによると明治21年に創業され、翌22年より姫路駅にて、日本初の経木入り幕の内弁当を販売したそうです。現在も会席料理、折詰、お弁当、お菓子などの製造販売から、レストラン、麺類店の経営までしておられますが、まねきの「えきそば」のほうが、わかる方が多いのではないでしょうか。なんといっても、日清食品からカップ麺まで発売されているのですから‥‥。味はもちろんですが、きちんとした衛生管理の様子を、昭和初期から絵葉書に残しておられることも、素晴らしいと思いました。

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モノには、いろんな質感がある。ということを、あらためて教えてくれたのは、古物でした。素材によって時代が違うこと、時代によって同じモノでも素材が違うこと、冷たさやあたたかさ、手に持った感触。試行錯誤を重ねた上で、今に続いているということの確認。古いモノは、そんな当たり前のことを気づかせてくれました。うちにいるモノたちも、いろんな素材でできているのですが、今回ご紹介するのは金属です。「やっぱり、古いモノはカッコイイよね~」と、つぶやかずにはいられないモノであります。

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それは、懐中時計の形をした文鎮。それも中央には方位磁石が付いています。全長7センチ、左右5センチの手のひらにのる大きさで、大正から昭和初期頃につくられたモノだと思うのですが、ローマ数字と東西南北があしらわれた文字盤が、和洋折衷で実にステキなのです。この素晴らしいデザインは意匠登録されており、裏面には登録番号の刻印があります。そもそも、懐中時計を使いはじめたのは、明治時代だそうです。当時の懐中時計は高嶺の花でした。だからでしょうか。文鎮などの文房具や、印判手の食器や着物などに描かれています。No.1でご紹介した飛行船型ステープラーの飛行船と同様に、当時の人たちのあこがれであったことが、うかがい知れるのです。懐中時計については、『TIMEKEEPER 古時計どっとコム』『アンティーク懐中時計のページ』『社団法人 日本時計協会』が参考になりました。それによると、この文鎮は"デミハンターケース"をイメージしたのでしょうが、もちろんフタは開きません。

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懐中時計型文鎮と出会ったのは、下北沢にある"古道具・月天"です。店主のTさんとは、世代が近いこともあり、気の効いた(店主いうところの)ガラクタに「カッコイイ!」と連呼し続ける間柄で、古いモノに興味があったところへ、拍車をかけてくれたのは、間違いなくTさんです。この文鎮も、「いいよなぁ」、「カッコイイ~」、「ここまで状態がいいのは、なかなかでないよ」と大の大人が2人して大騒ぎ。いったいどんなお家の、どんな机で使われていたのでしょうか。想像すると楽しくなります。思うに、「モノづくり日本」と、よく聞きますが、この時代から、こんなに渋くて、細かくて、まるで本物の懐中時計のような、ステキな文鎮をつくっていたのです。すごいですね!
余談ですが、No.2でご紹介したプロペラ型のペーパーウエイトは、「ペーパーウエイト」って、イメージなのですが、懐中時計は「文鎮」のほうが、しっくりくるので、文鎮としてご紹介しています。あくまで主観です。すみません‥‥。

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ご案内
古道具・月天を"その54 下北沢の『古道具・月天』と画期的発明鉛筆削りの巻"で、ご案内しましたが、現在は、営業日と営業時間が変わっています。

古道具・月天
住所 : 東京都世田谷区北沢2-1-3 
電話 : 03-3424-8445
営業日 : 土日祝祭
営業時間 : 13:00~19:00
※仕入やイベント参加の際は、お休みのことがあります。お電話で確認してから行かれると確実です。下北沢のアンティークショップ巡りを兼ねて、行ってみてください。

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

さえきあすかの本

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