2013年5月アーカイブ

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No.173No.175で、犬吠岬と江ノ島のペーパーウエイトをご紹介しました。素朴なデザインの、可愛らしいペーパーウエイトを眺めていると、「昔はこういうのがお土産だったんだなぁ」と、嬉しく眺めてしまいます。

今回ご紹介するモノは、ペーパーウエイト?としても使えそうな、ガラスの置き物で、観光地のお土産です。ところは、三重県・伊勢の二見浦。いかがでしょう。ご覧ください!

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ガラスのお魚のお腹には、二見興玉神社境内の磯にある、夫婦岩と日の出が描かれているのです。

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どうやって描かれたのかというと、内側が空洞になっているので、こちらから描いたのです。上手ですね。

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お魚は目から口まで、しっかりとつくってあり、背びれ、尾びれもきれいです。

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裏面から見ると、このとおり。 

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真正面から見ると、ちょっとマヌケな感じがしちゃいます。ちなみに、全長12センチ、高さは4センチです。 

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内側に絵が描いてあると、ガラスを通して色が見えますから、涼しげでいいです。夫婦岩を見た記念として飾られたのでしょうね。思い起こせば、うちの実家も、硝子戸の小さな飾り棚には、旅先で求めたこけしなどの置き物が並んでいました。それらは、木や貝殻などでできた素朴な人形などでしたが、とても懐かしい光景のように思い出されます。

そうそう、以前二見浦のお土産であるヨーヨーと、大皿をご紹介したことがありました。参考までにご覧ください(駅前ガラクタ商店街 その57)。

 

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今回は、No.169でご紹介しました、お配り物のカガミにつづき、3枚のカガミをご紹介したいと思います。 

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まず1枚目は、山梨県松本市の"山屋洋服店"さんです。水色のマント姿の女性は、昭和初期に流行したモガスタイル。男性は洋装と、トンビの和装姿に帽子といういでたち。金泥風の背景がゴージャスといいますか、とてもオシャレな感じがする絵柄ですね。状態もよく、裏面のカガミはこれが一番きれいです。

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こちらが、その美しい状態のカガミ面です。ほかのカガミは残念ながら錆が出ていたり、曇っていたりします。 

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2枚目は、"桑那道子"と名札をつけた女性のカガミです。パーマネントをかけたヘアスタイルのきれいな女性、戦前の女優さんでしょうか? 人気の俳優さんがコマーシャルに活用されるのは、昔も今も一緒ですね。宣伝の文句が特にないことから、あるいはお配りモノではなく、プロマイドのように販売されていたのかもしれません。

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3枚目は、状態はよくないのですが、ワインのビンに葡萄の房をあしらった、味わいのある絵柄。これまた山梨県の甲府市"土屋合名會社"のカガミです。 ワイン‥‥いいえ、葡萄酒などお酒の会社のようで、甲府という土地柄から考えて、製造販売をしておられたのでしょうか。

こんな風に数が集まってくると、楽しいものですね。宣伝する媒体に、手のひらにすっぽりおさまるカガミがあった時代‥‥。今はすっかり、宣伝と「モノ」が縁薄くなったなぁ、と、しみじみ思ったりするのです。

 

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No.173でご紹介した、犬吠岬のペーパーウエイトと同じデザインのモノをご紹介します。今回の産地は、神奈川県の江ノ島です。これまた右横書きの小さな文字で、「江ノ島」と書いていなければ、私にはわからなかったほど、ちょっとアバウトなイラストです。 

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実は江ノ島って行ったことがなくて、ずっと行ってみたいと思っている場所のひとつです。なんとなく、観光客をはじめ、常に人が多いというイメージがあり、ついつい先延ばしにしてきました。 でも、毎日見るテレビの天気予報に中継映像が出てくるので、馴染みのある景色だったりします。

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さかさまから見ると、こんな感じです。 

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橋の架かった江ノ島の先に見えるのは、富士山ですね。空の色は、犬吠岬同様赤い色です。夕焼けの色でしょうか。 

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ひっくり返すと、裏側にはカガミがついています。 

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2つのペーパーウエイトを並べると、独特の色合いとキラキラした感じがステキですね。 

 

気になる街角

5月5日は子供の日。近所でも鯉のぼりを見ることができました。‥‥といっても、マンションの窓に飾ってある小さい鯉のぼりですケド。でも、娘は大喜び。「鯉のぼり、探そう!」と、探す気マンマンです。こうなると、たくさん見せてやりたいというもの。テレビで東京タワーの高さにちなんで、333匹の鯉のぼりが飾ってあると知り、自転車で行ってみました。

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スカイツリーもできて、小さく感じるようになった東京タワーですが、娘と見上げるタワーは、やっぱり大きくて、カッコイイ! 

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鯉のぼりも、ゆらゆらと元気よく泳いでいました。 

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「鯉のぼりさん、こんにちは!」と元気よくごあいさつ。

そういえば、以前東京タワーランプをご紹介しました。観光地のお土産は、いろいろ工夫されているモノが多くて、おもしろいですよね。 

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中央の持ち手は富士山。その両側に野球のグローブ、ボール、2本のバットをデザインした細長い文鎮は、まるで今話題のニュース、富士山の世界文化遺産登録と、国民栄誉賞が授与された長嶋茂雄さんと松井秀喜さんを現わしているよう‥‥。なんて、少々こじつけですが、今回は、そんなめでたいニュース2つを連想させる文鎮をご紹介することにしました。

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長さは185ミリ。この形の文鎮というと、学生時代に習字の時に使った物を思い出しますが、こんな可愛らしいデザインの文鎮もあったのですね。思えば、このブログだけでも、何種類の文鎮&ペーパーウエイトをご紹介したでしょう。いかに需要があったのかうかがい知れますね。かつての生活では、机に向かうことすなわち、紙と向き合うことだったのでしょう。

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過去の記事を調べてみると、21024606394133157171173 以上10種類紹介してきました。これだけ見ても、デザインの多さに驚くばかりです。

 

気になる(なっていた)お店

隅田川沿いに『タロス 古着 雑貨 アンティーク』と書かれた看板を見つけたのは、何年前のことだったでしょう。5年以上は前のことだと思うのですが、いつか行ってみたいと思っていたところ、自転車で娘と探検をしていたら発見しました。

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上の写真は、隅田川から見えた屋根に書かれた看板です。清洲橋の近くにあるのですが、こちらは『タロス清洲橋店』というそうで、もう1店舗は、森下にあるとか。

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入口はとてもインパクトがあります。普段お店に関心のない娘ですが、ショーウィンドウに並ぶオモチャを見て「オモチャ見ようか!」と入って行きました。店内は古着がメインで、雑貨は30年代のグラスやバックなどが並んでいましたが、なんというか、ひさしぶりに嗅いだ古いモノの匂いに、感激しました。娘は薄暗い店内を怖がることもなく、オモチャを探してグルグルと探検していました。

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外観からもおわかりのように店内は広く、建物のまわりにはポップなイラストが描かれていました。思うに、私が行ったことがなかっただけで、有名なお店なんでしょうね。

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‥‥以前は、GWになると骨董市やアンティークショップ巡りをしたものです。ちょっと懐かしいひとときに感謝でした。 

 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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