ガラスの最近のブログ記事

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5月も中旬になりました。新緑が美しい季節ですね。
本日10日は母の日。自分用に、4本のカーネーションを買っちゃいました。早いもので、娘が産まれ、曲りなりに母親となって、4年経ったからです。

夕方に花屋さんを訪ねてみると、駆け込みのお客さんで賑やかでした。お小遣いを握りしめて、1本のカーネーションにリボンをかけてもらっている子供たちの様子に、思わず微笑んでしまいます。ウチの娘はというと、「お母さん、いつもありがとう」ノリよく一言。よくできました、その言葉で充分! つづけて「お父さんの日はいつ?」と聞いてきました。お父さんにも感謝の言葉をいうつもりなんですね。エライ、エライ。

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近況の話はさておき、今回ご紹介するのは、ガラスでできた小さな屋形舟です。長さ7センチ、手のひらに収まるほど可愛らしいもの。サイズからペロペロ(No.207参照)に近い感じもしますが、もっと大人びた(?)というか、落ち着いた感じのする乳白色のガラス製です。

前回紹介した古道具・月天さんで出会ったモノなのですが、店主Tさんいわく、お塩を入れた小皿の役目をしたのでは、とのことでした。
もしかしたら、昔の屋形船の上で出された天ぷらに、お塩を入れて添えられていたのかしら。小粋な小物のあるお膳、ステキだなぁ。

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舟といえば、不忍の池の貸しスワンボートから始まって、湖の遊覧船や川めぐりの水上バスまで、観光地の船遊びは積極的にしている方なのですが、水の上というのは、なんとなく時間の流れものんびりに感じて、まるで深呼吸しているような気分になるから、不思議ですね。舟が水を分ける音というのも、癒し効果があるのでしょう。

そんなことを連想させてくれる、ガラスの屋形舟。スタイルはもちろん、材質や色合いも涼しげで、夏の食卓にはぴったりですね!

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話は現実に戻ってしまいますが‥‥。いやぁ、それにしても、なんでこんなに忙しいのか?
幼稚園の進級によりぐっと増えてきた、懇談会に保護者会、参観日、お祭り、そして連日のお弁当づくり。加えて仕事でも、いろいろと手がふさがってきて、目が回るよう。トシのせいもあって疲れもたまったのか、体調を崩して中耳炎になってしまったり‥‥。待ったなしの毎日ですが、ステキなモノたちとの出会いを楽しみに頑張っています。

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ご紹介するのは、手のひらにすっぽり収まってしまう、直径35ミリの小さなガラスの器。浅い円錐形で、貝のようなグルグル渦巻き模様がステキです。 

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少しグリーンがかった、ブルーのような美しい色合い。古いガラス製品には定番の、ポツポツと小さな気泡が見られるのも、実にチャーミング。 

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この器は、ベーゴマに似た形をしていますよね。ガラスのベーゴマというと、物資が不足した戦時中にもつくられたことがあるそうですが、こちらは、へこんだところに砂糖菓子を入れて固め、断面を舐めて食べた、駄菓子の一種の空容器と思われます。ペロペロと舐めたことから、そのまま「ペロペロ」と呼ばれていたそうです。

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「ペロペロ」のガラス器は、ベーゴマに限らず、お皿やコップなど、いろいろなバリエーションが楽しめるので、コレクターの方も多く、とても人気があります。検索していただくと、多くの方がご紹介しておられ、中には海岸で発見される方もいたりして、いいなぁと思ったり‥‥。

食べ終わったあとに器を捨てることなく、ままごと道具などのオモチャとしても遊べるというあたりが、当時の子供に好まれたのでしょうね。 

 

【おまけ】

先日もお話しした、上野松坂屋南館6階にあったオモチャ売り場、残念ながらお別れとなってしまいました。

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終了直前とあって、「売りつくしセール」の貼り紙も。娘とよく通っただけに、さみしさがこみ上げてきます。

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娘が本当にお世話になりました‥‥。店員のお姉さんたち、どうもありがとう! 

  

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No.203 ガラスの石蹴り4題

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少し子育てにも余裕ができたせいか、年末の大掃除というと大げさですが、手つかずだった引き出しの整理をはじめました。ほんのちょっとの間のつもりで、放りこんでおいた写真‥‥。結婚式のスナップや、友人に撮ってもらった写真などなど、7~8年前の写真などでてきたりして。

考えてみたら、この時期くらいから、デジカメで写真を撮ってパソコンに保存するようになり、プリントしてアルバムに貼るという行為をしなくなったのでした。なので、行き先を失った写真が、ぞくぞくとでてくるはめに。

このまま、放っておくのもナンなので、まだ使っていなかったぶ厚いアルバムに、順不同で入れること、4冊。古いのになると2002年ですか、11年間の自分の歩みをいっぺんに振りかえることができまして、外見の変化はもちろんのこと、洋服の好みやいろーんな変化を見せつけられて、おもしろいやら、「頑張ったねぇ」と声をかけたくなったり‥‥。楽しいひとときではありました。

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さて、今回ご紹介するのは、忘れられた写真たちと同じ引き出しに入っていた、石蹴りの石です。石といっても、材質はガラス。ずいぶん前に、ガラスが大好きな女性コレクターさんと一緒に求めたもので、いろんなデザインがあって、楽しいですね。こんなにキレイで可愛いと、蹴って遊ぶなんて、もったいなくて私には出来そうにありません。

上は猫さんで、直径60ミリ。 斜めに傷が入っているのが惜しいですが、招き猫のようにお座りした猫さんが彫られています。

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これは桜の花でしょうか、直径58ミリ。蹴らて遊ばれた「使用済み」のようで、擦った跡がついていますが、深みのある青い色が美しく、光に透かすと気泡もたくさんで、いつまでも眺めていたくなります。 

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こちらは、梅の花かな? 直径55ミリ。 ちなみに4つとも、表面はメッキをしたように、金色に輝いています。裏面にはメッキがなく、ガラスの生地のままでしたが、これは元からなのか、蹴られてはがれたのかはわかりません。

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最後は、なんとカブです! 直径60ミリ。葉の模様も細かくて、柔らかみまで伝わってきそう。

どれも似たような大きさですが、完全な円ではない、ちょっといびつな形が、なんとも愛くるしい感じがしますね。

 

【おまけ】 

娘を預かっていただいている、キッズルームの入口に置かれたクリスマスツリーのアップです。来年から幼稚園に行くので、今年で見おさめかと思うと、なんだかとてもさみしい気持ちになりました。

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そうそう、うちの娘、21日からお腹をこわし、1日に何度もトイレに行くことに‥‥。そのたびにお風呂に連れてゆき、お尻を洗い続けていました。だいぶよくなりましたが、小さい子供の病気は大変ですね。

おかげさまで、ロタウイルス、ノロウイルス、インフルエンザと看病してきた経験も手伝ってか、今回は度胸もつき、ドンと構えて面倒を見ているつもりです。 さて、2013年も残り4日となりました。風邪などひかないで(ぶりかえさないで)、新しい年を迎えたいです。

皆様も良い年をお迎えください。

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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