2011年6月アーカイブ

34-1.JPG1999年11月23日、私は岡山県の倉敷市にいました。この日は、倉敷市の紡績工場跡地にできた、有名な観光スポット、アイビースクエア内の広場にて、記念すべき第1回目の、"倉敷懐かしマーケット"が開催されたのです。約12年前の話です。今回ご紹介する、岩田硝子工業株式會社の"軽便・イワタ式洗眼噐"は、この日、ここからつれて帰ったモノのひとつなのですが、よく覚えていたでしょう? 実は、私が連載していた『骨董ファンVol.13』の『掘り出しモノ日記』を、ひさしぶりに読み返してみたら、懐かしマーケットで、この洗眼器を買った話が書いてあって、「そうだったなぁ~」と、思い出したわけです。本当は、購入日や金額など、マメに記録しておけばいいのでしょうが、私の場合、性格的に無理でした。 34-2.JPGイワタ式洗眼器は、デッドストックだったので、「この箱はニセモノではないのか?」と思うほど、よい状態で出てきました。でも、この類のニセモノをつくったところで、買う人は限られているでしょうし、だいたい、たいした利益がでるはずもありません。嬉しい出会いに、喜んで2つ購入しちゃいました。そんな様子を思い出しながら、ひさしぶりに箱から取り出してみると、ゴム球が劣化しています。そう、ゴムは劣化するんですよね。その上、ほかのモノに被害を与える可能性が高いので、長期保存する場合は、注意しなければいけません。状態がいいうちに撮影して、ご紹介しようと思いました。掘り出しモノ日記では、写真ではなく、イラストで紹介していましたから。

34-3.jpg箱の中には説明書も入っていました。読んでみると、
 「 ― 略 ― 本器は従来の不完全なる物と異り、近代的理科學を應用し、研究の結果製作致しましたものなれば、百パーセントの実績を上げ得る特徴を具備して居ります。特に使用簡易にして御家庭に於て、或は外出先にての洗眼には、最も適当と確信します」
とあります。"百パーセントの実績"って、なかなか書けるものではありません。「眼病の治療、眼病の豫防、眼質の美化」において、素晴らしい力を発揮した洗眼器なのだそうです。洗眼器を手にとってみると、薄いガラス製です。ゴム球を差し込む部分もガラス管なので、ていねいに取り扱わないと、割れてしまうのではないかと心配になります。でも、パッケージに描かれた、女の子が目を洗う絵は、なんとも可愛らしく、箱だけでも"昭和レトロ"って感じで、飾っておきくなるのです。
ところで、倉敷懐かしマーケットも、次回で40回目だそうです。現在は、会場が芸文館の広場だとか。もう少し子供が大きくなったら、観光を兼ねて行きたいです。*倉敷懐かしマーケットのHPがなかったので、詳しくご紹介しておられる、sazaeさんのブログにリンクを貼ってしまいました。次回開催は、7月31日、第5日曜日だそうです!

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母子ともに"ロタウイルス"に感染しました。4月中旬の話です。ロタウイルスとは、赤ちゃんの8割がかかるウイルス性胃腸炎で、嘔吐にはじまり、10日間くらい下痢が続く病気です。いやはや大変でした。赤ちゃんだけなら、なんとかなったのですが、高齢母まで感染するとは‥‥。予防接種を2回も打ち、インフルエンザは回避したと喜んでいた矢先のことで、1歳まで病気知らずにと思っていただけに、ガックリです。でも、なってしまったものは仕方がありません。思うように動かない身体にムチ打って、赤ちゃんへの水分補給とオムツ交換、そして洗濯を、ひたすら繰り返したのでした。感染力が強いウイルスなので、汚れた物は速攻洗濯しないと、旦那さんにも感染するからです。

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そんな時に視界に飛び込んできたのが、昭和のはじめ頃につくられた"バンザイマスク"です。この「バンザイ」という言葉は、当時多くの商品に使われており、私は世相を現しているものだと、長年思ってきましたが、今回、赤ちゃんの病気を経験したことにより、「病気にならなくてバンザイ」という意味で、つけられたのかも知れないと思いました。だって、今ほど情報がなかった時代に、インフルエンザが大流行したのです。人々は目に見えない病原菌に、ものすごい恐怖を感じたに違いありません。
バンザイマスクは現在のマスクとは、似ても似つかないデザインで、黒い小さな革でできています。未使用だったので状態もよく、鮮やかなオレンジ色のパッケージは、なんだか元気いっぱいなイメージで、病気も飛んでいきそうです。当時、マスクが大量生産され、メーカーが乱立したといいますから(No.11参照)、いかに目立つか、病気にならなそうか、アイディアを絞られたのでしょう。「衛生」、「安全」という文字もいいですね。そんな戦前のマスクは、何個か持っているのですが、おもしろくて、笑える商品名のマスクがたくさんあります。  

33-3.JPGさて、恐怖のロタウイルスですが、本当に10日間の滞在後、すっきりと出て行きました。しかし、大変なのはその後です。赤ちゃんは、はじめての病気で怖かったのでしょう。ものすごく泣くようになり、散歩の途中でも大泣きするし、抱っこばかり要求してきて、ベビーカーは乗らなくなるし、離乳食は食べなくなるしで、それはそれは大変でした。そんな赤ちゃんのご機嫌をどう回復させるか、「1に根性、2に根性、3に根性」と自らを励ましながら、「できることなら、避けて通りたいロタウイルス」と、しみじみ思ったのでした。ちなみに、これを機にベビーカーには、ほとんど乗らなくなりました(安いベビーカーにしておいてよかった!)。

 

気になる街角 

33-4.JPG手前の建物が壊された時に見ることができました。古い大きなアパートです。

 

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6月19日の日曜日、散歩を兼ねて"靖国神社青空骨董市"に行ってきました。この日も、朝からどんよりとした曇り空です。梅雨時ですから仕方がないとはいえ、もうずいぶんと長い間、青空を見ていない気がします。写真を撮ってもなんだか重たい感じの仕上がりで、暗いです。でも、靖国神社の骨董市に行くのは、本当にひさしぶり。以前行った時は、確か30店くらいしかお店がでていなかったので、正直見応えがないなぁと思ったのですが、今日はパッとしない天気であるにもかかわらず、お店が多いのでビックリしました(家に帰ってHPを見たら、60~100店くらい出店しておられるのですね! 失礼しました)。骨董市の様子もどんどん変わってきているのでした。

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しかし、娘を抱っこしての骨董探しは、目だけで勝負です。いちいち手に取っていられないし、いつぐずりだすかは、彼女の気分次第。まわりの方にご迷惑をかけないように、なるべくササッと会場をまわりたいと思うのです。それにしても、こけしなどの玩具に時計、食器やハガキなどの紙類に、着物などなど、たくさんの古いモノが緑の木々の下に並んでいる様子は、ちょっと不思議で、楽しい光景です。雨あがりの土の匂いにまじって香る、蚊取り線香の匂いも、業者さんとお客さんのやりとりも、なんだか懐かしい気持ちで眺めてしまいました。ちょっと安心したのは、小さいお子さん連れの親子が何組かいたこと。ひとりのお父さんは、息子さんに「自分の興味があるモノを見つけなさい」って話しておられ、靖国神社のあとは、次の骨董市会場に向かうようでした。今までなら、親子で来ているお客さんなんて、気にも留めなかったでしょうけど、私も変わりましたね。微笑ましく眺めてしまいます。

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そんな会場で手にしたのは、直径24センチのお皿です。このカラフルで、チープな感じのお皿は、安価で頑丈。まさに実用に適したお皿といえます。いろんなデザインがありましたが、私は雀の絵に惹かれて買うことにしました。正面から見た2羽の雀が、ひょうきんというか、間の抜けた感じで、とても可愛かったから。実は、お皿などの食器類は、鳥が描かれたモノだけにしようと決めたのです。キリがないので‥‥(あくまで基本的には、ですけど)。少し前にやってきた直径21センチの鉢も、似たような感じのデザインですが、つがいの小鳥の可愛さに惹かれて、買ってしまいました。どちらも大正時代のお皿だそうです。

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もう少し見ていたかったのですが、娘がぐずりだしたので、神社の参拝をして帰りました。娘は、はじめて訪れる靖国神社の大きさに驚いたのでしょうか。不思議そうに眺めていましたが、すぐさま興味の対象は鳩に移り、真っ白い美しい鳩を見て、喜んでいました。なので、たぶん、鳥柄のお皿も気に入ってくれると思うのです。

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美しい芝生と松の木が見事な皇居を横目に通過し(梅雨時で曇りなのが残念ですが)、日比谷公園を抜けて、新橋に行ってきました。もちろん、毎度のごとく自転車で、抱っこ紐の中には娘がいます。そろそろ歩きはじめるであろう娘と、こうして合体ロボのような状態で移動できる日々も、そう長くはないと感じながら、のんびり進む自転車は、とても楽しい。そういえば、お腹にいる時も、ロボコンになったような気がしていたっけ。こういう長いようで、実はとても短い時期は、大切にしたいなぁと思います。

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新橋は、私にとって思い入れのある街のひとつです。長年勤めた会社があるのです。結婚後ご無沙汰していましたが、ひさしぶりに顔をだしてみようと思いました。何年も通った道のりですから、とても懐かしく、キョロキョロしちゃいます。けれど、大がかりな道路の拡張工事中で、街並みがごっそりと変化していました。変わっていないビルだって、違う店舗になっていたり、空室だったり、建物自体がなくなって駐車場になったりと、落ち着かない様子で、数年ぶりに眺めてみると、なんだか街も生き物みたいです。今は荒く呼吸をしているように、私の目には映りました。

ひさしぶりに訪れた会社は相変わらずで、上司のIさんは突然やって来た私と娘に驚きつつも、とても喜んでくれ、娘も上機嫌でソファに座って、ブラインドや飾ってある版画をたたいたり、物を落したりと絶好調(?)です。そして、話はやはり3月11日の地震のことに‥‥。Iさんは2日間家に帰ることができず、会社に泊まり込み、倒れた本棚などを、元に戻すのに丸3日かかったそうです。そして、私の古物蒐集熱を加速させたIさんの口からでる、モノや本の今後の話も興味深く聞きました。

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事務所をでたら、自転車の後輪がパンクしていました。自宅までは10キロ近くあります。その上今いる場所は、テレビでよく中継される、新橋駅前のSL広場付近です。こんな大都会で自転車店ってあるのかな? 不安な気持ちを抑えつつ、交番で訪ねると、700メートルくらい先にありました。これは助かったと、のろのろ向かったところ、この地に昔からあったと思われる、懐かしい感じの自転車店が現れたのです。

細長くて薄暗い店内は、年季のはいった工具などが壁にかけられ、丸椅子が数個無造作に置いてあって、飲食店のご主人と思われる方が、煙草を吸いながら座り、足元には太った犬がゴロンと寝ています。一番奥には優しそうな奥さまと、若い女性がお茶を飲んでいて、手前ではお店のご主人と、おじいさま(?)が、つなぎ姿で作業をしておられましたが、パッと手を止めて、私の自転車を見てくださり、「2つ穴が開いているね」と手際よく修理してくださいました。私は丸椅子に腰かけながら、その様子を眺めていたのですが、入口が開放されているので、通りすがりの人が挨拶をしてきたり、話しかけてきたりと、まるで、連続ドラマのワンシーンのようなのです。そして、修理が終わると、ていねいな言葉づかいで、私たち親子を送り出してくださり、昔からやっておられる商人魂というのかな? そんな心意気のようなものを感じて、なんだか嬉しかったです。なにより、パンクがなおってホッとしました。本当に助かりました。ちなみに(資)山下商会というお店です。ありがとうございました。

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今回は、感激した自転車店にちなんで、自転車ではありませんが、二輪絡みの文房具、真鍮製のクリップをご紹介します。山田輪盛館のノベルティです。「山田輪盛館」こと「ヤマリン」といえば、東京は神田の多町2丁目にあったオートバイ、輸入自動車の販売店で、ホクス号などの開発、製造も行ったお店です。それも、明治42年(1909)から営業しておられ、昭和43年(1968)まで存在していました。‥‥といっても、私がそんな有名なお店だと知ったのは、クリップを買った後のことです。ただ、このクリップを"平和島古民具骨董祭り"で見つけた時は、ドキドキしました。だって、見るからに戦前につくられたクリップなのに、状態がよく、中央にはオートバイに乗った男性が描かれ、ローマ字のバランスといい、形といい実に素晴らしいデザインなのです。ちなみに横幅は最大5センチ。またひとつ、過去から今につながる宝物を発見した気分になったのは、いうまでもありません。

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 常々、自分は貧乏性だと思ってきました。例えば"大は小を兼ねる"という言葉どおり、洋服は大きめのほうが安心したし、食器も小さいお皿よりは大皿のほうがお得だと、ずっと思っていたのです。色にしてもそう。汚れが目立たないように、白や汚れの目立つ色は避ける。食材の買い方にしても、ついつい"お得"の文字に、まとめ買い。使い切れないほうが、よっぽど無駄なのに‥‥。そんな意識が変化したのは、結婚後しばらく経ってからなのですが、古いガラスに対しても、無色より色ガラスのほうが、お得(?)というか、特別な感じがしていました。それが最近、無色の美しさを再認識しています。食器棚の奥にあった、ガラスの器たちをゴソゴソと出してきて、テーブルの上に並べてみたら、無色だと思っていたのに、微妙に違う色合いで、ポツポツとはいった気泡もいい感じです。お互い主張しすぎないせいか、複数あることで、バランスがいいようにも思えました。

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ご紹介するガラスの器は3つです。どれもガラスのフタがついています。一番小さいモノは、ずいぶん前に関西で購入しました。微妙に緑がかった、この片口の器を見ると、京都に行った際に何度も訪れた、骨董屋と喫茶店を兼ねた、"ライト商會"を思い出します(当時は1階が喫茶店で、2階が骨董屋でした)。喫茶店といっても、アンティークなモノたちが、ステキにディスプレイされていて、懐かしい感じがする空間なのですが、アイスコーヒーを注文した時に、一緒にでてきたのが、透明で片口のプレスガラスの容器でした。もちろん戦前につくられたモノです。その容器をそっと持ち、中に入った透明のトロッとしたシロップを、アイスコーヒーに注ぐ‥‥。見た目で美味しそうで、実際美味しくて、古いモノと上手におつきあいしているお店だなぁと、行くたびに、あこがれていました。

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次に大きいモノは、少し飴色がかっていて、なんのことはないシンプルなデザインの器ですが、単体で見るよりも、こうして3つ並べると、可愛らしさが増すような気がします。こちらも同時期に関西からやって来ました。食卓で使おうと思いまして。間違いなくライト商會の影響です。

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最後に、直径が155ミリの一番大きな器は、最近やってきました。大正時代のモノだそうです。写真だとわかりづらいのですが、少し黄色がかった透明で、この色は、鉛成分が多いために出る色だとか。プレスガラスとしても、初期につくられたモノだそうです。それにしても、凝ったデザインです。フタを取っても、縁取りが可愛らしく、このまま使ってもいいですね。実は、この器は『和ガラスに抱かれて』(文・写真:坂崎幸之助 平凡社発行)に載っていました。それもウランガラスとして紹介されており、色は緑です。緑色のガラスもとても美しく、ステキだと思うのですが、ほかの色もあるのでしょうか? ちなみに、この3つの器の中で、一番小さい片口のモノが、ウランガラスでした。
さて、関東は5月27日に、早々と梅雨入りし、今年は長梅雨になりそうですが、梅雨が明けると、まちがいなく夏です。電気不足の問題など、心配なこともありますが、見た目に涼しく、ひんやりとしたガラス器たちを、今年の夏は、しっかり使いたいと思うのです。

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おまけ 気になる街角 

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小さな虹を見つけました。

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台東区池之端にある、大阪万博グッズをメインに、古道具や古着など、幅広い古物を商っておられる"エキスポ"に行ってきました(No.3参照)。何年ぶりでしょうか。5年は経っているような気がします。残念ながら、オーナー&店長にはお会いできなかったのですが、相も変らぬオモチャ箱のような店内に、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。けれど、赤ちゃんと一緒では、じっくり見ることは不可能です。床から天井まで、ディスプレイの範囲が広すぎるといいましょうか。幸いだったのは、着いてしばらくは、抱っこ紐の中で寝ていてくれたこと。そろりそろりと動きながら、店内を物色できたひとときは、ひさしぶりに古物の国を探検しているような、とても楽しい気分になりました。思わず今日の記念(?)ということで、お店の方に許可をいただいて、店内撮影を片手でパチパチ。おかげさまで、片手撮影も慣れたものです。

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つれて帰ったモノをご紹介しましょう。まずは、1964年に発売になった、"ソフトカード明治コナミルク FⅡ"の空き缶でつくられた、直径が10センチもない、小さなバケツです。とても可愛らしいバケツで、状態もよく、パッと手にとってしまいました。粉ミルクといえば、私も"明治ほほえみ・らくらくキューブ"にお世話になっているので、なんとなく愛着を覚えてしまいます。

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次は、私にしては珍しく、切子のグラスを買いました。よく見ていただくとわかりますが、グラスに"五七桐花紋"が描かれているのです。五七の桐といえば、菊の御紋の次ぐ高貴な紋章とされ、天皇の衣類に用いられたり、豊臣秀吉など歴史上有名な人物が、天皇よりこの紋章を賜ったとか、近代では日本の国章として使用されています。なぜ、このグラスに、そのような紋章が描かれているのでしょう。しかるべき場所で使用されたのか、贈答品なのか、見るからに上品なオリーブ色の切子グラス。わが家には不似合いな気がしないでもありませんが、気になったので、実用品として買うことにしました。

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そして、シュガーポットに手がのびてしまいました。まんまるの真っ赤なガラスが、とても可愛らしいと思ったのです。もう少し落ち着いたら、カリモク60のテーブルに置いて、きちんと使いたいです。

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最後はおまけ。ロシアのマトリョーシカ人形です。おもしろかったので、つい。しかし、赤ちゃんは、いつまでも寝てはいません。目が覚めると、たくさんのモノに驚くこともなく、手をのばして、いろんなモノを触ろうとするので、慌ててお店を出ました。次回は、オーナー&店長にお会いできることを楽しみにしつつ‥‥です。

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帰りは、目が覚めた赤ちゃんを満足させるがごとく、自転車を走らせて、荒川区にある諏方神社(諏訪神社)をお参りしました。ここは、山手線沿いにあり、電車を見下ろせる神社で、東北新幹線や山手線、京浜東北線の電車が走る様子に、娘は興味しんしんです。そして、木がたくさんある広い境内もすがすがしく、穏やかな気持ちになったのですが、ひとつだけ気になったことがあります。狛犬が、とてもひょうきんな顔をしていて、可愛いのですが、口に塗られた紅の色が、垂れているのです。よく見ると、ほかにも紅色に塗られた文字など塗料が垂れていました。神社で塗料が垂れているなんて、あまり見たことない気がするのですが‥‥。と思ったら、後日文京区の富士神社も、紅の色が結構垂れていました。もしかして同じ方が塗ったのでしょうか? こういうものなのかなと、1人考え中なのでした。

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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