今回ご紹介するのは、絆創膏が入った細長い缶です。
商品名は"シロバン"こと、"白い絆創膏"といい、表面に書かれていたメーカー名は"旭十商會"、所番地は当時の表記で、東京市淀橋區下落合とありました。
高さ85ミリの細長い容器の色合いは、満州国の国旗とよく似ていますね。 仁丹などでも、満州国カラーのケースを販売していますから、このシロバンもその当時に売り出されたのでしょうか。
フタにも"シロバン"の文字が書かれています。 よく見ると、王冠をイメージしたようなデザインで、凝っていますね。
缶の状態も良く、未使用だったので、中味もはいっていました。 取り出してみると、幅80ミリの茶色くて薄いパラフィン紙(?)に、ガーゼが巻いてありました。開くとボロボロと崩れそうなので開きませんが、私たちが今目にしている絆創膏とは、ずいぶんスタイルが違います。
"絆創膏"といえば、今娘のお気に入りで、ちょっと虫にさされでもすると、「絆創膏はって!」といいます。可愛いからと、アンパンマンの絆創膏を貼ってあげたら、どんどん要求するようになってしまい、絆創膏代がばかにならないので、普通の絆創膏に変えました。
気になる(なっていた)街角
以前から行ってみたかった江戸川のボート乗り場へ、梅雨の合間に家族3人で行ってきました。
3歳になった娘は、よく話すようになりましたよ。
この日は真夏のような晴天で、暑かったのですが、とても気持ちがよかったです。
そして、どこかのんびりしていて、懐かしい風景に、つげ義春さんの漫画を思い出したりして‥‥。