今回のお題は、ご覧のとおり縦65ミリ、横60ミリの小さな紙箱ふたつ。 商品名は、正面に大きく「教育時計」「学習時計」とありますが、側面にはそろぞれ「キューピーの教育時計」と、「キューピーの学習時計」と書いてあり、こちらが正式名称のようです。
骨董市で出会った時、パッと視界に飛び込んできたのは、やはり時計の文字盤に小さく描かれたキューピーさんでした。いかにも子供用と感じさせるキューピーさん、なんとも可愛らしいですね。
箱を開けてみると、パッケージに描かれたとおり、12の数字の下に、キューピーさんが描かれた時計が入っていました。思った以上の可愛らしさ、これはぜひ手に入れなくては‥‥と、連れ帰ったのでした。
時計の裏面はこんな感じ。中央のまるいツマミで、時計の針を動かします。箱の裏には、「1にち24じかん、1じかん60ぷん、1ぷん60びょう」の文字があり、いかにも教材といった感じです。
もう1つの箱も開けてみると、上記と同じ、緑の枠の時計がでてきました。 箱が違うのですから、中味も違うと嬉しかったんですけど‥‥。ちなみに、それぞれ違う骨董市で出会いました。
こちらの箱の裏はもう一つと違って、「ねん、くみ、なまえ」の書き込み欄が。そういえば、小学校のとき渡された教材には、どれもこの欄があったっけなあ‥‥。
【おまけ】
故郷に帰ってきました。親が骨折入院しまして‥‥。4日の滞在で、バタバタと大忙しの日々でしたが、散歩途中の空の美しさには感動しました。幸い晴天に恵まれ、気温も高かったので、風邪をひくこともなく、娘も大好きな砂遊びをしたり、お見舞いに行った病院では、看護師さんたちに可愛がられてアイドル的存在になったりと、楽しそうでよかったです。
島根半島の紅葉が、こんなにはっきりと見えたのは、かなり珍しい気がします。
それにしても、11月は入ったとたんから大忙しで、月末まで走り続けた感じです。 気がつくと12月‥‥。平成25年も残り1ヶ月となり、今週には忘年会もスタートしますし、まだまだ、しばらくは忙しそうです。
部屋にはクリスマスツリーも飾り、故郷でひろったまつぼっくりも飾りました。
そうそう、余談ですが、9年ぶりに晶文社の編集者さんに、偶然お会いしました。びっくり。『ガラクタをちゃぶ台にのせて』を発行した時、担当ではありませんでしたが、ずいぶん励ましてくださった方で、なんだか、時間の流れを感じて、じ~んとしちゃいました。
そして、このたび、この「ガラクタ共存記」は、200回を迎えることができました。のんびりと古いモノをご紹介してきましたが、読んでくださっている皆様に感謝です。ありがとうございます。今後も地道に、古くて楽しいモノをご紹介できればと思っています。