No.201 日の丸模様の扇子型「マッチ擦り」?

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今年も残りわずかとなってきました。少しずつ掃除や物の整理などはじめていますが、ご無沙汰している人との再会も年内に‥‥と、バタバタ実行しています。

先日、以前勤めていた会社の方々と、目黒雅叙園でお食事をしました。約1年半ぶりの再会です。それも偶然、当時の社長の命日と重なり、想い出話も交えて、楽しい時間を過ごしました。社長が亡くなって9年経ちますが、優しかった社長の笑顔や口ぶりが思い出され、まるで社長が同席してくれているような感じがして、とても懐かしい気持ちになりました。 

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余談はさておき、今回ご紹介する、コレ。何かわかりますか? 材質は焼き物(素焼き?)ですが、扇子の形をしていて、日の丸に「必勝」の文字が右横書きで書かれ、なんともインパクトがありますね。 

紫色に日の丸というのも、なんとも独特の色合いです。ちなみに大きさは、横85ミリ、縦55ミリで、手のひらに、ちょうどのるサイズです。

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扇子の上にはご覧のように穴が開いています。実はコレ、マッチを擦るためのモノなのでした。正式な名前は、なんというのかわかりません。「マッチ擦り」とでもいうのかしら。ご存知の方がおられたら、教えてくださいね。

上の穴は、使ったマッチの燃えさしを入れるところです。扇子のまわりのザラザラした面で、マッチを擦ることができます。地味な小物ですが、デザインはさまざまで、何個か集めて机の上に並べると、なかなか味があって楽しくなるのでした。 

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裏面は素焼きの肌のまま、塗装なしです。はみ出た絵の具が素朴さを感じさせますね。

そうそう、扇子といえば、扇子の形をしたインキ壷もご紹介しました。興味のある方は、ご覧ください。

 

【おまけ】 

公園のトイレに入ったら、壁に虹が! きれいだったので、つい撮影しちゃいました。

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あまりにも美しい色合いに、トイレということも忘れてしまいました。 

 


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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このページは、さえきあすかが2013年12月 8日 09:30に書いたブログ記事です。

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