2014年8月アーカイブ

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8月29日(金)から9月23日まで、阪急メンズ大阪5階のオープンスペースにて、「正チャンの冒険展」が開催されます!

大正時代の貴重な単行本や原画、日本初のキャラクターグッズ、また、樺島勝一さんのペン画で描かれた貴重な原画も展示されるそうです。お近くの方、ご興味のある方、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。以前紹介した、私のコースター(上写真)も展示してくださっていますよ。

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また、「正チャンの冒険」のオフィシャルグッズほか、会場のみで販売されるグッズも数多く用意されているとのこと。詳しくは、上記のリンクをクリックして、オフィシャルサイトをご覧くださいね。

大阪は大好きなのですが、ずいぶん行っていないなあ‥‥。この機会にぜひとも訪ねてみたいものの、娘の幼稚園の始業式も間近、そのほかもろもろ忙しくなりそうで、ちょっと難しいかもしれません。大阪の街も、最後に訪ねたときからずいぶん変わったことでしょうね。 

 

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鞄といえば、革製! 社会人になりたての頃から、ずっとそう思ってきました。革が醸し出す、風合いといいますか、質感が大好きだったのです。古いモノに興味を持つようになってからも、年月を経てきた革の財布やトランクは、おとぎ話の世界のような、なんともいえない味わいが感じられて、ますます惹かれたものでした。

ところが、子供との生活がスタートしてから一変、ビニール製の鞄にも魅力を感じるようになったのです。なんといっても、自転車が欠かせない生活ですから、多少の雨にも耐えることができて、子供を抱っこしながらでも気を遣わずにすみ、柔軟で多用途に使えるビニールは素晴らしい! 生活の変化から、実用性に目覚めたといったところですね。

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そんなことを思っていたら、鞄の形をした古いモノがでてきました。カオールの金属のケースです。

カオールとは、仁丹同様、お口の衛生を保つ口中清涼剤で、いろんな形のケースが存在します。写真をご覧いただくとわかりますが、持ち手もしっかりとつくられ、丸みのある天地部分も雰囲気充分。真ん中のまるいボタンを押すと、パチンと開くという、凝ったつくりのケース。サイズは、幅43ミリという、手のひらに収まる小ささです。

う~ん、ここまで凝ったケースにする必要性ってあるのでしょうか? まさに付加価値を追求する国民性といいましょうか、日本人の物づくりの細やかさというか、凝り症に思いを致さずにはいられません。  

そうそう、カオールといえば、以前違うパターンのケースをご紹介しました。詳しくはこちらをご覧ください。

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余談ですが、鞄同様に、私に大きな変化があったのが、パンツ(ズボン)です。物心ついた時から、スカートしかはかなくて、パンツは1本も持っていなかったのですが、子供ができてからは、パンツとチュニックが定番スタイルになりました。

昔の友人たちは、私のそんな姿を見ると、ビックリしています。むしろ私が、自分自身の変化にビックリしているほどなのですが。最近では、スカート姿が見慣れなくなったせいか、なんだか似合わないような気がして、困っているほど。もう少ししたら、タイトスカート(ペンシルスカートと今はいうとか)をはきたいなぁと思っているのですが‥‥。こんな風に思いはじめたのも、少し秋が感じられるようになったからでしょうか。 娘の幼稚園も間もなくスタートです。

 

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8月2日土曜日。娘と2人で行ってきました、骨董ジャンボリー。どちらかというと、"娘を連れて会場まで行く"ことに、ほとんど労力を使い果たしたといいますか‥‥。

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この鳩のおもちゃ‥‥口で尾をくわえて吹くと、「キュウ~」と可愛らしい音がしますから、鳩笛といっていいでしょう。娘が「ベビードール」さんのブースに立たれていたお姉さんを気に入ってしまい、遊んでいただいたお礼も兼ねて、そちらで求めました。鳥が大好きなお父さんへの、お土産なんだそうです。材質は塩ビでしょうか、柔らかく、プニプニとした感触です。

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小さいモノがたくさん並ぶ中で選んだのですが、陶器やガラスのモノもたくさんありますから、娘がうっかり壊したら大変と、それはそれはドキドキしたものでした。娘は最初、大きなこけしがいいといったのですが、「頼むから小さいモノにして!」とお願いしたら、お父さんのことを思い出したのか、この鳩笛に決定。

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そんな状況で求めたので、一見した可愛らしさだけでつれて帰ったのですが、帰宅してからよく見ると‥‥。

背中には「水虫にMPO」のラベル、本体の側面にも「水虫にエムピーオー」、正面、胸のあたりには「鳥居薬品」の文字がエンボスで書かれていたりして、製薬会社の販促品であることがようやく判明。「鳥居」だからトリさんのオモチャと、なるほど、社名にちなんだものだったのですね。

最近はあまり見なくなった気がしますが、子供のころ、親に連れられて行った薬屋さんで、こんなオモチャをおまけしてもらったときは、それは嬉しかったことを思い出しました。

そうそう、今回会場へ行ってしみじみ感じたのは、老眼がずいぶん進んだなぁということ。会場の照明が暗く感じて、品物の細かい部分を眺めるのも、少し辛いときがありました。もう少し、明るくしてもらえるとありがたいのですが。次回1人で行く時は、老眼鏡をしっかり準備して行こう!

 

【 おまけ 】

ゆりかもめから見た景色です。

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子供と一緒だと、後方席も遠慮なく座ることができていいですね。

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眺めのよい車窓に、娘も「東京タワーだ!」、「スカイツリーだ!」と指さして、楽しそうでした。

【特別展示 ガラスびん遊】会場もチラリと。

撮影OKということで、数枚写真も撮らせていただきました。割れものですから、娘から目を離さず、慎重に、慎重に見てまわりました。   

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残念だったのは、びん博士のトークショーを聞くことができず、書籍も品切れ中だったこと。コレクターの先輩にもお会いできなかったなぁ‥‥。

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娘連れのこととて、たくさんのビンも、じっくり見るどころか、ひやひやしながら通り過ぎたのでした。 

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神薬のビンやパッケージも、もう少し眺めたかったのですが、ここはじっとがまん。

帰り際、主催者のT氏にご挨拶をしたところ、「かえるちゃん、老けたねえ」と、最近気にしていることをズバリといってくださり、もう少しなんとかせんとなぁと、あらためて思ったりして。

でも、娘とのささやかな探検としては、上出来といいますか、楽しかったです。なにしろ余裕がなかったので、私の買ったモノは鳩笛にとどまりましたが、娘が「妖怪ウォッチの『ジバニャン』のぬいぐるみが欲しい!」とせがんだので、つれて帰ることにしました。親に似て、この歳にして物欲がめばえたのか‥‥。妖怪ウォッチの流行ぶりは、本当に凄いですね。ちなみに私は、オバケのQ太郎に似た、「ウィスパー」が好きです。 

 

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昨日で7月も終わり。トシをとったせいでしょうか、この一ヶ月、本当に早く感じました。時間の経過が、年々加速しているような気がします。

月が変わって8月の1日からは、そう、"骨董ジャンボリー"です! 初日に行きたいのですけれど、ちょっと無理そうなので、2日か3日に娘をつれて行ってみようかと思っています。子供のこともあって、なかなか自分の思うように時間が使えないでいますが、誰しも、そういう時期があるのでしょうね。

さて、今回ご紹介するのは、自転車の銘板‥‥昔の自転車のハンドル軸の前面に、誇らしげに掲げられていた、アレです。結構な数を集めたのですが、今回は富士山がデザインされているモノだけ、いくつか選んでみました。

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まずは、「美國」の2枚。上は曲がっており、下は平べったくなっていますね。ハンドル軸の形に合わせ加工した後と、加工前のモノなのでしょうか。

アルミ板をプレスして、絵柄を浮き出させたやり方は同じですが、上は塗装も丁寧で、七宝焼きを思わせる、高級感あふれる作りなのにくらべて、下はツヤもなく、アルミの生地むき出しで、ちょっとチープな感じ。物資が不足した時代のモノかもしれません。

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次は「最高峰」と書かれた銘板です。最高峰というからには、富士山かしらと思って選んだものの、よ~く見ると、どうも形が違うような‥‥。考えてみれば、戦中までの日本最高峰は、台湾の新高山(現在の玉山)でしたから、もしかしたらそれかもしれません。早くも「富士山づくし」が崩れてしまいました。ゴメンナサイ!

ともあれ、雪をいただいた山の上に日の出という、素晴らしいデザインにまずうっとり。下に描かれた、雲の模様もステキですよね。

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気を取り直して、こちらは正真正銘、まごうかたなき富士山ですよ! だって、真ん中に「FUJI」って書いてあるし、銘柄も「富士覇王號」! 磨き出し風なのが渋くて、「覇王」の名にふさわしい感じですよね。「日米商店」というメーカー名も入っています。

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おしまいは、どこかモコモコとした、可愛らしい富士山。やはり日の丸がバックで、銘柄は「進出」。以前、"駅前ガラクタ商店街 その3"でもご紹介しましたよね。

 

自転車といえば‥‥、幼稚園でご一緒するママたちの中で、電動自転車でないのは私だけです。我が家の周りは、坂道が多い土地ということもあり、ママたちにも「替えたほうがいいよぉ~」といわれるのですが、電動に替えたら、もう戻れないというか‥‥なにかに負けたような気がして(なにと戦ってるんだ?)、いまだに乗り換えることができないでいます。不便でも、愛着があるのでしょうね。

今の私でさえそうなのですから、これらの銘板が掲げられていたころの自転車って、今の何十倍も重宝で、大事にされていたに違いありません。 古い銘板たちの金属の感触を楽しみながら、そんなことを思ってしまうのでした。

 

 

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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