2014年9月アーカイブ

旦那さんが20日土曜日に、京都へ出張することになりました。翌21日はフリーとのこと、なら一泊して、私と娘は2日間楽しめるということで、ついていくことにしました。久しぶりの関西です!

京都までいくとなれば、まずはNo.229で紹介した、「正チャンの冒険展」を訪ねなければ! 新幹線に乗って京都到着後、仕事のある旦那さんと別れて、娘と二人で大阪・梅田へ向かうことに。

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娘と京都から新快速に乗って、大阪へ移動しました。4歳児と立って乗るのは避けたいという思いから、早めに並び、座ることができましたが、行きも帰りも結構な混みよう、さすが新快速。

「正チャンの冒険展」は、方向音痴もあってメンズ店がなかなかわからず、人に聞きながらようやく到着。ご担当のWさんに、無事お会いできました。 

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私のお貸ししたコースターが、並べられているところも一枚。数ある素晴らしいコレクションと一緒に、ささやかですがお役にたてたようで、ひと安心でした。 

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正チャン帽はもちろんのこと、手ぬぐいやマグカップ、Tシャツなどグッズ類も充実していて、短い時間でしたが楽しめました。Wさん、ありがとうございました!


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さて、今回の品は、泊まった京都のホテルで購入した、象嵌製の猫ブローチです。

一見、アンティークかと思ったのですが、現行商品とのこと。象嵌といえば、京都の伝統工芸品ですよね。今でも昔ながらのデザインでつくっておられることに、感激して連れて帰ることに。製造元は、株式会社川人象嵌さん。今回の旅行のよい記念になりました。

 

【 おまけ 】

久しぶりの関西だったので、東寺か四天王寺の骨董市も寄ってみたいなあと思ったのですが、やはり、4歳の娘と二人連れとなれば、あまり自由はききません。娘の喜びそうなところ中心に、旦那さんと私の趣味をおりまぜて、観光してきました。

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2日目は蹴上の琵琶湖疏水、京都市動物園と併設の遊園地で遊んだあと、電車で浜大津に出てお食事、さらに琵琶湖で遊覧船に乗りました。船内ではバンドの演奏あり、お子さん向けの参加コーナーもありと、関西らしいサービス精神盛りだくさん。娘もほかのお子さんたちと舞台に上がらせてもらい、タンバリンを持ってみんなで歌ったりと、なかなか積極的な面を見せていました。


下船寸前、噴水に太陽の光があたって、美しい虹を見ることができました!

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子供のころから虹が大好きなので、すご~く嬉しかったです!

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一見して、懐中時計を模したとおぼしきケース。フタの中央には、毛まで細かく表現されたリアルな描写のライオンが、精密なプレスでデザインされています。

10年ほど前になりますか、出会った瞬間、ものすごく惹かれるものがあって、裏返したりフタを開けたりして、眺めまわしてしまいました。残念ながら、表面にも中身にも、製造国やメーカー名を記した刻印はなく、どこで作られたのかはわからなかったものの、私のツボをつくものがあったのでしょう、即お持ち帰り決定。

なんというか、携帯できる古いモノというのは、お家に飾っておくだけのモノにくらべて、よりロマンチックな感じがしませんか?

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全長55ミリ、手のひらにのせると、ちょうどよい大きさ。ライオンのディテールも手伝ってか、ギュッにぎりしめた感触も、心地いいのでした。そして、年月を経た真鍮ならではの、ちょっと黒ずんで重厚感のある色合いがまた味わい深く、古いモノ特有の存在感にあふれています。

時計でいう、竜頭にあたるところを押すと、気持ちよくパチン、と音がして開きました。中はごらんのとおり、しっくりとはめ込まれた内貼りがあって、浅いお皿のような容器になっています。用途はなんだったのでしょう、薬入れだったのでしょうか。

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よほど細工がよいのでしょう、閉める時も、パチンと音がしてしっかりと閉まり、まったくガタがありません。

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裏はつるりとして、撫でまわしても気持ちの良い感じ。

出会って10年、そろそろ実際に使って愛でようかなあ。大切な写真を入れて、ロケットペンダントにしようかしら。

 

【おまけ】

8月の中旬に里帰りしてきました。東京はまだ猛暑だったので、田舎は朝晩涼しくて、やれやれ助かったと思ったものです。もっとも、戻るころには東京も涼しくなりつつあり、いっぺんに秋が訪れたような気分でした。

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そして、涼しい風とともに、義理の父が亡くなりました。

私はこの間、とても多くのことを学びました。例えば、着物の喪服は、6月と9月は「ひとえ」を着て、夏は「絽」を着るのが正式の装いなのだということ。でも、現在では6月から9月まで絽を着ることが多くなり、ひとえは貸衣装もありませんでした。

古いモノもそうですが、時間が流れると、どんどん変化していきます。便利になってよかったと思う反面、さびしい気持ちもあります。そして、伝えていきたい気持ちも。

駆け足で走りぬけた半月‥‥。今年の夏を忘れないでいようと思います。

「おじいちゃんは、お星様になったんだよね」明るい娘の言葉です。

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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