No.123 戦前の子供茶碗と、鳥取県境港市の"モダン珈琲"へ行く

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ひさしぶりに故郷のお話をしたいと思います。

実は、すごくステキな喫茶店と出会ったのです。それも、実家からわりと近くて、「なんでこんな場所に?」と、思わず声をあげてしまったほど‥‥。ご紹介するお茶碗は、その喫茶店のオーナーに教えていただいたお店で買いました。

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やってきたのは、戦前の子供茶碗2つです。左は旭日旗と戦車、飛行機が描かれ、右は旭日旗と、手をつないだ男の子と女の子、そして「オテテ ツナイデ」とカタカナで描いてあります。このテのお茶碗は、いろんな種類がありますが、いったい何種類あるのでしょう。うちにも数種類ありますが、「オテテ ツナイデ」は、はじめて見ました。

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戦車が描かれたお茶碗の底には、「岐1041」とあります。

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お茶碗がやってきたお店は、こんな店内です。骨董屋さんってわけではないんです。ちなみに、島根県にあります(撮影は、お店の方に許可をいただきました)。そういえば、このお店の方いわく、今30代の若い方々が、いろんなお店を開業しておられるそうです。いつまでも、若いつもりでいましたが、静かに世代交代は進んでいるのですね。

 

さて、話が前後していますが、肝心な喫茶店のお話に戻しましょう。鳥取県境港市財ノ木町にある、"モダン珈琲"さんです。

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どこが気に入ったって、店内を見てください。こだわっておかれたアンティークな家具たち。 

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オーナーが長年集めてこられたそうで、モノへの愛情が伝わってきます。

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ブルーのロッカーも、アクセントになっていてステキですね。 

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静かに流れるジャズのレコードに、故郷にいることも忘れてしまいます。 

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個人的に気になったのは、地元「中浜村巡回文庫」と書かれた本棚です。いいなぁ、コレ。 

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オーナーとは、もっとお話してみたかったのですが(次回お会いできることを、楽しみにしています!)、娘はいるし、骨董にまったく興味のない妹も一緒だったので、次回は、ひとりで行ってみたいと思っているのでした。そうそう、オーナーと「ブログで紹介したい」って話をしていたら、お店の常連さんに、「ブログに書かれると困るなぁ。知られたくないんだけどなぁ」といわれちゃいました。本当に好きな方にとって、隠れ家のような、大切に思われているモダン珈琲さんなのです(書いちゃいました。スミマセン)。

肝心の行き方ですが、米子空港から徒歩7分くらいでしょうか。空港から日本海に向かって歩いていくと、左側にあります(小さな看板も出ていますよ)。 

 

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モダン珈琲から、つきあたりにある日本海。大好きな海です。

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日本海を眺めて、リフレッシュして、お茶を飲むのもいいですね。

 

おしまいに

とても嬉しい出会いがありました。ジャーン!見てください。

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こういうのも現役で活躍している、故郷なのでした。 

 


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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このページは、さえきあすかが2012年6月13日 14:14に書いたブログ記事です。

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