たくさんある古いガラクタの中で、お気に入りのモノのひとつが、お配り物のカガミだったりします。広告が入っていて、手のひらサイズ。喫茶店のマッチのように、お客さんに配られたのではないでしょうか。このテの広告入りカガミって、けっこうたくさん出てくるんですよ。衣料品店や酒屋、カフェなどなど‥‥。
上のカガミは、群馬県前橋市北曲輪町の"佐山洋服店"が配られたモノで、縦68ミリ、横40ミリの手にすっぽり収まってしまう大きさです。シルクハットをかぶった紳士と、しなっとした着物の女性が描かれた、かっこいいイラストはもちろんのこと、赤、青、黒の色合いも素晴らしく、喜んでつれて帰りました。
次は大阪九条花園橋の"井筒屋呉服店"のカガミです。絵柄はよく似ていますが、こちらは紳士2人づれ。大きさは上と同じで、左側の紳士は、上のカガミの紳士と同じかと思い、よく見てみると、手袋や目が違います。ほとんど同じですけどね‥‥。
2つ並べてみると、こんな感じ。かっこいい~。
裏面のカガミは、フチが錆びていたり、少々傷んでいますが、充分使用できます。
カガミといえば、今私のカバンの中に入っているのは、宇都宮で求めた日光彫の手鏡です。最近口紅を塗らないと、顔色が悪く見えるようになりまして、カガミは必需品となりました。
頑張っているお友達の話を少し‥‥。
まずは、1月に開催された、びん博士のコンサートのお話です。行きたかったのですが、行くことができず‥‥。本当に残念でした。でも、こういうご案内をいただくと、元気に頑張っておられるのだと、嬉しくなります。年賀状によると、『神薬』の本は、もうしばらくお待ちくださいとのこと。楽しみですね。
そして、講談社より発売された『昭和のはじめ タイムトリップ 地図帖』 のご案内です。著者は、日本古地図学会前会長・井口悦男さんと、友人の濱田研吾さんです。
昭和初期の写真や絵葉書、美しい鳥瞰図などをたっぷりと載せて、全国の有名観光地の昔の姿や、そのころの旅行事情を紹介しています。とても見やすく、読みやすい文章で、見ているだけで、ワクワクドキドキ。旅に出たくなりました。
おまけ
3月24日に船の科学館近くの公園に行きました。ここも桜が見事でした。