No.102 金属製ぞうさんフックと、上野松坂屋のパンダアドバルーン

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ご紹介するのは、ぞうさん。それも、金属製のフックです。壁に取り付けて、鼻に帽子など掛けるのです。なかなかよいデザインのフックだと思うのですが、いかがでしょう。フックって、今回はじめてご紹介しますが、いろんな種類があるモノのひとつ。いつか、わが家の壁や柱につけて使うのだと思いながら、何点か集めてきましたが、賃貸マンションでは無理があり、なかなか実現に至りません。

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でも、さりげなく、こんなフックが壁についていたら、ステキだと思いませんか? それもアンティーク。裏面には「JAPAN」の文字が入っています。鼻や耳のシワなど、細部にいたるまで、細かくつくられているのもステキですね。 

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正面から見ると「パオーン」と今にも鳴き出しそうで、なんだか笑っているようにも見えます。 

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そういえば、娘が「ぞうさん」といえるようになったのは、いつ頃だったかな‥‥? チュンチュン(雀)、ガーガー(あひる、鴨)、ポッポ(鳩)、カーカー(カラス)、ペンペン(ペンギン)、ワンワン(最近いぬというように)、パカパカ(馬)、ニャーニャー(猫)の次くらいだったような。特徴があるわりには、覚えるのは後のほうでした。やっぱり身近にいないからでしょうか。

 

気になる街角  

お彼岸のある日、上野動物園からアドバルーンが見えました。都内で珍しいと思い、慌てて撮影したのですが、パンダの形をしています。それも、ピンク色の耳です。ピンクのパンダといえば"さくらパンダ"。大丸・松坂屋のマスコットではありませんか。なので、上野松坂屋デパートがあげているのだとわかりました。 

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さっそく調べると、アドバルーンは、期間限定の17、18、20日の3日間あげるそうで、なんと40年ぶりだとか。最後にあげたのは、上野動物園に初めてパンダのカンカンとランランが来た昭和47(1972)年で、昨年再び上野動物園にパンダが来たので、アドバルーンをあげる計画があったそうですが、震災で中止になり、今回パンダ公開1周年を機に実現したとか。むむむ。これは間近で見なくては。慌てて最終日に行ってみることにしました。‥‥だって、アドバルーンって、楽しいじゃないですか。娘にも見せてあげたい。 

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最終日は晴天に恵まれ、パンダはふわふわと気持ちよさそうに、浮かんでいました。娘も巨大な風船に興味しんしん。「パンダ~」、「ふ~せん」と指をさしては、不思議そうに見上げています。  

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なんだか、眺めているだけで、眠たくなる、いえ、穏やかな気分になります。 

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余談ですが、若かりし頃、アドバルーンをあげるお手伝いを数回したことがあります。アドバルーンが飛んでいかないように、下で見張っているのですが、あの頃は時間がたくさんあったなぁと、しみじみ思ったりして。 

 


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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このページは、さえきあすかが2012年3月24日 11:11に書いたブログ記事です。

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