最近、緑色に惹かれます。もともと、コルゲンコーワのケロちゃんが大好きだし、台所も緑色のフライパンや鍋、缶など置いていたり、緑は好きな色のひとつ。春目前となりまして、木々に小さな芽がでてきて、きれいだなぁと眺めていたりします。 そんなことを思っていたら、この緑色のビンが、「私を忘れてはいませんか?」といわんばかりに、でてきました。金属のフタには「Sakae」と文字が描かれた、シンプルな緑色のガラスビン。
ラベルもないのですが、形からクリームのビンだと思われます。
クリームビンといえば、びん博士の著書である、『びんだま飛ばそ』(庄司太一著、PARCO出版発行)の中に、「泥だらけだった戦前戦後のクリームびんも、洗ってみれば、ほら、この通り。」って、イエロー、グリーン、ブルー、ピンク色などの、淡くて優しい色合いのクリームびんたちが、ラベルもフタもないんだけど、見開きでたくさん紹介されているのを見た時に、びん博士は、本当にびんが好きなんだなぁと、思ったっけ‥‥。
厚くて、ボテッとした緑色のガラスビン、やっぱり可愛い。
3月中旬のこと。娘と2人で、はじめての小旅行へ行きました(里帰りはのぞく)。秋葉原から、つくばエキスプレスに乗り、浅草まで4分で着くのに驚き、快適なボックスシートの車輌に驚き、完全なおのぼりさん(死語?)状態で、向かったのは、みなと平駅。そこからタクシーで10分。目的地は、"ワープステーション江戸"です。
NHKの大河ドラマなどで、撮影場所として使用されるここは、最近はずいぶん寂しい観光スポットとなっているらしいのですが、地面を走り回りたい娘と、その娘をギャーギャー騒ぎながら、追いかける母としては、安心して遊べる場所だと思いまして。ついでに、ケロちゃんの撮影も兼ねたいと‥‥。
平日のせいか、お客様はまばら。おかげさまで、撮影し放題。のんびりとした景色に、ケロちゃんも嬉しそう。なにより娘も、広い不思議な街並みに、興味しんしんです。
日本橋の真ん中に、ケロちゃんを置いてみました。
そんな様子を見て、手伝う1歳の娘です。
青い空に、白い雲がぷかぷかと、本当に気持ちいい。
来てよかったと、しみじみ思いました。
ベビーカーが借りれたのもラッキーで、娘は最後のほうでは、ケロちゃんをのせて押していました。ちなみに、娘は「ケロ」と呼び捨てです。なんだか友達のようで、微笑ましく眺めているのでした。