No.114 風情のある擦りガラスの蠅とりビンと、小石川植物園の桜

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蠅の季節、いえ虫の季節がやってきましたね。散歩の途中で、不忍池のまわりを自転車で走りぬけると、虫柱(?)に突入することも増えてきました。今年は寒い日が長く続いた分、春を待ちかねた植物や虫などの生き物たちが、いっせいに活動をはじめたって、感じがしています。そうそう、初蟻を見たのはいつだっけ。確か手帳に書いたはず。ありました。4月9日でした。娘が毎回散歩で蟻を探すので、蟻はいつでてくるのかと、待っていました。だって、「アリさん、いないね~」といつもいうんです。見つけた日は、嬉しそうに「アリさん、ばいばい」と手を振っていました。

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今回ご紹介するのは、蠅とりビン(全長165ミリ)です。わりとよく知られたモノですから、ご存知の方も多いと思いますが、ビンの内側に砂糖水や味噌汁など、蠅の好む液体を入れておき、蠅が上の穴から入ってくると、うまく出ることができず、溺れて死ぬという、害虫対策グッズです。無色透明なビンは、結構見かけるのですが、このビンは、絵柄が書いてあるのがポイントです。 

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それも、下半分は擦りガラスになっているので、死んだ蠅が見えにくいというのが素晴らしいですね! 書かれた絵柄は、近江の水郷を連想させる葦の葉と和船です。夏の暑い日に、窓際に置いてあったら、風情がある、なんともステキな蠅とりビンだと思います。

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赤いラベルも貼ってあり、「特許願・TOYO HAIKATORIKI」、「T.Y」と書いてあり、「特許願」は右横書きで書いてありました。 

 

 

気になる街角 *平成24(2012)年 お花見レポート④*

 4月24日の小石川植物園です。次々といろんな種類の桜が咲いていました。

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一面の緑に、娘はちょっと驚いたようでした。

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No.111でご紹介しました、4月10日の桜の木は、緑が美しくなりまして、まったく違う景色のようです。

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来年も、美しい桜を眺めることができますように‥‥。

 

おまけ

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キッズルームで、ほとんど先生がつくってくれた鯉のぼり。娘は糊をぬったとか。近所でも、大きな鯉のぼりを何ヶ所かで見ることができ、「きんぎょ~」と嬉しそうに手を振る娘です。

5月5日は、菖蒲湯も入りました。今年1年の無病息災を願って‥‥。

  


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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このブログ記事について

このページは、さえきあすかが2012年5月 8日 20:00に書いたブログ記事です。

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