No.134 戦闘機が描かれた真っ黒いガラスボタンと、故郷の夕焼け

134-2.JPG

今回ご紹介するのは、ガラスのボタンです。ご覧のとおり黒い色で、よく見ると飛行機が描いてあります。それも、直径が11ミリという小ささなのに、飛行機の翼には、日の丸が描いてあるからスゴイ! 日の丸の大きさは1ミリですよ! 骨董屋のご主人に、「戦闘機が描かれた、代用品のボタンだぞ。珍しいから持っておけ」といわれて求めたっけ。

134-3.JPG

それにしても、この小さなボタンは、飛行機のまわりに細い横縞も描かれ、本当に凝っています。戦前の代用品としてつくられたボタンは、何種類か持っていますが、飛行機が描かれたのは、これだけです。そして、うちにいる中では一番小さいボタンかも‥‥。もっと大きいと、陶器製のボタンもあります。いずれご紹介しますね。

 

 

おまけ

故郷の夕焼けです。

134-1.JPG

飛行場へ降りようとする自衛隊のジェット機。下を走るのは、境港線の汽車です。

134-4.JPG

思わず、手を合わせて祈りたくなるような、そんな夕陽です。 

 


...トップページへ

Author


    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

さえきあすかの本

Powered by Movable Type 5.03

2014年1月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

このブログ記事について

このページは、さえきあすかが2012年7月25日 08:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「No.133 ペン先型BUNCHIN&MIZUIREが、古道具・月天から来る」です。

次のブログ記事は「No.135 昭和初期(?)につくられた、不思議な絵柄の織部焼大皿」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。