ようやく、春らしくなってきました。急激な気温の変化に驚きつつも、ダウンコートを着ない身軽な装いに、嬉しくなります。
今回は、春のイメージで、ピンク色の桜がデザインされた小物入れをご紹介します。
直径65ミリ、高さ45ミリほどの、小さな入れ物で、陶器でできています。フタを開けてみると、キラキラと輝く黄色が、これまた春を感じるといいましょうか、明るい色合いに惹かれて求めました。
戦前につくられた小物入れって、ガラスや金属など素材にかかわらず、味わいのあるものが多くて惹かれてしまいます。中でも、両手で包めるくらいの大きさのものが可愛らしくて、いいなぁと思うと、ついつい求めてしまうのです。
そんな小物入れの中には、娘と城南島海浜公園で拾った、小さな貝殻たちを入れてみました。内側の黄色に、貝の自然な色合いがよく映えてキレイ。器のデザインも、どこか二枚貝を思わせるものがあるので、しっくりきているようです。