No.173とNo.175で、犬吠岬と江ノ島のペーパーウエイトをご紹介しました。素朴なデザインの、可愛らしいペーパーウエイトを眺めていると、「昔はこういうのがお土産だったんだなぁ」と、嬉しく眺めてしまいます。
今回ご紹介するモノは、ペーパーウエイト?としても使えそうな、ガラスの置き物で、観光地のお土産です。ところは、三重県・伊勢の二見浦。いかがでしょう。ご覧ください!
ガラスのお魚のお腹には、二見興玉神社境内の磯にある、夫婦岩と日の出が描かれているのです。
どうやって描かれたのかというと、内側が空洞になっているので、こちらから描いたのです。上手ですね。
お魚は目から口まで、しっかりとつくってあり、背びれ、尾びれもきれいです。
裏面から見ると、このとおり。
真正面から見ると、ちょっとマヌケな感じがしちゃいます。ちなみに、全長12センチ、高さは4センチです。
内側に絵が描いてあると、ガラスを通して色が見えますから、涼しげでいいです。夫婦岩を見た記念として飾られたのでしょうね。思い起こせば、うちの実家も、硝子戸の小さな飾り棚には、旅先で求めたこけしなどの置き物が並んでいました。それらは、木や貝殻などでできた素朴な人形などでしたが、とても懐かしい光景のように思い出されます。
そうそう、以前二見浦のお土産であるヨーヨーと、大皿をご紹介したことがありました。参考までにご覧ください(駅前ガラクタ商店街 その57)。