No.192 木製のニワトリ柄ソルトペッパー入れ

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最近、トシのせいか、変化に弱くなりました。特に、生活の一部になっているものが変わったりすると、ドッと疲れてしまうようになったのです。

例えば今月、近所のTUTAYAが閉店して、娘のためのDVDが借りられなくなったとか、馴染みの薬局のポイントカードを、更新しないといけなくなったこととか‥‥。なにより、産後からずっとお世話になってきた美容院の美容師Nさんが、辞められることになったのには、ちょっとまいりました。子供を産んだばかりの時って、思うように美容院に行けません。娘を抱っこ紐に入れたままカットできたのは、Nさんがおられてこそだったからです。本当にお世話になりました。

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そんなわけで、ようやく秋らしくなり、ちょっとしんみりしている今日この頃ですが、余談はさておき、今回は、木製のソルトペッパー入れをご紹介します。

No.190では、陶器製のモノをご紹介しましたが、こちらもニワトリがデザインされており、もちろん日本製です。 底にはキツツキでしょうか、丸太をつつくかわいい小鳥の焼印も押してありますね。ちなみに、高さは105ミリ、横幅50ミリです。

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フタを見てみると、振り出し穴が、ソルトとペッパーの頭文字、「S」 と「P」の形に開けられているのがわかりますね。こういう細やかな心遣い、しみじみ感動しちゃいます。フタはネジが切ってあり、回して取り外しができるようになっています。

本体は板をホゾ組みし箱としたもので、何度もサンドペーパーをかけてから、ニス塗りで仕上げたのでしょう、手触りはすべすべとまろやかで、仕事の丁寧さが感じられました。

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目をまんまるく描かれた、ユーモラスな表情のニワトリ(チャボかな?)たちは、陶器同様、筆による手描きで描かれています。ところどころはげていますが、過ごしてきた時間を思わせて、それも味わい深く感じられたりして。

このセットは、いったんアメリカに輸出されて、業者さんの手に渡り日本へ里帰りしてきたモノ。太平洋を往復する大冒険の末、わが家に迎えたと思うと、なんだか不思議ですね。

 

【気になる街角】

9月19日は、美しい満月を見ることができました。十五夜と満月が重なることは珍しく、次回はなんと8年後なのだそうです。そんな貴重なお月さまを見のがす手はないと、家族3人で文京シビックセンターの展望ラウンジを訪れました。 

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スカイツリーの上空に光輝く満月は、信じられないほど大きくて、とってもキレイ。感激しました。

そういえば以前、同じ展望ラウンジから、日中に眺めた写真も紹介しましたっけ。

 

 


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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このブログ記事について

このページは、さえきあすかが2013年9月22日 10:50に書いたブログ記事です。

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