もふもふとした毛の手ざわりもよさそうな、アシカ親子のぬいぐるみ。どちらかというと、無機質な可愛らしさの小物が好きな私は、この手のおもちゃはほとんど持っていないのですが、くりっとした愛くるしい瞳が訴えかけてくるようで(?)、つい手に取ってしまいました。
お母さんのほうが、鼻の先からおしりまで65ミリ、高さが50ミリほど。子供は長さ60ミリ、長さ45ミリ。いつもの小物たちと違って、生き物臭さがあるとはいえ、手のひらに乗るほどの小ささには変わりありません。いつごろのものかは、タグもないのでわかりませんが、40年ほどはたっているでしょうか。
とはいうものの、考えてみれば、私はハムスターやカモノハシ、ヤマネといったたぐいの小動物が、割と好きだったりします。 その延長線上で、このアシカたちのような感じにヨワイのかもしれませんね‥‥。
さて、このアシカ親子をご紹介しようと思ったのは、ある日、娘が2匹の存在に気づいたからです。
娘はどういうわけか、大小セットになっているぬいぐるみが大好きで、「お母さんアシカと赤ちゃんアシカ、可愛い~」と、すっかりお気に入りの様子。
古くてもしっかりとしたつくりのようで、毛も抜けることはなく、娘がちょっとさわるくらいは大丈夫です。私の好きな小物を、娘にも気に入ってもらえて、とても嬉しくなりました。言葉がわかるようになると、娘と過ごす時間も楽しみがますます増えてきたのでした。
【 おまけ 】
7月に入ったと思ったら、あっという間に1週間が過ぎてしまいました。7日の七夕はあいにくの雨でしたが、その前日、6日に自転車で、娘を連れて台東区の七夕飾りを見てきました。昨年に続き2度目です。
昨年同様、早朝に訪ねたので人通りはほとんどなく、その上夏らしくない肌寒さ、娘に長袖を着せたほどでした。昨年は暑くて、麦わら帽子をかぶせたのに‥‥。6月の暑さとは打って変わって、冷夏になってきたようですね。
真正面にはスカイツリーも見ることができ、シャッターの降りた浅草の商店街を、娘を乗せた自転車で通過して帰りました。
キレイな飾りつけ、お昼時には、ものすごい人であふれるんでしょうね。入谷の朝顔市も近いしね‥‥。
娘は、幼稚園でも七夕飾りをつくってきました。 たんざくには「ケーキやさんになれますように」と先生の書いた文字が‥‥! 私が今まで聞いたこともない、娘が語った夢が書いてあります!
もっとも、後で聞いてみると、どうやら同じテーブルの子たちの夢がみんな同じだったので、流れでいっしょのことを書いたようでした。ひこぼし、おりひめのお顔はニッコリと、4歳児にしてはなかなか上手に描けている(親バカかな)。そんなわけで、日々の成長ぶりも楽しみなこのごろなのでした。