ある日の夕方、JR水道橋駅と、平行に流れる神田川に架かった水道橋を渡っていたら、空中をヒラヒラと舞う、小さなコウモリを無数見つけました。「いったいどこに住んでいるんだろう?」と思いながら、大都会の東京でも、コウモリってたくさんいるのだと感心しました。
今回ご紹介するのは、そんなコウモリのクリップです。斬新なデザインのクリップだと思うのですが、いかがでしょうか。
コウモリというと、なんとなく不気味に思われるかも知れませんが、古いモノにはチョコチョコでてくる縁起物です(No.37参照)。お皿や着物では何度となく見てきましたが、文房具、それもクリップは、はじめて見ました。コウモリの下に描かれている唐草模様のようなものは、雲をイメージしているのではないかと思うのですが、シンプルなデザインの中にも、品があるといいましょうか、真面目につくったクリップだと思います。
雲(?)には、まるい穴が開いているので、壁につけて使うこともできます。縁起物として壁に飾ってもステキですね。ちなみに、横幅60ミリ、縦60ミリで、金属製です。
青と水色の色紙をはさんでみました。写真だとわかりづらいのですが、コウモリの体の毛並みも、実に細かく描かれているのです。作者のこだわりを感じます。
おまけ
少し前になりますが、埼玉県は大宮の先にある、蓮田のコスモス畑を見てきました。
たくさん咲いていると見事です。感激しました。