No.213 鎌倉で求めた、大理石の置時計

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時間がない‥‥。

娘の入園式までに、やることが山積み状態で、毎日走り続けている感じのする今日この頃‥‥。

なんとか、通園バックと上履き入れは作ったものの、名前を書いたり(スタンプで押すだけなんだけど)、アイロンで圧着させるなどの作業が残っていたり、予防接種の残りをうちに病院へ行ったり‥‥。

娘のことだけでも多いのに、ほかのことでも、まあ色々ガタガタと。重なる時は、重なるものです。世のお母さん方は、こういう時期を過ごされてきたのですね。 

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大好きなコレクターの方が、骨董市に出店をはじめたというご案内もいただいており、顔を出したいと思いつつも、そんな調子でなかなか時間がとれず、仕方ありません。

まあ、とにかく時間に追われているというあたりに引っかけて、今回は置き時計をご紹介したいと思います。 

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鎌倉のお店で出会った瞬間、白と黒の放射状のデザインのオシャレさに、思わず手に取りました。古びて角が丸くなったところや、補修の跡もあるものの、大理石製。石だから当たり前ですが、ずっしり重く、持って帰るのにだいぶ苦労した覚えがあります。

家に帰って、棚の上に置いてみると、実に絵になるというか、存在感を発散する(?)置時計であることに気づかされました。ちなみに 幅19.5センチ、高さ10センチで、文字盤の下には「MADE BY TOYO CLOCKFACTORY,  JAPAN」の銘が。調べてみると、「東洋時計」というメーカーなのだそうです。

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動力はいうまでもなくゼンマイで、二本のネジで留められた、くすんだ真鍮の裏ぶたも味わい深く、大理石の色合いとともに、過ごしてきた時の長さを感じさせます。昔は、どんなお部屋で時を刻んでいたのでしょうね。

そうそう、東洋時計の歴史については、TIMEKEEPER 古時計どっとコムさんが、詳しく解説しておられます。ご興味のある方は、ぜひご覧になってくださいね。 

 


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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このページは、さえきあすかが2014年3月26日 08:00に書いたブログ記事です。

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