No.156 雪の中、枝にとまる3羽の雀が描かれた、煙草屋の看板

156-1.JPG

今回ご紹介するのは、冬になると、毎年玄関に飾る看板です。ご覧のとおり、雪が積もった梅の枝に、3羽の雀が寄り添ってとまっている様子が描かれているという、見るからに寒そうな看板ですが、小鳥を飼ってから鳥好きになった私が、ひと目ボレした看板なのです。小鳥がふくふくとふくらんでいる様子を見ると、思わずニコニコしちゃいます。

雀が描かれた器は、何回かご紹介しましたが(No.32No.56)、看板ではあまり見ないように思います。

156-2.JPG

雀の部分をアップにすると、背景の灰色が、ますます寒さを感じさせてくれ、灰色の空から白い雪が降ってくる、故郷の雪景色を思い出します。でも、今年の12月は、東京は雪こそ降っていませんが、連日最高気温が10℃以下ですから、旬の看板だと思ったりして‥‥。 

156-3.JPG

さて、「御進物にたばこ」の文字から、煙草屋さんんにかかっていた看板だと思いますが、煙草に厳しい現在を思うと、なんだか信じられないような、懐かしい言葉に思えます。 ひと昔前は、御進物としてたばこは贈られていたのですね。

ちなみに、大きさは縦50センチ、横34.5センチと大きめで、鉄板に描かれています。

 

 おまけ

156-4.JPG

不忍池から見たスカイツリー。連日10℃ないので、鳥たちも寒そうです。

 

そして、12月27日、お正月用のお花を飾りました。

156-5.JPG

これから、少しバタバタと忙しい日が続きそうなので、いつもより早めに飾ったのです。

皆さん、よい年をお迎えください。

 


...トップページへ

Author


    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

さえきあすかの本

Powered by Movable Type 5.03

2014年1月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

このブログ記事について

このページは、さえきあすかが2012年12月28日 06:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「No.155 陶器製のケロヨン貯金箱と、70%オフのクリスマスツリー」です。

次のブログ記事は「No.157 「TIME IS MONEY」の文字入り、時計形文鎮を眺める」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。