今回ご紹介するのは、冬になると、毎年玄関に飾る看板です。ご覧のとおり、雪が積もった梅の枝に、3羽の雀が寄り添ってとまっている様子が描かれているという、見るからに寒そうな看板ですが、小鳥を飼ってから鳥好きになった私が、ひと目ボレした看板なのです。小鳥がふくふくとふくらんでいる様子を見ると、思わずニコニコしちゃいます。
雀が描かれた器は、何回かご紹介しましたが(No.32、No.56)、看板ではあまり見ないように思います。
雀の部分をアップにすると、背景の灰色が、ますます寒さを感じさせてくれ、灰色の空から白い雪が降ってくる、故郷の雪景色を思い出します。でも、今年の12月は、東京は雪こそ降っていませんが、連日最高気温が10℃以下ですから、旬の看板だと思ったりして‥‥。
さて、「御進物にたばこ」の文字から、煙草屋さんんにかかっていた看板だと思いますが、煙草に厳しい現在を思うと、なんだか信じられないような、懐かしい言葉に思えます。 ひと昔前は、御進物としてたばこは贈られていたのですね。
ちなみに、大きさは縦50センチ、横34.5センチと大きめで、鉄板に描かれています。
おまけ
不忍池から見たスカイツリー。連日10℃ないので、鳥たちも寒そうです。
そして、12月27日、お正月用のお花を飾りました。
これから、少しバタバタと忙しい日が続きそうなので、いつもより早めに飾ったのです。
皆さん、よい年をお迎えください。