No.240 1月10日、骨董ジャンボリー探検日記 その3

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むずかる娘をお腹いっぱいにさせて、娘のふくれっ面に笑顔が戻った後は、ふたたび会場へと戻り、ある骨董屋さんのブースを目指しててくてく。

実は、昨年骨董屋さんをオープンされた方に、ご挨拶をしなければ‥‥と思っていたのです。それも、長年お世話になっているコレクターの大先輩、入山喜良さんのご子息が開かれたお店なのですから、なおさらのこと。年末に開店ご案内のおハガキをいただきながらも、まだお店にうかがえていなかったので、この機会にお訪ねしておこうと思ったのです。

お店の名前は「time capsule」。そうそう、いただいたご案内のハガキがとても素敵だったので、先にご紹介しますね。3種類あり、どれも品物や店舗の写真がキレイで、うっとりさせられます。
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それにしても、お世辞にも景気がよいとはいえないこの時期に、骨董屋さんをオープンするなんて! と驚いたのは、私だけではないと思います。がんばっていただきたい、また近いうちにおうかがいしたい、という思いもこめて、ご紹介させてください。
240-6.jpgコレクター、特にその道で有名なコレクターである場合、奥様やお子さんなど、ご家族に理解してもらえないというお話は、身近な方でも少なくなかっただけに、入山さんご一家はまれな例だと思います。入山さんはお幸せだなぁ‥‥。

そんなことを考えながら、ブースを訪ねてみると、奥様もおられたのでビックリ! だって奥様とは、阪神・淡路大震災より前にお会いして以来なので、約20年ぶりです。
「ここでお会いできるとは思っていませんでした!」大げさですが、私的には感動の再会でした!

以前、親しくしていた京都の骨董店のご主人と、入山さんのお宅へ遊びにうかがって、その際奥様にお会いしていたのですが、その京都のご主人が亡くなられたのが、阪神・淡路大震災の翌年。この20年のさまざまなことが思い出されて、感慨深いものがありました。


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前置きが長くなってしまいましたが、肝心のお店は、息子さんご夫婦がやっておられるそう。2人にお会いした印象は、とても穏やかで優しい雰囲気の方で、写真で拝見したお店や品物ともしっくりとして、なんだか嬉しくなりました。
そうそう、せっかくご紹介させていただくからにはと、お店の写真もお願いして、送っていただいたのでご覧ください。最近開業されたとは思えない、懐かしさにあふれた素敵な店構えですね。
 
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若いころは、雑誌などでアンティークショップの特集が組まれると、さっそく感化されてワクワクしながら見て回ったものです。今のように、簡単にネット検索できるようになると、私の場合なぜか、逆に腰が上がらなくなったというか、いつでも行けるような気持ちになってしまったのか、なかなか出かけなくなってしまいました(育児で余裕がないのが、一番の理由ですが)。 
 
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入山さんご一家と、ブースでいろいろなことをお話しし、また品々を見せていただきながら、楽しいひとときを過ごさせていただきました。近々時間を作って、お店を訪ねてみよう!

昭和アンティーク  time capsule ~タイムカプセル~
【住   所】 〒240-0067 神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台21-23
【営業時間】 11:00 ~ 19:00
【休 業 日】  月曜(定休日)・第三土曜日(やまと骨董市出店)


次につづきます。

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    さえきあすか -asuka saeki-
    忘れ去られてしまいそうな、昔なつかしいモノたちに魅せられて、コツコツ集めています。古くさいけど、あたたかくて、あたらしい。そんな愛すべきガラクタたちをご紹介します。

    旧サイト連載:
    駅前ガラクタ商店街
    …昭和以前の生活雑貨録

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このページは、さえきあすかが2015年1月31日 23:00に書いたブログ記事です。

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