最後にご紹介するのは、とても小さなランドセル。高さがたったの20センチ弱‥‥。パッと見、実用品とは思えない小ささですが、総革製で造りはしっかりしており、幼稚園生用だったのではないか、とのこと。
大きなランドセルと変わらない機能を備えている分、模型のような可愛いらしさがありますよね。私は子供の頃、ランドセルにご縁がなかってので、こんなステキなランドセルをしょって通園・通学するなんて、ちょっとあこがれてしまいます。
低学年・幼児向けとおぼしきランドセルには以前より興味があって、集めたモノが何点か手元にあるのですが、どれも普通サイズ。「超小型」ともいえるこの手のサイズはまだ手にしたことがなく、いつかご縁があればと思っていました。
いい機会だからと、今回は即決で連れて帰ることに。古物のつねで、一度逃したら、次回はいつ出会えるかわかりませんし、娘と2人連れということもあって、会場をゆっくり物色して回る余裕もないので‥‥。
背中の部分をアップで。桜をかたどった円内に、男の子と女の子が仲良く配されたステキな図案。男の子はセーラー服、女の子は前掛け姿なのも、時代が感じられていいものですね。
案の定といいますか、会場に入ってしばらくすると、娘はたちまち飽きて、むずかりだしてしまいました。お台場・有明は幸いにして子供を遊ばせる施設があるので、ちょっと移動して観覧車に乗せてやることに。
この日は寒かったのですが、とてもいい天気で、眺めも最高でした。見上げた観覧車もゴンドラがレインボーカラー、なんてカラフルできれいなんでしょう。あまり混んでおらず、並ぶことなく乗れました。
冬の空は澄み渡っていて、遠くまでよく見えましたよ。水上バスの走る運河から、「東京ゲートブリッジ」までくっきり。
観覧車を降りると、嬉しいことに移動動物園がきていました。ヒヨコに触ってもいいコーナーがあり、娘は大喜びです。何度もだっこしては、ナデナデの繰り返し。ピヨピヨと鳴きながら、白い毛玉のようなかたまりを作るヒヨコたち、可愛かったです。
セピア色で撮ると、昔の絵葉書のよう。そういえば、ヒヨコをデザインした品物も多いですよね。
骨董ジャンボリー、もっとじっくり見て回りたかった気もしましたが、まぁ、少しだけでも買い物でき、娘も喜んでいたので、ヨシとしたいと思います!